今週の登山部の山行を企画した時には、降水確率40%でした。
ちょっと微妙な天気なので今回は2プランを企画。
当日雨が降らなければ大川原高原から旭ケ丸(四国百名山)そして
高鉾山まで足を延ばすプラン1。
プラン2は雨が降れば、大川原高原のあじさいを見て旭ケ丸まで少し歩き、
山から下りて雨乞いの滝と神山温泉という案です。
幸い今日は先週の予想からどんどん降水確率が下がり、夕方までは天気が良さそうです。
総勢9名、内女性が5名の参加となりました。
2台の車に分かれ、片や『おやどりチーム』。もう一方は『ひなどりチーム』です。
(チーム名の由来はあえてここでは記しません。)
『ひなどりチーム』は私と姐さん、お嬢様とFさんの4名。
途中のコンビニで買い物をして大川原高原を目指します。
コンビニで買ったパンを頬張る姐さんに。
お嬢様 : 『姐さん、それって朝食?』
姐さん : 『まあ一応・・・・。』
お嬢様 : 『私、今食べたら登山口に着くころにお腹減るしな~』
お嬢様 : 『着くまでにお腹減ったらまた食べんといかんしな~』
お嬢様 : 『行動食で買ったビスケット、家で食べてしもうたしな~』
姐さん : 『もう~黙っといて!あんたの食べる食べんの話は興味ないけん!』
お嬢様 : 『・・・・・・・! (T_T) 』
まずは姐さんから最初のブローパンチを繰り出されたお嬢様。しばらく後部座席で
静かになったと思っていたら、その内口をもぐもぐし始めました。(結局食べるんや!)
丸亀を出発して2時間30分程で大川原高原に到着し、
予想に反してそこにはきれいな青空が広がっていました。
そして高原に咲くあじさいも眼下に広がる景色に色を添えていました。
絶好の山日和ですが、唯一心配なのが隊長の麺法師さんが
先週のあじさいの里で転倒した時に痛めたのか、アキレス腱の炎症をおこして
かなり痛そうです。また人のことは言えず、私もまだ左足の肉離れが今だ完治していないことです。
治療院の先生には
先生 : 『これだけ長引いてるのは、もう歳やからやな~』
私 : 『そしたら高校生なら、とっくに治っとん?』
先生 : 『あのな、高校生やったら家の中で転んで、肉離れにならんけん!』
私 : 『・・・・・・! ('◇')ゞ 』
準備をしているとお嬢様が、
お嬢様 : 『今日はストック持っていかんでも大丈夫かな?』
執事 : 『多分それほど高低差もないから』
お嬢様 : 『ほんだら荷物になるけん、持っていかんとこ!』と言うと、姐さんが
姐さん : 『あんたまたどうせ何かあったら、嘘ついた言うて騒ぐんやから持っていっとき!』
とアドバイス。
お嬢様 : 『でも荷物になるけん止めとくわ!』 と
(後になって・・やはり・・・・問題が・・・。)
9時55分に駐車場をスタートして、まずは旭ケ丸まで高原牧場の脇の道を歩いて行きます。
今日は相当紫外線が強いだろうと、エスティシャンのお嬢様が完全防備をしていますが、
どう見ても今から銀行に押し入ろうとしている強盗にしか見えません!
こらこら、そんな失礼なことを執事が口走るもんじゃありません。
でもスターウォーズのストームトルーバーにも見えます。(笑)
旭ケ丸までの遊歩道は大きく育ったドウダンツツジの並木の脇を歩いて行きます。
足元にはシュンジュウギクがあちらこちらに咲いています。
その横にアオテンナンショウ。
しばらくすると展望台に到着。展望台の上からは東にずらっと並んだ風力発電と徳島市内の遠望。
展望台から少し歩くと旭ケ丸です。一応四国百名山になっていますが
周りは木々に囲まれ展望もなく、これが山頂?といった感じです。
いつものように山頂での万歳をする麺法師隊長。
旭ケ丸から日陰になった木々の下を歩き、『四国のみち』で整備された階段を
下って行くと『不動峠』です。
このお不動さんの少し先に、『高鉾山本峰』への分岐があったのですが、
四国の道の方が直進になっていて道もはっきりとしていたので
姐さんがお嬢様に
姐さん : 『あんたならどっちに行く?』
お嬢様 : 『私はこっちに行くかもしれん!』と高鉾山の方の道を指さしました。
姐さん : 『やっぱり!』
コース取りには不得手なお嬢さまを姐さんと一緒に笑ったのですが、これが大間違い。
予定していた今日のコースは右に曲がって登って行くのが正解でした。
お嬢様申し訳ありません!
