このところ参加している水曜登山会とは別に、会社で「火曜会」という
会があります。毎週火曜日に社長が銀行さんを誘って呑みに行く会です。
これに時々呼ばれるのですが、珍しく2週続けてお呼びがかかって、
水曜登山会の案内の返事を「二日酔いの予定が入っていますが、参加します!」
と返しました。なるべく早めに帰ったつもりですが、予定通り今日も二日酔い。
予定している山にもよるのですが、今日は「塔の丸」ということなので
何とかなるだろうと・・・・。
いつものように貞光町の道の駅でピックアップしてもらい出発。
今日は総勢9名の参加で内女性が4名という、いつになく女子率の高い山行となりました。
夫婦池の手前の塔の丸登山口にはすでに車が数台停まっていて、身支度を済ませた
グループがスタートしたところでした。
わが隊は9時45分にスタート。台風の影響か足元は色とりどりの
濡れた落ち葉が積もっています。皆さん最初は思い思いのスピードで歩くので
隊列はバラバラです。
ブナの林の中を進んで行くと、鹿害対策の網が巻かれた木や、営林署のテープが
巻かれた木々が目立ちます。
このコースは登山道がしっかりしているのですが、途中一か所だけ道幅が狭い
斜面のトラバースがあり、慣れない女性が少し戸惑っていました。
樹林帯を抜け尾根に出る手前で水分補給をします。ここまでほぼコースタイムの30分強。
樹林帯を抜けると足元には笹が現れます。周りの木々も色づいて目の保養になります。
折り重なるようにして見えるピークが塔の丸、そしてその一番奥に三嶺が顔を覗かせています。
冷たい風に揺れるススキと途中のピークの南斜面の紅葉が秋全開!といった感じです。
さらに進むとこの白い大岩が姿を見せます。青い空に白い雲そして白い大岩!なかなかの景色です。
大岩を過ぎるとこのコースの特徴の笹原歩きが始まります。気分が乗ってきたのか
先を歩く3人のスピードが落ちません。むかつく胃袋を抱えながらはしんどいので
ペースを落として歩くことにしました。
いつも思うのですが腕が悪いのかカメラがコンデジだからか、見た目以上には
綺麗に紅葉が写せませんが、斜面の紅葉と常緑樹の緑のコントラストが見事です。
この辺りから登山口で先にスタートしたグループに追いつきます。
高知の山の会の人達だそうで、年配の方が多くゆっくりと歩いているので
このグループとしばらく一緒に歩いて行きます。
振り返るといつもの剣山が、今日は雲に隠れて頭を隠しています。
山の北側から吹き上げてくる風が冷たく、時々現れる青空と日差しがとても
有り難く感じます。
寒さのせいか高知の山の会のメンバーの一人が体調を悪くしたようで、どうやらその方は
途中で引き返すようです。山はそろそろ冬支度。これからは服装にも気を付けないと・・・・。
先行したメンバーは随分早く着いたようで、私が山頂に着いた時には
腰を降ろして寛いでいました。
気温が低いのもありますが、風が強いので体感温度はもっと低く感じます。
お弁当の箸を持つため手袋を脱ぐと手が悴みます。水筒に入れたお湯で作った味噌汁が
冷えた体を温めてくれます。
遅れて到着した高知の山の会の人達も、風を避けて少し低い南側で休んでいます。
それにしても女性が4人いると、いつになく山頂が賑やかです。
じっとしていると体が冷えるばかりなので、うろうろ徘徊したり山頂から
さらに西側のピークまで歩くメンバーもいます。
山頂標で記念撮影を済ませて折り返しで戻って行きます。
もっと天気がよく風もなければ、ゆっくりとこの紅葉を楽しむのですが
さすがに寒くて、皆さんけっこう速い速度で下って行きます。
そのせいかあっという間に樹林帯近くまで降りてきましたが、途中にある三角点が
往きには判らず、それを探そうとGPSで位置を確認しながら歩くので少しペースが
落ちてきました。
途中の四等三角点「東塔の丸」は大岩を少し過ぎた、登山道から少し外れた北側にありました。
先ほどまでバラバラだった隊列が、三角点で集合したので樹林帯からは
隊列を組んで降りて行くのですが、女性陣のスピードが結構速くついて行くのがやっとです。
それもそのはず、メンバーの内3人はマラソン経験者と聞いて納得できました。
山の紅葉は1,300m位から下がピークです。これからどんどん下がって行って
直ぐに町でも彩が見られるようになります。
今回の塔の丸の山行は、山の景色はもちろんですが、行き帰りの車中での話がとても楽しく、
一人歩きよりもやっぱり大勢での山歩きが楽しいなと、しみじみと感じた一日でした。
