KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

滑り込みセーフの雲早山!

2017年05月26日 | 四国の山
先週のコルセットを外してリハビリ一日目の西赤石山がけっこう応えたので、

今日は軽めに歩いて、ギリギリ間に合うかもしれない雲早山のシャクナゲを見に行くことにしました。

ひょっとしたらkyoさんが歩いた時(14日)に見たオオカメノキやシロヤシロが

まだ残っているかも?と期待しながら出かけてきました。


スーパー林道林道から見る高城山、天気も上々で期待感が高まります。





1ケ月前に来た時に比べると登山口も随分と木々の葉が伸びてきています。

昨日、一昨日と降った雨で沢を流れる水の音もいつになく大きいような気がします。








先週に比べると少しは足取りも軽くなったような・・・・。

朝の光を浴びた新緑の木の下で、空気までも緑色に染まっているように見えます。











ひと息には登れないけれど谷筋の道も休み休みですが順調です。

トラバース道から苔岩の日本庭園を過ぎ、パラボラの分岐まで約45分で着きました。














10分ほど休憩をして、今日は調子がいいのでKyoさんが歩いた高丸山の途中の1334mのピークまで

足を延ばすことにしました。

分岐から左に折れてすぐの展望台では高城山が正面に綺麗に見えます。








灌木の尾根を進んで行くと1445mのピークです。もう少し早い時期だと

この辺りにもカタクリが咲いています。

しばらく歩くと今日初めてのミツバツツジがまだ花を残していました。





その先にはシャクナゲの大木。










新緑の木漏れ日の中広い尾根から一旦下がると、右に開けた場所があり

雲早山が一望できます。








少し遠くに西二子山も・・・・。





風もなく鳥の囀りだけが聞こえる中を尾根道を少しづつ高度を下げていきます。

あわよくばと期待していたオオカメやシロヤシロの花は全く見当たりません。





痩せ尾根を慎重に歩いていくと1334mのピークが目の前に迫ってきます。









道の両側のシャクナゲの間を進んで行くとピークに着きました。





ピークに着くと少し周りに雲がかかってき始めました。








これから先に歩いてもおそらく花は期待できないだろうと思い、


予定通りに折り返します。












雲に隔てられて日差しはないものの、それでも気持ちのいい新緑の道です。






今日一番赤かったシャクナゲの花。








雲早山山頂までの尾根道には小さなかわいらしい花があちらこちらに咲いています。











登山口から1334mを折り返し約4時間弱で雲早山山頂に着きました。





途中で行動食を頬張ったので今日は山頂では食事をとらず、

少し休憩をした後シャクナゲ尾根を目指して下って行きます。

アカヒメシャラの大木を目印に降りて行くと赤テープを二段に巻いている木から右に折れます。






急な斜面を昨日の雨で濡れた足元に、滑らないように気を付けて進んで行くと

お目当てのシャクナゲが、まだ花を咲かせて待っていてくれました。











三年前の大爆発に比べると物足りないのですが、それでも1本の木に密度の濃い花を

つけるシャクナゲは見ごたえがあります。








時期も遅かったのか、昨日の雨のせいか、足元にはたくさんの花弁が散っています。

木々の枝に咲き誇る花ももちろんいいのですが、この散った花もなかなか風流で

目を楽しませてくれました。















尾根にしがみつく様にして伸びる根に注意しながら、なんとか一度も転ばずに

スーパー林道に着くことが出来ました。登山口までしばらく林道を歩き

丁度5時間の周回リハビリ山歩きでした。












療養中の兜岩詣で・・・・。

2017年05月17日 | 四国の山
仕事用の革靴を新調したら、革が固すぎてくるぶしの下が擦れて痛く、

そのせいか歩き方がおかしくなったのか、またまた腰の調子が悪くなってしまった。

コルセットを巻いて騙しだまし仕事をしていたのだけれど、

車の運転をすると、降りる時に痛みが酷くなる状態が続いていました。


それで先週は山には出かけず大人しくしていたのだけれど、エントツ山さんの掲示板を

見ると、西赤石山のアケボノツツジの写真がアップされまくっていたので