そのまま四国のみちを下って行くと林道に飛び出し、
その時点でやっとさっきの分岐で間違ったのに気づきました。
登り返すのもめんどくさいので、そのまま林道を歩き先に高鉾山南峰を目指すことにしました。
陽が差し暑い林道をしばらく歩くと道の脇に南峰へ10分と書かれたの道標がありました。
入り口の脇にはヤマボウシが乳白の花を咲かせています。
麺法師さんの『山帽子』と『ヤマボウシ』!
林道からは道標のとおり10分ほどで高鉾山南峰に着きました。
山頂は下草も刈られ、地元の人のてによるのか小さい木のベンチとテーブルがおいていました。
ベンチに腰かけると東に勝浦町から阿南市への展望が広がっていました。
南峰から一旦林道へ戻り、杉林の中を本峰への道を登って行きます。
杉林を抜けると高鉾山本峰と梅ノ木峠への分岐の3差路の広場に出ました。
足を痛めている麺法師さんを待つ間、木陰でしばしの休憩です。
広場にはネジキの花が咲き、シロモジが実をつけていました。
ここでOさんが
Oさん : 『今日はカッパ(雨具)から何から色々と持ってきたんよ!』と
それを横で聞いていたお嬢様が
お嬢様 : 『え?河童連れてきたん?』 と
前回稲叢山で林道を車を走らせていた時にも
目の前を子猿が横断したので、
執事 : 『あ!猿や!』
といったら助手席にいたお嬢様が
お嬢様 : 『え?鮫?』 と
執事 : 『鮫?ありえんやろ~!』 と言うと
お嬢さん : 『KAZASHIさんは活舌が悪いんやわ~』
と逆に咎められました。
でも今回の発言ではっきりしました、私の活舌が悪いではなく
そもそもお嬢様が・・・・?
ここで麺法師さんに様子を聞くとまだ歩けると言う事なので、
見晴らし岩まで歩いてみることにしました。
広場から見晴らし岩までは意外とどんどん下って行きます。
『これ、また登らんといかんのやな~』などと言いながら歩いて行くと、道の右側に
少し開けた場所がありました。見晴らし岩からは高鉾山本峰から大川原高原に続く稜線が見渡せます。
ここで丁度お昼前なので昼食にすることに。
相変わらず立ったまま食事をするコアラさん。
井戸はないけど井戸端会議に話が弾む女性陣。
昼食を済ませて高鉾山本峰へと折り返します。
腰を降ろしてご飯を食べた後の登り返しはなかなかキツイ!
なんて言いながら息を切らせて登って行くと先ほどの三差路に。
そこからしばらく歩くと本峰に着きました。
ここにも先ほどの南峰と同じような、ベンチとテープルが置いてありました。
いままで小さな木彫りの『ヤッホー地蔵』は他の山で見かけたことはあるのですが、
ベンチに彫られた『ヤッホー地蔵』は初めて見ました。
本峰からは急坂を下って行きます。
まずは足を滑らせ肉離れが悪化しないように、十分に注意しながら下って行きました。
もちろん準備の時に話した通り、お嬢様が騒ぎ始めないうちに先頭で降りて行きます。
予想通り、後ろではお嬢様がブツブツ文句を言っていたようです。
そんな下りを他の女性陣はスイスイと下ってきました。
『登山部強者乙女隊』のメンバーです。
お嬢様も早くこのメンバーに入れるようにね・・・・。
不動峠で後続を待っている間に倒木にへばりつくヒキガエルを姐さんが見つけました。
夜行性のためか近くによっても逃げようとしません。
その倒木に後ろからやってきた麺法師さんが差し掛かったところで
『麺法師さん。足元!』と言うと、何を勘違いしたのか
さっきまでゆっくり歩いていた麺法師さんが、飛び跳ねて走って行きました。
ここからは尾根道の階段を登らず、トラバース道を歩きます。
一カ所だけ少し道が荒れてロープが張られた場所がありましたが、皆さん問題なく渡って行きます。
期待してカメラを構えてお嬢様を待ち構えていたのですが
もちろんお嬢様も・・・・!難なく?
トラバース道は尾根道の一段下についた道です。途中で姐さんが脇に咲く花を見て
姐さん : 『KAZASHIさん、これ何か分かる?』 と
私 : 『スイカズラじゃないですか?』と言うと
姐さん : 『そう金銀花(きんぎんか)ともいうんよ!』
さすが薬膳師の姐さん今まで他の花には目もくれなかったのに、生薬になるという
金銀花を見た途端にテンションが上がっています。
最初に見つけた場所からは姐さんテンションMAXの金銀花ロードでした。
そして足元にはフタリシズカかな?