会があります。毎週火曜日に社長が銀行さんを誘って呑みに行く会です。
これに時々呼ばれるのですが、珍しく2週続けてお呼びがかかって、
水曜登山会の案内の返事を「二日酔いの予定が入っていますが、参加します!」
と返しました。なるべく早めに帰ったつもりですが、予定通り今日も二日酔い。
予定している山にもよるのですが、今日は「塔の丸」ということなので
何とかなるだろうと・・・・。
いつものように貞光町の道の駅でピックアップしてもらい出発。
今日は総勢9名の参加で内女性が4名という、いつになく女子率の高い山行となりました。
夫婦池の手前の塔の丸登山口にはすでに車が数台停まっていて、身支度を済ませた
グループがスタートしたところでした。
わが隊は9時45分にスタート。台風の影響か足元は色とりどりの
濡れた落ち葉が積もっています。皆さん最初は思い思いのスピードで歩くので
隊列はバラバラです。
ブナの林の中を進んで行くと、鹿害対策の網が巻かれた木や、営林署のテープが
巻かれた木々が目立ちます。
このコースは登山道がしっかりしているのですが、途中一か所だけ道幅が狭い
斜面のトラバースがあり、慣れない女性が少し戸惑っていました。
樹林帯を抜け尾根に出る手前で水分補給をします。ここまでほぼコースタイムの30分強。
樹林帯を抜けると足元には笹が現れます。周りの木々も色づいて目の保養になります。
折り重なるようにして見えるピークが塔の丸、そしてその一番奥に三嶺が顔を覗かせています。
冷たい風に揺れるススキと途中のピークの南斜面の紅葉が秋全開!といった感じです。
さらに進むとこの白い大岩が姿を見せます。青い空に白い雲そして白い大岩!なかなかの景色です。
大岩を過ぎるとこのコースの特徴の笹原歩きが始まります。気分が乗ってきたのか
先を歩く3人のスピードが落ちません。むかつく胃袋を抱えながらはしんどいので
ペースを落として歩くことにしました。
いつも思うのですが腕が悪いのかカメラがコンデジだからか、見た目以上には
綺麗に紅葉が写せませんが、斜面の紅葉と常緑樹の緑のコントラストが見事です。
この辺りから登山口で先にスタートしたグループに追いつきます。
高知の山の会の人達だそうで、年配の方が多くゆっくりと歩いているので
このグループとしばらく一緒に歩いて行きます。
振り返るといつもの剣山が、今日は雲に隠れて頭を隠しています。
山の北側から吹き上げてくる風が冷たく、時々現れる青空と日差しがとても
有り難く感じます。
寒さのせいか高知の山の会のメンバーの一人が体調を悪くしたようで、どうやらその方は
途中で引き返すようです。山はそろそろ冬支度。これからは服装にも気を付けないと・・・・。
先行したメンバーは随分早く着いたようで、私が山頂に着いた時には
腰を降ろして寛いでいました。
気温が低いのもありますが、風が強いので体感温度はもっと低く感じます。
お弁当の箸を持つため手袋を脱ぐと手が悴みます。水筒に入れたお湯で作った味噌汁が
冷えた体を温めてくれます。
遅れて到着した高知の山の会の人達も、風を避けて少し低い南側で休んでいます。
それにしても女性が4人いると、いつになく山頂が賑やかです。
じっとしていると体が冷えるばかりなので、うろうろ徘徊したり山頂から
さらに西側のピークまで歩くメンバーもいます。
山頂標で記念撮影を済ませて折り返しで戻って行きます。
もっと天気がよく風もなければ、ゆっくりとこの紅葉を楽しむのですが
さすがに寒くて、皆さんけっこう速い速度で下って行きます。
そのせいかあっという間に樹林帯近くまで降りてきましたが、途中にある三角点が
往きには判らず、それを探そうとGPSで位置を確認しながら歩くので少しペースが
落ちてきました。
途中の四等三角点「東塔の丸」は大岩を少し過ぎた、登山道から少し外れた北側にありました。
先ほどまでバラバラだった隊列が、三角点で集合したので樹林帯からは
隊列を組んで降りて行くのですが、女性陣のスピードが結構速くついて行くのがやっとです。
それもそのはず、メンバーの内3人はマラソン経験者と聞いて納得できました。
山の紅葉は1,300m位から下がピークです。これからどんどん下がって行って
直ぐに町でも彩が見られるようになります。
今回の塔の丸の山行は、山の景色はもちろんですが、行き帰りの車中での話がとても楽しく、
一人歩きよりもやっぱり大勢での山歩きが楽しいなと、しみじみと感じた一日でした。