KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

今週は!

2015年05月31日 | 雑記
今週は南の島で遊んできました。

いつもだと3ルートに分かれての社員旅行なのですが、

今回は目的地は沖縄、4人1組に分かれて行き帰りの飛行機と宿泊のホテル、レンタカーの

手配のみ会社がしました。残りの4日間のプランは各自で話し合いをして企画するという内容です。

しかもその4人はランダムに選ぶので、別の支店のメンバーとは初めて話す人もいる

という組もできます。

日頃出来ていない社員同士のコミュニケーションを図るという目的です。

我が班はというと22歳と24歳の女の子と80歳のおじいちゃんと私。

試みとしてはなかなか面白い企画になりました。









梅雨真っ只中の安い時期を狙ったのですが、当然雨の沖縄なんて楽しみが半減してしまいます。

我が班は2日目の半日は大雨、雷雨警報が出ていましたが丁度美ら海水族館を見学していた時間で、

残りの屋外での行動時間は、さすが晴れ男、そこそこの天気で楽しむことができました。























80才のおじいちゃんと女の子は60歳近い年齢差ですから、他の班が楽しんだマリンスポーツは

当然無理で、無難な線での行動となりますが、

行き先は女の子に任せて言われた通り運転手を務めました。

あと判ったのは老人は何回か夜中にトイレに行くということです。

その度目が覚め、後はその人のいびきで寝付けず、3泊とも寝不足になりました。






それでも普段の山とは違った南の島の海もいいもんでした!

四国のゴールデンルートを歩く・・・・・但し1/4

2015年05月21日 | 四国の山
この所の山のHPを覗くと今年の山の花は裏年らしいと

いう書き込みばかり。

去年の雲早山の花の道を今年も期待していたのだが、

どうやら駄目みたいなので、お天気もいいことだし稜線歩きをすることにしました。

例によって前日に覗いたkyoさんの剣山~丸石までの写真が気になったので

今日は丸石まで歩くことにしました。



早めに家を出たつもりが、見の越しをスタートできたのが9時でした。

通いなれた道をまずは西島まで登って行きます。

道の両側の木々の若葉に日が当たり、5月らしいさわやかな道です。







西島まで今日は調子よく歩けひとまずベンチに座って一息入れます。







kyoさんのレポートでは、ここから剣山そして次郎笈を経由して丸石まで歩いているのですが、

ここは軟弱もんの本領発揮で山頂は踏まずにそのまま次郎笈の分岐を目指しました。





途中の道も快適そのものルンルン気分で歩き、いつものように三脚を使ってセルフタイマーで

写真を撮ろうと三脚を取り出すと、台座を固定する部品が見当たりません。

西島でザックから出した時に落としたのか、あわてて西島まで引き返しましたが

部品は見つけることができず、結局40分近くロスしてしまいました。

ベンチに座って落胆しているとさらに追い討ちをかける様に奥様から『お湯を入れた水筒を忘れている』と

LINEが入りました。仕方が無いのでザックからチョコレートを出して気分転換で食べてみると

少し変な味が・・・・・・賞味期限が2ヶ月過ぎていました。

2度あることは3度ある。重い気分で次郎笈へと向いました。





それでも2度見の展望台から次郎笈の大きな山容が見え始めると

少しづつ気分も持ち直してきました。

剣山の分岐からの稜線に出ると目の前の次郎笈を見ながらニコニコ顔になっていました。





それにしても今日は風が強く、祖谷側から台風並みの横風が吹いています。

立っていると体がぐらつくほどの風です。





次郎笈への分岐からトラバース道を丸石へと進みます。

いつも見慣れた道ですが、ここからは初めて歩く道です。





トラバースを過ぎ次郎笈の西側に回りこむと

丸石との鞍部への下り坂。

ここから丸石までも風が強く体感温度がかなり下がって上着が必要なほどでした。

途中三嶺からの縦走の人と擦れ違い、少しお話を。

テント場の場所と剣山山頂でビールを売っているかを聞かれました。











予定通りの稜線歩きは風が強いのを除けば本当に快適で、このコースを選んで正解!

なんて一人でほくそ笑んでいました。








丸石の山頂は猫の額ほどの小さな山頂でした。振り返ると次郎笈への稜線が続いています。

山頂で丁度お昼時でしたが、あまりにも風が強いので取りあえず丸石小屋まで歩くことにしました。

暫く歩くと樹林帯に入り、風の影響もなく木漏れ日の静かな道になりました。








丸石小屋に到着。中を覗くと薄暗くお昼ご飯の雰囲気でもないので

横の広場でおにぎり2個頬張りました。

お腹を満たした後は元来た道を歩いて行きます。

途中広島から来た三嶺へ縦走すると云う人と少しお話をし丸石へ。

途中やはり風が強いのでアウターの変わりにカッパを羽織歩いて行きました。





丸石から次郎笈への登りはコツコツ、ゆっくり息が切れない程度に・・・・。











飛ばされそうになる位の風の中の稜線歩きでしたが、とにかく天気は申し分なく

連休が取れればいつかは三嶺まで縦走を是非してみたいと思った、グレート・トラバースでなく

なんちゃって・トラバースの楽しい一日でした。















久し振りの街歩き!

