今日の登山部は先週の裏寒風がハードだったので、軽めの『高丸山』に
紅葉狩りに出かけてきました。今日は私は初顔合わせのMさんが参加。
ここで問題が・・・・! 今日はMさんが2人になってしまいました。ややこしいので
スリーバレーさんとあややさんと命名することに。そしてOさんはAXさんと命名
することにしました。(皆さんハンドルネームがあればいいのですが。)
そして最後に登場するのはお嬢様です。男性3名女性4名の計7名の山行です。
新しいメンバーが参加する度にお嬢様は、自分より歩くのが遅い人が参加するのを期待するのですが、
ところがどっこい、あややさんもフルマラソンが走れる強者です。残念ながら今日もお嬢様が
最後尾となりそうです・・・・。
私は久しぶりに自宅近くの、高速のバスストップでピックアップしてもらい
そのまま東へと高速を走り、徳島ICで降りて徳島東環状線を南下。
途中、住吉辺りで渋滞に掴まったものの大原から今度は西に勝浦川に沿って走ります。
渋滞さえなければ、丸亀からおおよそ3時間で登山口に到着しました。
今日は山歩きの時間よりも、はるかに車の移動時間の長い一日です。
高丸山の登山口のすぐ横に車を停め、トイレも済ませスタートします。
すでにこの場所で周りの木々も色づいていて、今日は期待が出来そうです。
登山口から最初は濡れた落ち葉の積もるコンクリート道を歩いて行きます。
周りが杉林のコンクリート道が終わると、自然林に囲まれた地道に変わって行きます。
ほどなく水場の横を通り、『千年の森』と『三つ尾の峠』の分岐に。
ここで少し離れて後ろからくるお嬢様を気遣って杉さんが
お嬢さまを待つようにと先頭を歩く麺法師さんに伝えます。
しばらく待つとお嬢様が現れました。
執事 : 『この分岐で間違ったらいかんので、みんな待っとったんや!』
お嬢様 : 『え~なんで?こんなとこで道間違えんわ!』
(せっかくの杉尾さんの気遣いをコヤツ!)
執事 : 『みなさん!お嬢様はこんなとこで間違えるわけない!って言っているので
今からは待たなくていいので先々行ってください!』
お嬢様 : 『 (; ・`д・´) 』
分岐からは左に折れて三つ尾の峠へと歩いて行きます。この間の紅葉の色づきもなかなか
いい色になってきています。
自然林の紅葉の中を進んで行くと、今度は打って変わって杉林の中の登りになります。
先ほどは売り言葉に買い言葉で言ってしまったものの、やはりそこは執事、お嬢様を見守りながら
後ろからついて行きます。
するとお嬢様が
お嬢様 : 『山口県の知り合いがこのブログを読んで、最近執事が代わったんやねと言われたわ!』
執事 : 『そうなんですか?』
お嬢様 : 『IRIBITOさんに代わったんやねて!』
執事 : 『ハイ!それが未来永劫続くようなら、私もお役御免。どれだけうれしい事か!』
管理が行き届いている杉林は枝打ちもマメにされているので、林の中も意外と明るいのが特徴です。
まっすぐに高くそして整然と並んだ杉の木は見ていて気持ちがいいです。
ほどなく三つ尾の峠に到着。先ほどの伝言通り皆さんすでに先を歩いています。
お嬢様もなかなかいいペースで歩いています。
しばらく歩くと道の左側に、山頂からの支尾根の斜面の彩が目に飛び込んできます。
皆さん立ち止まって『綺麗ね~』と言いながら、写真を撮ったり眺めたりしています。
足元には強い風の影響か、色づいたままの落ち葉も目につきます。
支尾根のビューポイントからは綴れ折れの急登が始まり、先頭の麺法師さんの
ペースも少し落ちてきました。
杉さんが『こんなに急だったかな~?』と。
この登りの途中にも一ケ所、南の展望が開けた場所があります。
三つ尾の峠から『西三子山(にしみねやま)』へと続く稜線が見渡せます。
山頂直下の彩の中を急登が終わり、次第にペースも上がってきました。
登山口から55分。予想していたよりもかなり短い時間で山頂に着きましたが、
いつもなら見渡せる『雲早山』や『高城山』が、今日は雲に隠れて姿を見ることができません。
時間は11時30分。まだ早いのでザックを置いて、雲早山への縦走路の途中まで
歩いてみることにします。尾根の両側の木々の葉はけっこう散り始めています。
雲早山への縦走路の分岐から、先ほど登ってくる途中で見えた支尾根の方へ降りてみることに。