最後に木々のトンネルを抜けると大川原高原へと戻りました。
駐車場に戻ると朝はシャッターの降りていた一軒茶屋が開いていて、
表の椅子にも何人もの人が腰かけソフトクリームを頬張っていました。
私たちも早速ソフトクリームを注文して腰を降ろしました。
珍しくビールを頼んだ姐さんがテーブルに戻ってきて
『このビール全然冷えてないわ!ぬるいわ!』
既にビール注文した後にそれを聞いたお嬢様が茶屋のおじさんに
お嬢様 : 『ビールが冷えてないようやから、やっぱりソフトクリームにするわ~』とキャンセル
ソフトクリームが出てきたところで
お嬢様 : 『やっぱりビールは冷えてないと美味しくないもん!』 と甘えた口で言っています。
それを聞いたおじさんが気を利かせたのか、
おじさん : 『氷があるから入れようか!』と言ってくれました。
するとお嬢様は
お嬢様 : 『あのね~後ろの人がソフトクリーム注文するらしいから、私やっぱりビールにする!』
(;´Д`) さすがお嬢様でございます!
ここで皆さん誤解のないように。お嬢様はけっしてわがままでなく、山から下りて
渇いた喉を冷えたビールで潤したい。その一途な思いからのやり取りでございます。
お嬢様が満足げに氷を入れたグラスとビールを持ってテーブルに戻って来ました。
とてもうれしそうに帰りも車を運転する執事の横で、ゴクンと!
帰りの車中では『ひなどりチーム』の中では、10歳近く歳が若いFさんが
時折コクリコクリと・・・・。
と思っていたら、往きで見つけた無人販売所で捥ぎたてのトウモロコシに、テンションアップ!
予定していたコースは道を間違え短縮。歩行距離6.8㎞、行動時間4時間の梅雨の合間の山歩き。
当初の天気予報で軽めに計画した今日の山行でしたが、気温も上がり日向では湿気も多く、
そろそろ、もっと標高の高い山にしなくては!と次回はどこの山に登ろうかと
考えながら家路に着きました。
ちょっと微妙な天気なので今回は2プランを企画。
当日雨が降らなければ大川原高原から旭ケ丸(四国百名山)そして
高鉾山まで足を延ばすプラン1。
プラン2は雨が降れば、大川原高原のあじさいを見て旭ケ丸まで少し歩き、
山から下りて雨乞いの滝と神山温泉という案です。
幸い今日は先週の予想からどんどん降水確率が下がり、夕方までは天気が良さそうです。
総勢9名、内女性が5名の参加となりました。
2台の車に分かれ、片や『おやどりチーム』。もう一方は『ひなどりチーム』です。
(チーム名の由来はあえてここでは記しません。)
『ひなどりチーム』は私と姐さん、お嬢様とFさんの4名。
途中のコンビニで買い物をして大川原高原を目指します。
コンビニで買ったパンを頬張る姐さんに。
お嬢様 : 『姐さん、それって朝食?』
姐さん : 『まあ一応・・・・。』
お嬢様 : 『私、今食べたら登山口に着くころにお腹減るしな~』
お嬢様 : 『着くまでにお腹減ったらまた食べんといかんしな~』
お嬢様 : 『行動食で買ったビスケット、家で食べてしもうたしな~』
姐さん : 『もう~黙っといて!あんたの食べる食べんの話は興味ないけん!』
お嬢様 : 『・・・・・・・! (T_T) 』
まずは姐さんから最初のブローパンチを繰り出されたお嬢様。しばらく後部座席で
静かになったと思っていたら、その内口をもぐもぐし始めました。(結局食べるんや!)
