三豊市詫間町の街中を通り、庄内半島を海辺に沿って車を走らせると、
浦島太郎が竜宮城から持ち帰った宝物を積んだ場所といわれる『積(つむ)』の集落。
その『積』の入り江をさらに西へと進んでいくと、
庄内半島の観光名所のひとつ『フラワーパーク浦島』があります。
丁度今はキンセンカが見ごろを迎え、他にもマーガレットやポピー、秋にはコスモスの
可愛らしい花畑が、瀬戸内を背景に広がる素敵な場所です。
その『フラワーパーク浦島』の駐車場のさらに先に『オートキャンプ場』の案内板があります。
案内板の下にはもう一枚『CLASSICO セトウチ珈琲』の看板が掲げられています。
案内板に従って坂道を下っていくと目の前の入り江の先には、
穏やかな瀬戸の海と青空、そしてその奥には粟島が目に飛び込んできます。
そんな絶好のローケーションに『CLASSICO セトウチ珈琲』がオープンしました。
オールドヨーロピアン調のブリックに大理石調のタイルが貼られたポーチが
訪れた人をまずは出迎えてくれます。
中に入ると『やあ!いらっしゃい!』と聞き慣れた声がカウンターの中から聞こえてきました。
白とマリンブルーを基調とした店内。天井や壁や梁にはエイジング塗装が施され、
至るところに古材が使われた店内は、
まるで何十年も前からここで営業しているような雰囲気を漂わせています。
浮き玉を使ったペンダントライトや流木の飾り、アンティークドアのガラスの部分にアイアンを使った
間仕切りなど、このお店のコーディネートをしたデザイナーのこだわりが随所に見られます。
お店はセルフサービスなっていて、まずはアイスコーヒーを注文し支払いを済ませて、
ガラス窓越しに瀬戸内の海が見渡せる窓際のカウンター席に腰を下ろしました。
『昨日は忙しかったんやけど、今日は少し暇やな。』と言いながらマスターが、
オーダーしたアイスコーヒーを運んできてくれました。
長い会社勤めを終えた後この場所のロケーションに惚れこみ、
いつかはここでお店を・・・・・という思いがやっと叶ったマスター。
窓の外にはテラス席そして砂浜と海。まるで西海岸のビーチにあるお店にいるような錯覚をします。
そんな景色を眺めながら横にいるマスターとは、何故か山談義に花を咲かせます。
『なれない立ち仕事で疲れるでしょう?』と聞くと
『忙しくてあまり食欲もなくご飯がたべれてないよ。』とマスター。
疲れて食事を作るのをめんどくさがり、簡単なものしか食べてないというマスターが少し心配です。
前回は山登りからの帰り道、オープン前のお店に立ち寄り
外のテラス席でメンバーと一緒に珈琲をいただきました。
長い下屋根が日差しを遮り、気温の上がったその日でも
外のテラス席には心地よい風が吹いていました。
帰り際『また落ち着いたら、山に行きましょうね!』と声をかけると
『お願いします!』と笑ったマスター。
随分と長い時間珈琲を飲みながら海を眺めていたように思ったのですが、
お店で腰を下ろしていたのはほんの30分ほどでした。
まるでこの地に残る、伝説の主人公の浦島太郎になったような気分です。
浦島太郎とは逆にゆっくりとした時間が流れたお店を後にしました。
■■■ CLASSICOセトウチ珈琲 ■■■
香川県三豊市詫間町積583
TEL 0875-82-9045
営業時間 10:00~日没まで
水曜定休
浦島太郎が竜宮城から持ち帰った宝物を積んだ場所といわれる『積(つむ)』の集落。
その『積』の入り江をさらに西へと進んでいくと、
庄内半島の観光名所のひとつ『フラワーパーク浦島』があります。
丁度今はキンセンカが見ごろを迎え、他にもマーガレットやポピー、秋にはコスモスの
可愛らしい花畑が、瀬戸内を背景に広がる素敵な場所です。
その『フラワーパーク浦島』の駐車場のさらに先に『オートキャンプ場』の案内板があります。
案内板の下にはもう一枚『CLASSICO セトウチ珈琲』の看板が掲げられています。
案内板に従って坂道を下っていくと目の前の入り江の先には、
穏やかな瀬戸の海と青空、そしてその奥には粟島が目に飛び込んできます。
そんな絶好のローケーションに『CLASSICO セトウチ珈琲』がオープンしました。
オールドヨーロピアン調のブリックに大理石調のタイルが貼られたポーチが
訪れた人をまずは出迎えてくれます。
中に入ると『やあ!いらっしゃい!』と聞き慣れた声がカウンターの中から聞こえてきました。
白とマリンブルーを基調とした店内。天井や壁や梁にはエイジング塗装が施され、
至るところに古材が使われた店内は、
まるで何十年も前からここで営業しているような雰囲気を漂わせています。
浮き玉を使ったペンダントライトや流木の飾り、アンティークドアのガラスの部分にアイアンを使った
間仕切りなど、このお店のコーディネートをしたデザイナーのこだわりが随所に見られます。
お店はセルフサービスなっていて、まずはアイスコーヒーを注文し支払いを済ませて、
ガラス窓越しに瀬戸内の海が見渡せる窓際のカウンター席に腰を下ろしました。
『昨日は忙しかったんやけど、今日は少し暇やな。』と言いながらマスターが、
オーダーしたアイスコーヒーを運んできてくれました。
長い会社勤めを終えた後この場所のロケーションに惚れこみ、
いつかはここでお店を・・・・・という思いがやっと叶ったマスター。
窓の外にはテラス席そして砂浜と海。まるで西海岸のビーチにあるお店にいるような錯覚をします。
そんな景色を眺めながら横にいるマスターとは、何故か山談義に花を咲かせます。
『なれない立ち仕事で疲れるでしょう?』と聞くと
『忙しくてあまり食欲もなくご飯がたべれてないよ。』とマスター。
疲れて食事を作るのをめんどくさがり、簡単なものしか食べてないというマスターが少し心配です。
前回は山登りからの帰り道、オープン前のお店に立ち寄り
外のテラス席でメンバーと一緒に珈琲をいただきました。
長い下屋根が日差しを遮り、気温の上がったその日でも
外のテラス席には心地よい風が吹いていました。
帰り際『また落ち着いたら、山に行きましょうね!』と声をかけると
『お願いします!』と笑ったマスター。
随分と長い時間珈琲を飲みながら海を眺めていたように思ったのですが、
お店で腰を下ろしていたのはほんの30分ほどでした。
まるでこの地に残る、伝説の主人公の浦島太郎になったような気分です。
浦島太郎とは逆にゆっくりとした時間が流れたお店を後にしました。
■■■ CLASSICOセトウチ珈琲 ■■■
香川県三豊市詫間町積583
TEL 0875-82-9045
営業時間 10:00~日没まで
水曜定休