少し下ると今登ってきた、もうひとつの支尾根の斜面の紅葉が見渡せます。
少しザレた足元に注意しながら、皆さん写真を撮っています。
お嬢様もその紅葉をバックに写真を撮って!と言ってきますが、
怖がって立てないので座っての記念撮影です。
『あ~目を閉じた!』とか『ちょっと笑顔がイマイチ』だったとか注文ばかりつけてきます。
(このまま後ろへ突き飛ばしてやろうか!と殺意が芽生えてきました。-笑-)
杉さんとお嬢様はここまでで山頂へと引き返します。残りのメンバーで支尾根の先に見える
岩峰まで下って行きます。
『釜ケ谷川』へと続く尾根もきれいに色づいています。
分岐から見えた岩峰に着くとさらに先にもまだ岩肌が見えています。取りあえずはここまで!
最後の岩峰からは下ってきた岩尾根を木々や岩に掴まりながら登り返します。
赤やオレンジや黄色に染まる山肌のど真ん中をどっぷり浸かりながら登って行きます。
あまりに気持ちがいいので、どんどん先に進んでしまい引き返した二人を随分と待たせてしまいました。
二人はすでにお弁当を食べていましたが、
今日はセニョさんもIRIBITOさんもいないので、私がお湯を沸かします。
お昼ご飯を食べた後は『旗立て』の分岐までの尾根を下って行きます。
朝方までの雨で濡れた斜面に足を滑らせないように注意して下ります。
旗立て分岐からも、しばらくは所々でロープの張られた急な下りが続きます。
急坂と自然林の道が終わると、一転して薄暗い杉林の道になります。
日の当たらない倒れた木や切株には苔が密生して、所々で茂った枝の間から
スポットライトのように日差しが当たっています。
杉林を抜けると、今日のもう一つの目的地の千年の森にはいります。
背の高い広葉樹の木々の間からは、優しい日差しが降り注いでいます。
皆さん立ち止まっては木々を見上げ、秋の森のグラデーションを存分に楽しんでいます。
どこを切り取っても絵になる風景が続いて行きます。
未だ色づいていないモミジに陽の光が当たり、色づいたモミジの色をさらに際立たせてくれています。
写真ではなかなか伝わらない、空気感や陽の光でできる陰影。
懐の深い大きな森の中に身を委ねます。
千年の森はあと一週間ぐらい見頃は続くかもしれません。
こんな自然豊かな森を、千年と言わず何千年も次世代に残していきたい、残ってほしいと思います。
森を抜け名残を惜しみながら登山口へと戻って行きます。
その途中でも、AXさんは何度も立ち止まって写真を撮っています。
登山口まで戻り作戦会議が始まりました。
予定していた上勝町の地ビールを帰りに寄るのか、
それとも更に更に進んで『大釜の滝』を目指すのか!。
せっかくなのでまだ見た事のないメンバーの為に大釜の滝に寄って帰る事になりました。
するとお嬢様が『え~ビール飲まんの~!』と言っていますが、今回は無視です。
県道253号線沿いにある大釜の滝も勢いよく水が流れ落ちていました。
周りの木々も色づき始め、見ごたえがあります。
WOC登山部は山登りだけに拘らず、興味のある場所にはどんどん出かけて行くので
新しい発見があったり、再発見があったりして毎回楽しみが増えます。
帰りの『釜谷峡』も次第に色づき始め、こんな大きな岩がどこから?流れてきたんだろうと
思うような巨岩が川のあちらこちらに転がっています。
釜谷峡を後に『土須峠』を越え国道193号線を走り帰路に。
歩いた時間よりも移動の時間が長く、運転してもらった麺法師さんには申し訳なかったのですが、
秋の彩を満喫でき参加したメンバー全員が楽しめた一日でした。
紅葉狩りに出かけてきました。今日は私は初顔合わせのMさんが参加。
ここで問題が・・・・! 今日はMさんが2人になってしまいました。ややこしいので
スリーバレーさんとあややさんと命名することに。そしてOさんはAXさんと命名
することにしました。(皆さんハンドルネームがあればいいのですが。)
そして最後に登場するのはお嬢様です。男性3名女性4名の計7名の山行です。
新しいメンバーが参加する度にお嬢様は、自分より歩くのが遅い人が参加するのを期待するのですが、
ところがどっこい、あややさんもフルマラソンが走れる強者です。残念ながら今日もお嬢様が
最後尾となりそうです・・・・。
