先週の金曜日、その二日前の赤星山での筋肉痛がまだ残ったまま
会社の清掃活動で、中腰で枝を切ったり、刈った草を集めたりしていたら
ピキッ!と腰のあたりから異様な音がしたような気がしました。
冬場には恒例の行事のように毎年発症していたギックリ腰が、
暖かくなったこの時期に再発するなんて・・・。
おそらく筋肉痛で体のバランスが崩れていたんだろうと思います。
今回は『trip四国の川の案内人』さんの『リバートレッキング』に申し込んでいたので
何としても水曜日までに直さねば・・・・と頑張ったのですが、結局完治には至らず、
多少の不安を感じながらも参加してきました。
四国の川の案内人の牛尾さんは貞光町から見ノ越に行く途中の国道438号線沿いに
事務所を構えて、四国の川のガイドを中心にカヌーや沢登、トレッキングなど様々なツアーを
個人で企画しているガイドさんです。ご多忙にもれずこの手のツアーは土・日曜日を開催としているのですが
今回はなんと水曜日に開催されるというので、即申し込みました。
するとWOC・登山部で一緒に歩いているさおりんも参加するとの事、
見ず知らずの人ばかりの中よりは、一人でも知った人がいるという事で
取りあえずホッとしながら参加してきました。
他にはさおりんのお友達のTWT(ダブルティー)さんと高知から参加のS夫妻の総勢6名の参加です。
集合時間の9時に合わせて各々が貞光の事務所に集まりました。
事務所はコンクリートの土間に天井はH鋼がむき出しになっていて素っ気ない作りですが、
その中にカヌーや自転車、そして様々なアウトドアーに関する書籍が棚に並んでいて
まるでおもちゃ箱のような雰囲気に、見ているだけで何だかワクワクしてきます。
牛尾ガイトの案内に従ってまずはドライのウエットスーツに着替えます。6月のこの時期
沢の水はまだ冷たいので、ウエットスーツは必須のようです。
ただしこの厚み3㎜のスーツは背中のファスナーを締めると、かなりの圧迫感があり窮屈です。
特に出っ張ったお腹周りは・・・・・・!
今回の目的の沢は、事務所から国道を南に10分ほどの貞光川の支流になります。
国道から外れ旧道に車を停めてスタートします。
ウェットスーツにヘルメットそしてライフジャケットとどんどん着膨れしていきます。
旧道から沢へと急坂をまずは下って行きます。
沢に降り立ち平らな大岩の上で先ほどまで上半身を脱いでいたウェットスーツを
ちゃんと肩まで着込んで背中のファスナーを締めます。すると両手で首を絞められたような圧迫感!
あわてて横にいたSさんに、背中のファスナーを少し下げてもらいます。
この沢はこの辺りにある沢には珍しく大岩が点在し緩やかに岩床が続く、歩くのに適した沢だという事です。
さっそく牛尾さんを先頭に沢を遡上します。沢の水に足を付けた途端に『冷た~い!』
最初は小さな斜滝を登って行きます。皆さん水に浸かって滝口に進んでいますが
年寄りは出来るだけ濡れないように左岸から右岸へと巻いて歩いて登ります。
沢登にはゴルジェやジッピなどの独特の用語が出てきます。ここはミニミニ・ジッピ(岩の割れ目)?かな。
ウェットスーツのブーツは乾いた岩の上では問題ないのですが、濡れた岩の上はとにかく滑ります。
両手でしっかり支えながら登って行きます。
さおりんも濡れたくないのか同じように歩いてきますが左岸から右岸へのジャンプに難儀しています。
(私はここをジャンプしてまたまた腰がピキっと音がしました。 (^_^;) )
この沢は比較的平らな岩が続いていて初心者にはやさしいルートです。
水の音を聞きながら鳥のさえずりを聞きながらルンルン気分で登って行きます。
次に二股の小滝が現れました。今回はガイドさんがいるので事前にルートは決まっているのですが、
本来はどう登って行くかを色々と考えチャレンジするのが、沢登の醍醐味の一つなんでしょうね。
ここはさほど段差もないので正面突破します。ここでも私は左岸を巻いて行きます。
小滝を登りきりその上の溜まりの中に牛尾さんが珍しい鹿の白骨を見つけました。
小さな頭蓋骨の先には歯型までついている骨です。
その溜まりの上部には沢の中央に大岩が!