丸亀を出発して2時間30分程で大川原高原に到着し、
予想に反してそこにはきれいな青空が広がっていました。
そして高原に咲くあじさいも眼下に広がる景色に色を添えていました。
絶好の山日和ですが、唯一心配なのが隊長の麺法師さんが
先週のあじさいの里で転倒した時に痛めたのか、アキレス腱の炎症をおこして
かなり痛そうです。また人のことは言えず、私もまだ左足の肉離れが今だ完治していないことです。
治療院の先生には
先生 : 『これだけ長引いてるのは、もう歳やからやな~』
私 : 『そしたら高校生なら、とっくに治っとん?』
先生 : 『あのな、高校生やったら家の中で転んで、肉離れにならんけん!』
私 : 『・・・・・・! ('◇')ゞ 』
準備をしているとお嬢様が、
お嬢様 : 『今日はストック持っていかんでも大丈夫かな?』
執事 : 『多分それほど高低差もないから』
お嬢様 : 『ほんだら荷物になるけん、持っていかんとこ!』と言うと、姐さんが
姐さん : 『あんたまたどうせ何かあったら、嘘ついた言うて騒ぐんやから持っていっとき!』
とアドバイス。
お嬢様 : 『でも荷物になるけん止めとくわ!』 と
(後になって・・やはり・・・・問題が・・・。)
9時55分に駐車場をスタートして、まずは旭ケ丸まで高原牧場の脇の道を歩いて行きます。
今日は相当紫外線が強いだろうと、エスティシャンのお嬢様が完全防備をしていますが、
どう見ても今から銀行に押し入ろうとしている強盗にしか見えません!
こらこら、そんな失礼なことを執事が口走るもんじゃありません。
でもスターウォーズのストームトルーバーにも見えます。(笑)
旭ケ丸までの遊歩道は大きく育ったドウダンツツジの並木の脇を歩いて行きます。
足元にはシュンジュウギクがあちらこちらに咲いています。
その横にアオテンナンショウ。
しばらくすると展望台に到着。展望台の上からは東にずらっと並んだ風力発電と徳島市内の遠望。
展望台から少し歩くと旭ケ丸です。一応四国百名山になっていますが
周りは木々に囲まれ展望もなく、これが山頂?といった感じです。
いつものように山頂での万歳をする麺法師隊長。
旭ケ丸から日陰になった木々の下を歩き、『四国のみち』で整備された階段を
下って行くと『不動峠』です。
このお不動さんの少し先に、『高鉾山本峰』への分岐があったのですが、
四国の道の方が直進になっていて道もはっきりとしていたので
姐さんがお嬢様に
姐さん : 『あんたならどっちに行く?』
お嬢様 : 『私はこっちに行くかもしれん!』と高鉾山の方の道を指さしました。
姐さん : 『やっぱり!』
コース取りには不得手なお嬢さまを姐さんと一緒に笑ったのですが、これが大間違い。
予定していた今日のコースは右に曲がって登って行くのが正解でした。
お嬢様申し訳ありません!
そのまま四国のみちを下って行くと林道に飛び出し、
その時点でやっとさっきの分岐で間違ったのに気づきました。
登り返すのもめんどくさいので、そのまま林道を歩き先に高鉾山南峰を目指すことにしました。
陽が差し暑い林道をしばらく歩くと道の脇に南峰へ10分と書かれたの道標がありました。
入り口の脇にはヤマボウシが乳白の花を咲かせています。
麺法師さんの『山帽子』と『ヤマボウシ』!
林道からは道標のとおり10分ほどで高鉾山南峰に着きました。
山頂は下草も刈られ、地元の人のてによるのか小さい木のベンチとテーブルがおいていました。
ベンチに腰かけると東に勝浦町から阿南市への展望が広がっていました。
南峰から一旦林道へ戻り、杉林の中を本峰への道を登って行きます。
杉林を抜けると高鉾山本峰と梅ノ木峠への分岐の3差路の広場に出ました。
足を痛めている麺法師さんを待つ間、木陰でしばしの休憩です。
広場にはネジキの花が咲き、シロモジが実をつけていました。
ここでOさんが
Oさん : 『今日はカッパ(雨具)から何から色々と持ってきたんよ!』と
それを横で聞いていたお嬢様が
お嬢様 : 『え?河童連れてきたん?』 と
前回稲叢山で林道を車を走らせていた時にも
目の前を子猿が横断したので、
執事 : 『あ!猿や!』
といったら助手席にいたお嬢様が
お嬢様 : 『え?鮫?』 と
執事 : 『鮫?ありえんやろ~!』 と言うと
お嬢さん : 『KAZASHIさんは活舌が悪いんやわ~』
と逆に咎められました。
でも今回の発言ではっきりしました、私の活舌が悪いではなく
そもそもお嬢様が・・・・?
ここで麺法師さんに様子を聞くとまだ歩けると言う事なので、
見晴らし岩まで歩いてみることにしました。
広場から見晴らし岩までは意外とどんどん下って行きます。
『これ、また登らんといかんのやな~』などと言いながら歩いて行くと、道の右側に
少し開けた場所がありました。見晴らし岩からは高鉾山本峰から大川原高原に続く稜線が見渡せます。
ここで丁度お昼前なので昼食にすることに。
相変わらず立ったまま食事をするコアラさん。
井戸はないけど井戸端会議に話が弾む女性陣。
昼食を済ませて高鉾山本峰へと折り返します。
腰を降ろしてご飯を食べた後の登り返しはなかなかキツイ!