私は久しぶりに自宅近くの、高速のバスストップでピックアップしてもらい
そのまま東へと高速を走り、徳島ICで降りて徳島東環状線を南下。
途中、住吉辺りで渋滞に掴まったものの大原から今度は西に勝浦川に沿って走ります。
渋滞さえなければ、丸亀からおおよそ3時間で登山口に到着しました。
今日は山歩きの時間よりも、はるかに車の移動時間の長い一日です。
高丸山の登山口のすぐ横に車を停め、トイレも済ませスタートします。
すでにこの場所で周りの木々も色づいていて、今日は期待が出来そうです。
登山口から最初は濡れた落ち葉の積もるコンクリート道を歩いて行きます。
周りが杉林のコンクリート道が終わると、自然林に囲まれた地道に変わって行きます。
ほどなく水場の横を通り、『千年の森』と『三つ尾の峠』の分岐に。
ここで少し離れて後ろからくるお嬢様を気遣って杉さんが
お嬢さまを待つようにと先頭を歩く麺法師さんに伝えます。
しばらく待つとお嬢様が現れました。
執事 : 『この分岐で間違ったらいかんので、みんな待っとったんや!』
お嬢様 : 『え~なんで?こんなとこで道間違えんわ!』
(せっかくの杉尾さんの気遣いをコヤツ!)
執事 : 『みなさん!お嬢様はこんなとこで間違えるわけない!って言っているので
今からは待たなくていいので先々行ってください!』
お嬢様 : 『 (; ・`д・´) 』
分岐からは左に折れて三つ尾の峠へと歩いて行きます。この間の紅葉の色づきもなかなか
いい色になってきています。
自然林の紅葉の中を進んで行くと、今度は打って変わって杉林の中の登りになります。
先ほどは売り言葉に買い言葉で言ってしまったものの、やはりそこは執事、お嬢様を見守りながら
後ろからついて行きます。
するとお嬢様が
お嬢様 : 『山口県の知り合いがこのブログを読んで、最近執事が代わったんやねと言われたわ!』
執事 : 『そうなんですか?』
お嬢様 : 『IRIBITOさんに代わったんやねて!』
執事 : 『ハイ!それが未来永劫続くようなら、私もお役御免。どれだけうれしい事か!』
管理が行き届いている杉林は枝打ちもマメにされているので、林の中も意外と明るいのが特徴です。
まっすぐに高くそして整然と並んだ杉の木は見ていて気持ちがいいです。
ほどなく三つ尾の峠に到着。先ほどの伝言通り皆さんすでに先を歩いています。
お嬢様もなかなかいいペースで歩いています。
しばらく歩くと道の左側に、山頂からの支尾根の斜面の彩が目に飛び込んできます。
皆さん立ち止まって『綺麗ね~』と言いながら、写真を撮ったり眺めたりしています。
足元には強い風の影響か、色づいたままの落ち葉も目につきます。
支尾根のビューポイントからは綴れ折れの急登が始まり、先頭の麺法師さんの
ペースも少し落ちてきました。
杉さんが『こんなに急だったかな~?』と。
この登りの途中にも一ケ所、南の展望が開けた場所があります。
三つ尾の峠から『西三子山(にしみねやま)』へと続く稜線が見渡せます。
山頂直下の彩の中を急登が終わり、次第にペースも上がってきました。
登山口から55分。予想していたよりもかなり短い時間で山頂に着きましたが、
いつもなら見渡せる『雲早山』や『高城山』が、今日は雲に隠れて姿を見ることができません。
時間は11時30分。まだ早いのでザックを置いて、雲早山への縦走路の途中まで
歩いてみることにします。尾根の両側の木々の葉はけっこう散り始めています。
雲早山への縦走路の分岐から、先ほど登ってくる途中で見えた支尾根の方へ降りてみることに。
少し下ると今登ってきた、もうひとつの支尾根の斜面の紅葉が見渡せます。
少しザレた足元に注意しながら、皆さん写真を撮っています。
お嬢様もその紅葉をバックに写真を撮って!と言ってきますが、
怖がって立てないので座っての記念撮影です。
『あ~目を閉じた!』とか『ちょっと笑顔がイマイチ』だったとか注文ばかりつけてきます。
(このまま後ろへ突き飛ばしてやろうか!と殺意が芽生えてきました。-笑-)
杉さんとお嬢様はここまでで山頂へと引き返します。残りのメンバーで支尾根の先に見える
岩峰まで下って行きます。
『釜ケ谷川』へと続く尾根もきれいに色づいています。
分岐から見えた岩峰に着くとさらに先にもまだ岩肌が見えています。取りあえずはここまで!