その岩の上でバンザイするTさん!
さすがにまだこの時期水に浸かってしまうと体が冷えるようです。
さおりんはフエルトのシューズを履いているのであまり滑らないようですがウェットのブーツは
滑るわ滑る。とにかく濡れた岩には用心しながら歩いて行きます。
次に二段の滝が現れます。その手前の平らな岩のテラスで休憩です。
滝の下の滝つぼで遊泳するメンバー。
プカプカとラッコ状態で楽しそう!
二段の滝の脇を登って行きます。岩が濡れていなければ問題ない高さですが
岩がとても滑りやすいので今日一番の難所?だったかもしれません。
(この後Sさんが足を滑らせ下の奥さんの所まで滑り落ちてしまいました。)
今回のコースの中で一番高さのある小滝に出ました。ここは左岸から回り込み
滝の端に掛けられたロープを使って登って行きます。
今日のリバートレッキングのフィナーレは、岩の上からのダイブです。
この小滝の横から滝壺めがけて飛び込みます。まずは牛尾さんが見本を見せ
その後にTさんが続きます。『滑るから気を付けて!』と言っている横で
足を滑らせ岩の上を滑り落ちていく行くTさん。
気を取り直して再チャレンジ。今度は大胆なポーズでダイブが決まりました。
大満足のバンザイ!
みなさん次々と飛び込んでいきます。
今回のコースの上部は、貞光川の対岸の日浦の集落の大切な水源になっているそうです。
まださらに上に遡上は出来るのですが、貴重な水が汚れてしまってはと言う事で、この水源管理小屋が
ゴールとなりました。小屋からは林道を下って行き車を停めた場所まで戻ります。
tripさんの事務所まで戻りウェットスーツを脱ぐと、その圧迫感から解放され
身体がとても軽くなりました。
以前から興味のあった沢登ですが、なかなか経験者がいないと始められません。
今回はガイドさんと一緒に安心して気軽に参加できました。小さな沢でしたが童心にかえって
とても楽しい時間でした。なんだか癖になりそうです。
改めて四国の川の案内人さんのホームページです。
会社の清掃活動で、中腰で枝を切ったり、刈った草を集めたりしていたら
ピキッ!と腰のあたりから異様な音がしたような気がしました。
冬場には恒例の行事のように毎年発症していたギックリ腰が、
暖かくなったこの時期に再発するなんて・・・。
おそらく筋肉痛で体のバランスが崩れていたんだろうと思います。
今回は『trip四国の川の案内人』さんの『リバートレッキング』に申し込んでいたので
何としても水曜日までに直さねば・・・・と頑張ったのですが、結局完治には至らず、
多少の不安を感じながらも参加してきました。
四国の川の案内人の牛尾さんは貞光町から見ノ越に行く途中の国道438号線沿いに
事務所を構えて、四国の川のガイドを中心にカヌーや沢登、トレッキングなど様々なツアーを
個人で企画しているガイドさんです。ご多忙にもれずこの手のツアーは土・日曜日を開催としているのですが
今回はなんと水曜日に開催されるというので、即申し込みました。
するとWOC・登山部で一緒に歩いているさおりんも参加するとの事、
見ず知らずの人ばかりの中よりは、一人でも知った人がいるという事で
取りあえずホッとしながら参加してきました。
他にはさおりんのお友達のTWT(ダブルティー)さんと高知から参加のS夫妻の総勢6名の参加です。
集合時間の9時に合わせて各々が貞光の事務所に集まりました。
事務所はコンクリートの土間に天井はH鋼がむき出しになっていて素っ気ない作りですが、
その中にカヌーや自転車、そして様々なアウトドアーに関する書籍が棚に並んでいて
まるでおもちゃ箱のような雰囲気に、見ているだけで何だかワクワクしてきます。
牛尾ガイトの案内に従ってまずはドライのウエットスーツに着替えます。6月のこの時期
沢の水はまだ冷たいので、ウエットスーツは必須のようです。
ただしこの厚み3㎜のスーツは背中のファスナーを締めると、かなりの圧迫感があり窮屈です。
特に出っ張ったお腹周りは・・・・・・!