2015年05月15日 | 雑記
先週の笹ヶ峰南尾根の下り坂で左膝を痛めてしまい、また

週初めの天気予報で雨の予報だったので、山歩きは諦めて

就活で帰省してくる娘と奥様の3人で今日は買い物に出かける予定にしました。


ところが朝起きてみると窓の外は青い空。

『え~』と声をあげたものの予定は変更できず、仕方が無いのでお昼に娘を迎えに行く

時間まで、少しだけ歩くことにしました。

青空の下吹く風に誘われて、門入ダムで出かけて来ました。







思っていた通り、ダム湖の湖面を渡ってくる風は気持ちよく

セブンイレブンで買ったアイスコーヒーを飲みながら

のんびりと散歩しました。


駐車場に戻ると迎えの時間までまだ1時間弱あったので

膝の調子を様子見するため山上山まで歩くことに。

最初の階段10段目位までは痛みを感じていましたが、歩くにつれ痛みがなくなり

身体も暖まってきて調子よく最初の階段を登りきりました。






山上大権現の鳥居を潜り乾いた花崗土で足を滑らせないように歩くと

額から汗が流れ始める頃に山頂に到着しました。





山頂標識の横の岩に上ると360度景色ですが、今日は少し霞んでいました。





岩の上でしばらく休憩した後、所どころに咲くツツジを眺め、

鳥のさえずりを聞きながら下っていきました。









ダム湖の向こうには笠が峰が!






娘を迎えに行った後は3人で遅めのランチ。

店舗と住宅を併用した小さなお店でしたがお腹いっぱいになりました。











女性は色々とお店を知っているみたいで、その後も珍しく買い物に付き合って

いつになく街でうろついた休日でした。





なるほど・・・・

2015年05月14日 | 雑記
山に出かけるとき、その道中で山間部に見える家々に

いつも同じような疑問を抱いていました。

山麓とは少し違うかもしれませんが、なるほどと思いました。


NHKのエコチャンネルのブログです。

「昔の人は、なぜ不便な山村に暮らしていたのか?」

http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/400/215852.html


内田さんのブログです。

http://obtweb.typepad.jp/obt/2009/12/-----63da.html

寒風山~笹ヶ峰~南尾根、周回!

2015年05月08日 | 四国の山
ゴールデンウィーク中の皆さんの山歩きのホームページの横目に見ながら

いつも通り仕事をこなし、いつも通りの週一の休みにどこに行こうか?

考えて、しばらく歩いていない寒風山を歩くことにしました。

ただ寒風山往復では、ここのところ還暦を過ぎた方々が9時間も11時間も歩いているので

『軟弱もん!』と言われそうなので、今日は取り合えず笹ヶ峰まで足を延ばすことにしました。


昨日の深酒が少し残るものの、何とか6時台に家をでて寒風茶屋を8時30分にスタート、

登山口の『寒風山まで1時間30分』の標識を見て『そんなん、無理・無理』と言い訳をして

桑瀬峠を目指して登って行きました。





所々に咲く可愛いスミレ(○○スミレまでは花音痴なので名前が判りません)を見ながら

とにかく小股で息が切れないように歩き約50分で桑瀬峠に到着。






標識の時間だと残り40分で寒風山まで登らないといけません。

取り合えず他人のコースタイムは気にせず、一つ目の目的地の寒風山へ・・・・。

青空と雲と岩肌が何とも言えずGOODです。





エントツ山さんが西赤石のアケボノは今年は裏年と書き込みがあったので

毎年の西赤石詣でを変更して寒風山にしたのですが、それでも少しはアケボノが見れるかと

期待した通り、所々に綺麗な花が咲いていました。







取りあえずの今年のアケボノはこれでOK!











伊予富士をバックになかなかの風景です。

連休に一生懸命仕事をしたご褒美か、今日の天気は最高です!











桑瀬峠から寒風山までは何とか標識どおりのコースタイプで歩けました。

山頂にはご夫婦が一組だけ。珍しく静かな寒風山山頂です。






松山から来たというご夫婦と少し話をしながら菓子パンを頬張り

次の笹ヶ峰まで・・・・。

恥ずかしながらこの尾根道は始めての道です。

まずは鞍部までの下り、下りきると正面に山頂を見ながらの

快適な尾根道です。












桑瀬峠では吹き上げてくる風が冷たかったのですが、気温も上がったせいで

心地よい風に変わってきました。














笹ヶ峰山頂は男性が一人だけ、昼寝をしていました。

ちち山から冠岳に続く稜線に北から雲が這い上がって、

何とも云えず爽快な景色です。テントかついで石鎚から続くこの稜線を歩けたら・・・・。

定年後の目標にしときます。










笹ヶ峰でおにぎり2個の昼食。最近は弁当ではなく、菓子パンかおにぎり。

メタボな親父のささやかなダイエット?です。


南尾根は以前に山の会で登りで歩いた道です。

笹に覆われ足元が見えず何度か滑りそうになりながらもドンドン下って行きます。

油断をするとそのまま転がりそうな急坂で、登山靴の爪先が痛み始めました。












途中の大ブナも綺麗な葉がついていました。

1時間ちょっとで林道の登山口につき、そこからはトボトボ林道歩き。














南尾根の下りのせいで少し左膝が痛み始めましたが、なんとか寒風茶屋まで戻って行くと

寒風山の山頂でお話ししたご夫婦が、下山して一服していました。

時間があったので裏寒風のアケボノツツジを見に行かれたそうです。


行動時間約7時間でしたが、けっこう疲れました。

これ位の距離と時間が今の自分の体力相応かな?と思いつつ、

天候に恵まれて大満足の寒風山~笹ヶ峰周回山歩きでした。