どうにも我慢が出来ずに少し不安は残るけれど西赤石山に出かけてみました。


新居浜ICを降り左折をすると山根公園までの道がバイパスができて

随分と走りやすくなっています。自宅を出て約1時間半で東平の駐車場に着きました。

平日にもかかわらず、さすがこの時期すでに10台ほど車が停まっています。





第三通洞までの道は足谷川の水の音を聞きながら歩いて行きます。





今は子供広場となっていますが東平採鉱本部跡は狭い道を通って突然現れる

なんとなく不思議な広い空間です。





広場の奥から変電所跡へ歩くと登山道が始まります。





途中の道の両側で所々木々が伐採されていて、一か所だけ西赤石山の山頂付近が

青空の下見える場所があり期待感が高まります。








一本松まではやはりいつもより遅く35分ほどかかり、広場の先の岩に腰かけ

一息入れていると、あとから来たご夫婦が来て先に歩いて行きました。

一本松からしばらくは上部鉄道の水平道。





新緑のみずみずしい木々の中を歩いて行きます。





何度みても感動してしまう唐谷の三連橋脚、今にも朽ち落ちそうな橋の上を

当時は蒸気機関車が走っていたなんて・・・・・。





一本松から20分ほどで兜岩への分岐に着きます。いままでのほとんど水平の道から

ここからは登り一辺倒の道になります。





登り始めるといつになく足が重く、少し歩いては立ち止まるの繰り返し、

痛みのある腰とは反対の左の腰にも鈍痛を感じ始めました。








途中の大岩のテラスまで東平から2時間近くかかっています。

この辺りから周りがどんどんガスがかかり始めました。

手前ですれ違ったおじさんが「今日は満開ですよ!」と教えてくれて、

「よかった~!」と言ったばかりなのに、この調子でいくと期待外れになりそうな予感が・・・・。












笹道から兜岩に這い上がると、予想通り西赤石山はガスの中。





それでもしばらく待っていると一瞬ガスが流れてアケボノツツジが!









いつもだと兜岩の北側で腰を降ろすのですが、今日はガスが流れる瞬間を

見逃さないように、南の端の展望台でお昼にしました。









隣で休憩している女性と色々と話をしていると、先日南予で9時間ほど歩いたばかりだと。

??どこかの掲示板でと思っていると、エントツ山さんの話がでてきて

なんとカッタクリさんだというのがわかりました。





その後も燕岳の話など沢山話をしていただき、楽しい時間を過ごしました。

お昼ご飯を食べた後、パラパラと雨の粒が降り始め、

腰の痛みも気になり始めたので、ガスのかかった西赤石山には登らずに

そのまま降りて行くことに。






途中で3人の男性のパーティーと抜きつ抜かれつを繰り返しながら

上部鉄道跡まで休まず降り、のんびり歩いていると後ろから

トレランの女性が走ってきました。








歩くだけでもしんどい山道を走るなんて考えられません。








東平の駐車場に着き、ザックを荷台に積んで車を走らせると

バックミラーに先ほどのトレランの女性が追いかけてくる姿が見えました。

手にはストックを持っていて、車の横に置いていてそのまま走り

忘れていくところを教えてくれて助かりました。









東平の資料館を過ぎて振り返ると、西赤石山がガスも流れてきれいに見えました。

登山でよくある、降りたら晴れたの少し残念なアケボノツツジ詣ででした。






散歩

2017年05月11日 | 雑記
門入ダム湖の周回路は約3㎞、時間にすると30分〜40分。

平日でもウォーキングをする人の姿がけっこう見られる場所です。

周回路は季節ごとに色々な花の咲く道。この時期は道沿や湖の淵に

綺麗なツツジがあちらこちらに咲いています。











ダム湖を渡る風と賑やかな鳥の鳴く声を聞きながら、気持ち良く歩ける良い散歩道。





といいながら、晴天の山歩きには絶好の休みに、近場を歩いているなんて、

油断大敵、ガラスの腰が悔やまれるばかりです。

フラワーロード!

2017年05月05日 | 四国の山
腰痛・胃痛・インフルエンザと立て続けに体の調子を崩してしまい、

山では絶好のいい季節になったというのに、ほぼ3週間どこにも行けずに

モヤモヤが蓄積していくばかり。

インフルエンザも治り直ぐに仕事もスタート。3日ほど休んだ分GWもがんばらないと!