今回の目的の沢は、事務所から国道を南に10分ほどの貞光川の支流になります。
国道から外れ旧道に車を停めてスタートします。
ウェットスーツにヘルメットそしてライフジャケットとどんどん着膨れしていきます。
旧道から沢へと急坂をまずは下って行きます。
沢に降り立ち平らな大岩の上で先ほどまで上半身を脱いでいたウェットスーツを
ちゃんと肩まで着込んで背中のファスナーを締めます。すると両手で首を絞められたような圧迫感!
あわてて横にいたSさんに、背中のファスナーを少し下げてもらいます。
この沢はこの辺りにある沢には珍しく大岩が点在し緩やかに岩床が続く、歩くのに適した沢だという事です。
さっそく牛尾さんを先頭に沢を遡上します。沢の水に足を付けた途端に『冷た~い!』
最初は小さな斜滝を登って行きます。皆さん水に浸かって滝口に進んでいますが
年寄りは出来るだけ濡れないように左岸から右岸へと巻いて歩いて登ります。
沢登にはゴルジェやジッピなどの独特の用語が出てきます。ここはミニミニ・ジッピ(岩の割れ目)?かな。
ウェットスーツのブーツは乾いた岩の上では問題ないのですが、濡れた岩の上はとにかく滑ります。
両手でしっかり支えながら登って行きます。
さおりんも濡れたくないのか同じように歩いてきますが左岸から右岸へのジャンプに難儀しています。
(私はここをジャンプしてまたまた腰がピキっと音がしました。 (^_^;) )
この沢は比較的平らな岩が続いていて初心者にはやさしいルートです。
水の音を聞きながら鳥のさえずりを聞きながらルンルン気分で登って行きます。
次に二股の小滝が現れました。今回はガイドさんがいるので事前にルートは決まっているのですが、
本来はどう登って行くかを色々と考えチャレンジするのが、沢登の醍醐味の一つなんでしょうね。
ここはさほど段差もないので正面突破します。ここでも私は左岸を巻いて行きます。
小滝を登りきりその上の溜まりの中に牛尾さんが珍しい鹿の白骨を見つけました。
小さな頭蓋骨の先には歯型までついている骨です。
その溜まりの上部には沢の中央に大岩が!
その岩の上でバンザイするTさん!
さすがにまだこの時期水に浸かってしまうと体が冷えるようです。
さおりんはフエルトのシューズを履いているのであまり滑らないようですがウェットのブーツは
滑るわ滑る。とにかく濡れた岩には用心しながら歩いて行きます。
次に二段の滝が現れます。その手前の平らな岩のテラスで休憩です。
滝の下の滝つぼで遊泳するメンバー。
プカプカとラッコ状態で楽しそう!
二段の滝の脇を登って行きます。岩が濡れていなければ問題ない高さですが
岩がとても滑りやすいので今日一番の難所?だったかもしれません。
(この後Sさんが足を滑らせ下の奥さんの所まで滑り落ちてしまいました。)
今回のコースの中で一番高さのある小滝に出ました。ここは左岸から回り込み
滝の端に掛けられたロープを使って登って行きます。
今日のリバートレッキングのフィナーレは、岩の上からのダイブです。
この小滝の横から滝壺めがけて飛び込みます。まずは牛尾さんが見本を見せ
その後にTさんが続きます。『滑るから気を付けて!』と言っている横で
足を滑らせ岩の上を滑り落ちていく行くTさん。
気を取り直して再チャレンジ。今度は大胆なポーズでダイブが決まりました。
大満足のバンザイ!
みなさん次々と飛び込んでいきます。
今回のコースの上部は、貞光川の対岸の日浦の集落の大切な水源になっているそうです。
まださらに上に遡上は出来るのですが、貴重な水が汚れてしまってはと言う事で、この水源管理小屋が
ゴールとなりました。小屋からは林道を下って行き車を停めた場所まで戻ります。
tripさんの事務所まで戻りウェットスーツを脱ぐと、その圧迫感から解放され
身体がとても軽くなりました。
以前から興味のあった沢登ですが、なかなか経験者がいないと始められません。
今回はガイドさんと一緒に安心して気軽に参加できました。小さな沢でしたが童心にかえって
とても楽しい時間でした。なんだか癖になりそうです。
改めて四国の川の案内人さんのホームページです。