飯野山には『おじょも』という、巨人の伝説が残っています。
会社の若い子でも、坂出と丸亀の子は、その伝説を知っていました。
飯野山に登って、何度もその伝説の元になる足跡を見ているはずなのに
前回、初めてその岩の窪んだ部分が足跡なのだと気付きました。
その足跡をじっくり眺めて見ると
『飯野山と象頭山を跨いで小便をした』という話が
今は現実的ではではないと判りました。
二つの山を跨ぐほどの巨人の足にしては
その足跡が、あまりに小さすぎるのに気付きました。
でも、『小便をして、土器川ができた』なんて
やっぱり昔話らしくおおげさで、なんだか愉快です。