なんて言いながら息を切らせて登って行くと先ほどの三差路に。
そこからしばらく歩くと本峰に着きました。
ここにも先ほどの南峰と同じような、ベンチとテープルが置いてありました。
いままで小さな木彫りの『ヤッホー地蔵』は他の山で見かけたことはあるのですが、
ベンチに彫られた『ヤッホー地蔵』は初めて見ました。
本峰からは急坂を下って行きます。
まずは足を滑らせ肉離れが悪化しないように、十分に注意しながら下って行きました。
もちろん準備の時に話した通り、お嬢様が騒ぎ始めないうちに先頭で降りて行きます。
予想通り、後ろではお嬢様がブツブツ文句を言っていたようです。
そんな下りを他の女性陣はスイスイと下ってきました。
『登山部強者乙女隊』のメンバーです。
お嬢様も早くこのメンバーに入れるようにね・・・・。
不動峠で後続を待っている間に倒木にへばりつくヒキガエルを姐さんが見つけました。
夜行性のためか近くによっても逃げようとしません。
その倒木に後ろからやってきた麺法師さんが差し掛かったところで
『麺法師さん。足元!』と言うと、何を勘違いしたのか
さっきまでゆっくり歩いていた麺法師さんが、飛び跳ねて走って行きました。
ここからは尾根道の階段を登らず、トラバース道を歩きます。
一カ所だけ少し道が荒れてロープが張られた場所がありましたが、皆さん問題なく渡って行きます。
期待してカメラを構えてお嬢様を待ち構えていたのですが
もちろんお嬢様も・・・・!難なく?
トラバース道は尾根道の一段下についた道です。途中で姐さんが脇に咲く花を見て
姐さん : 『KAZASHIさん、これ何か分かる?』 と
私 : 『スイカズラじゃないですか?』と言うと
姐さん : 『そう金銀花(きんぎんか)ともいうんよ!』
さすが薬膳師の姐さん今まで他の花には目もくれなかったのに、生薬になるという
金銀花を見た途端にテンションが上がっています。
最初に見つけた場所からは姐さんテンションMAXの金銀花ロードでした。
そして足元にはフタリシズカかな?
最後に木々のトンネルを抜けると大川原高原へと戻りました。
駐車場に戻ると朝はシャッターの降りていた一軒茶屋が開いていて、
表の椅子にも何人もの人が腰かけソフトクリームを頬張っていました。
私たちも早速ソフトクリームを注文して腰を降ろしました。
珍しくビールを頼んだ姐さんがテーブルに戻ってきて
『このビール全然冷えてないわ!ぬるいわ!』
既にビール注文した後にそれを聞いたお嬢様が茶屋のおじさんに
お嬢様 : 『ビールが冷えてないようやから、やっぱりソフトクリームにするわ~』とキャンセル
ソフトクリームが出てきたところで
お嬢様 : 『やっぱりビールは冷えてないと美味しくないもん!』 と甘えた口で言っています。
それを聞いたおじさんが気を利かせたのか、
おじさん : 『氷があるから入れようか!』と言ってくれました。
するとお嬢様は
お嬢様 : 『あのね~後ろの人がソフトクリーム注文するらしいから、私やっぱりビールにする!』
(;´Д`) さすがお嬢様でございます!
ここで皆さん誤解のないように。お嬢様はけっしてわがままでなく、山から下りて
渇いた喉を冷えたビールで潤したい。その一途な思いからのやり取りでございます。
お嬢様が満足げに氷を入れたグラスとビールを持ってテーブルに戻って来ました。
とてもうれしそうに帰りも車を運転する執事の横で、ゴクンと!
帰りの車中では『ひなどりチーム』の中では、10歳近く歳が若いFさんが
時折コクリコクリと・・・・。
と思っていたら、往きで見つけた無人販売所で捥ぎたてのトウモロコシに、テンションアップ!
予定していたコースは道を間違え短縮。歩行距離6.8㎞、行動時間4時間の梅雨の合間の山歩き。
当初の天気予報で軽めに計画した今日の山行でしたが、気温も上がり日向では湿気も多く、
そろそろ、もっと標高の高い山にしなくては!と次回はどこの山に登ろうかと
考えながら家路に着きました。