ベランダ菜園で夏野菜の栽培をスタートしました。他に家庭菜園もあるので、ベランダでは毎日世話をしたり、必要な時にすぐに採りたいものを中心に育てます。
今年はいろいろ悩んだ結果、ズッキーニ2株、ミニトマト3株、中玉トマト4株、キュウリ4株に決めました。
本当はズッキーニを5株以上にしたかったのですが、蒔いた種の発芽に失敗し、2株しか育ちませんでした。
他にも、ナスビ、伏見甘トウガラシ、ピーマン、赤唐辛子(タカノツメ)の苗を買いましたが、それらは家庭菜園の方にに植える予定です。
ベランダ菜園で最も手がかかるのは土作りです。
毎年、栽培用の新しい土を買ったのでは費用もかかるし、なにより古い土を処分しなければならないのでたいへんです。
私は、篩(ふるい)で古い土から根や鉢底石を取り出し、残った土に有機石灰、腐葉土、完熟牛糞、有機化成肥料を混ぜて再利用しています。
この方法は、ネキリムシ(コガネムシの幼虫)を退治できるし、費用の掛かる鉢底石の回収もできるのでお勧めです。
プランターのいろんな土が混じることもあり、連作障害も出にくいように思います。
今回は大きなプランターを用意しゆとりをもって植え付けたので、土づくりの作業に長時間かかりました。
トマトは、実ができる頃には雨除けのためにテラス屋根の下に移動するつもりです。
上の写真の左隅の茶色のプランターでは、土ショウガの芽出し栽培中です。
キュウリの苗がもう少し大きくなれば、つる用ネットを張り直してキュウリコーナーを作ります。
イチジクの葉も大きくなってきました。
イチジクの鉢ではニラの2番葉が育っています。
春先に土替えしたブラックミントとスペアミントもぐんぐん大きくなっています。土の更新効果は抜群です。
下の写真はエビイモの新芽です。
昨年収穫したエビイモのうち、食べられないほど小さいものは土に埋め、温室の中で冬越しさせました。
春になってもなかなか芽が出ず心配したのですが、ここ数日でたくさん芽が出てきました。発芽には土中の温度が関係しているのでしょうね。
他の冬越し用プランターの分も合わせると、すでに10個以上のエビイモ苗ができています。
家庭菜園にはすでにエビイモ用の長い畝を作ってあるので、苗がもう少し大きくなれば定植する予定です。
エビイモはやわらかくてとても美味しいので、早くも晩秋の収穫に向け気持ちが高まります。
下の写真 手前は明日家庭菜園に植え付け予定のピーマンなどの苗です。