ただ今日は午後から東予で用事があったので、それまでに少し山を歩く時間がとれたので、

この時期毎年出かけている春の花のカタクリを見に出かけることにしました。


朝少し早めに家を出て、「三島川之江IC」で降りて、国道11号線から国道319号線を

山手にどんどん登って行きます。以前に比べると道幅も広くなり、随分と走りやすくなった気がします。

法皇トンネルを抜け翠波高原への綴れ折れの道をぐいぐいと登り、高原の展望台に着きました。

残念ながら菜の花はほぼ終わっていました。






展望台からさらに奥に進んで、突き当りを左折舗装の林道から未舗装の林道を進んで行きます。

ただこの未舗装部分は途中に数箇所排水敷きの大きな段差があり

その都度手前で一旦停止してそ~ろ~と進むのですが、普通車の地上高では

どうしても底を擦ってしまいます。ガリッ!と嫌な音を聴きながらなんとか登山口に到着、

手前の広い路肩に駐車してスタートです。







登山口からは直ぐに急坂が待ち構えていました。途端にハア~ハア、フウ~と息が切れてきます。







急坂を登りきると、少し傾斜が緩くなり真直ぐな尾根道が続いて行きます。








変化のない登り坂ですが、新緑と鳥の鳴く声に励まされます。

時折、道をリスが小走りで横断していきます。

登山口から30分ほどでまずは鋸山に着きました。









山頂は木々に囲まれて展望が無いので、

写真を撮って直ぐ先にある大岩のテラスで一息入れることにしました。

子供の日の今日は街や観光地では大勢の人賑わっているのだろうけれど、

この山にはまだ誰も来ていないようです。








大岩から見えるのは土居町あたりでしょうか。少し雲がかかっているものの最高の景色です。

これから行く豊受山までの稜線もキレイに見えます。














大岩で一息入れた後、一旦下りまた登り始めると今日のお目当てのカタクリが姿を現しました。

群生地ではロープが張られ保護されていますが、道の直ぐ脇にたくさん咲いているので

踏みつけないように気をつけながら写真を撮っていきます。












少し時期を過ぎているのか、いつもより少し色が薄いような気がしますが、

でもまだまだ目を楽しませてくれます。

ロープの貼られた群生地を過ぎても、群生はずっと道の両側に続いています。










尾根道が一旦杉林の道になり、杉林を過ぎるとまた気持ちのいい尾根道が続いて行きます。




カタクリのほかにも様々なかわいらしい花が道のあちらこちらに咲いています。














快適な尾根道からロープのかかった急坂を登りきると1145mのピークに着きました。

鮮やかなツツジの向こうに今歩いてきた鋸山への稜線が続いています。





振り返ると豊受山が姿を現してくれました。





腰を降ろして菓子パンを1個頬張り一息入れます。

このピークからも新緑の気持ちのいい尾根道が続いて行きます。











まもなく1154のピークに着きます。あと一息で豊受山です。















1154のピークからさらに進んで行くと豊受神社の鳥居が!

鳥居からは少しトラバース気味に尾根の北側を歩いていきます。





皆さんのレポートに載っているフライパンも見つけました。






尾根の北側で日当たりが良くないのか、苔むした日本庭園も現れました。





この日本庭園を過ぎると豊受神社に到着。一応お参りをして社殿の横から尾根に這い上がり

少し歩くと赤星山と豊受山への分岐に出ました。

分岐では、道の直ぐ脇と尾根の南側にアケボノツツジが咲いていました。















分岐からは痩せ尾根を進んで行くと新しい山名標のたつ豊受山に。休憩時間を除くと

登山口からおおよそ2時間の山道でした。








山頂の周りには所々アケボノツツジの花が木々の間から顔を覗かせています。

山の北側からガスはが登ってきています。





ここでも腰を下ろして行動食を一口いれ、折り返して戻ります。

帰りの道で途中ですれ違った二人の男性には、二人ともアケボノツツジのことを聞かれ

赤星山への分岐に咲いてますよと教えてあげ、

鋸山の手前の大岩のテラスで熱いコーヒー入れて休憩した後、

最後は鋸山から登山口への長いくだりを降り、往復で約8キロ4時間の山歩きでした。

途中の尾根道はカタクリをはじめ色々な花が咲く、フラワーロードの楽しい山歩きでした。

山を降りた後は三島の温泉で汗を流して着替えをして、そのまま新居浜へと仕事に向かい

久しぶりだけれどなかなか充実した一日となりました。


























季節はずれの‥‥

2017年05月01日 | 雑記
腰痛が良くなったと思ったら胃痛になり、胃痛が良くなり始めたと

思ったら、木曜日の夜に発熱。日曜日には同級生二人と山に登る約束を

していたので、長引かせてはいけないと思い、翌朝一番に病院に。

薬を出してもらうくらいの気軽な感じで行ったら、念には念をと言われて

検査をしてみると、なんとこの時期にインフルエンザだということ!

A型と違ってB型は高熱は出ずに微熱が続いたりするらしく、

しかも消化器系(胃なども)が弱ったりするみたいです。

一週間前の胃痛も、関係があるのでは‥‥なんて思いながら、

山行は中止、もちろん会社も休みを取りました。

山では花の情報が次々と入っているというのに、家の中でいちびってる親父です?