最後の岩峰からは下ってきた岩尾根を木々や岩に掴まりながら登り返します。
赤やオレンジや黄色に染まる山肌のど真ん中をどっぷり浸かりながら登って行きます。
あまりに気持ちがいいので、どんどん先に進んでしまい引き返した二人を随分と待たせてしまいました。
二人はすでにお弁当を食べていましたが、
今日はセニョさんもIRIBITOさんもいないので、私がお湯を沸かします。
お昼ご飯を食べた後は『旗立て』の分岐までの尾根を下って行きます。
朝方までの雨で濡れた斜面に足を滑らせないように注意して下ります。
旗立て分岐からも、しばらくは所々でロープの張られた急な下りが続きます。
急坂と自然林の道が終わると、一転して薄暗い杉林の道になります。
日の当たらない倒れた木や切株には苔が密生して、所々で茂った枝の間から
スポットライトのように日差しが当たっています。
杉林を抜けると、今日のもう一つの目的地の千年の森にはいります。
背の高い広葉樹の木々の間からは、優しい日差しが降り注いでいます。
皆さん立ち止まっては木々を見上げ、秋の森のグラデーションを存分に楽しんでいます。
どこを切り取っても絵になる風景が続いて行きます。
未だ色づいていないモミジに陽の光が当たり、色づいたモミジの色をさらに際立たせてくれています。
写真ではなかなか伝わらない、空気感や陽の光でできる陰影。
懐の深い大きな森の中に身を委ねます。
千年の森はあと一週間ぐらい見頃は続くかもしれません。
こんな自然豊かな森を、千年と言わず何千年も次世代に残していきたい、残ってほしいと思います。
森を抜け名残を惜しみながら登山口へと戻って行きます。
その途中でも、AXさんは何度も立ち止まって写真を撮っています。
登山口まで戻り作戦会議が始まりました。
予定していた上勝町の地ビールを帰りに寄るのか、
それとも更に更に進んで『大釜の滝』を目指すのか!。
せっかくなのでまだ見た事のないメンバーの為に大釜の滝に寄って帰る事になりました。
するとお嬢様が『え~ビール飲まんの~!』と言っていますが、今回は無視です。
県道253号線沿いにある大釜の滝も勢いよく水が流れ落ちていました。
周りの木々も色づき始め、見ごたえがあります。
WOC登山部は山登りだけに拘らず、興味のある場所にはどんどん出かけて行くので
新しい発見があったり、再発見があったりして毎回楽しみが増えます。
帰りの『釜谷峡』も次第に色づき始め、こんな大きな岩がどこから?流れてきたんだろうと
思うような巨岩が川のあちらこちらに転がっています。
釜谷峡を後に『土須峠』を越え国道193号線を走り帰路に。
歩いた時間よりも移動の時間が長く、運転してもらった麺法師さんには申し訳なかったのですが、
秋の彩を満喫でき参加したメンバー全員が楽しめた一日でした。