囲碁のプロ棋士・芝野虎丸くんは20才。すでに、名人・王座・十段のタイトルを奪取し、最年少3冠記録を更新し、昨日まで本因坊戦7番勝負に挑戦していた。
将棋の高校生プロ棋士・藤井聡太くんは17才。最年少タイトルの挑戦権を得て、現在棋聖戦5番勝負と王位戦7番勝負に挑戦している。
昨日、この若い二人の戦い、本因坊戦第5局・二日目と棋聖戦第3局が行われていた。芝野君の本因坊戦は、Youtubeで、藤井君の棋聖戦はabematvで、両戦ともライブ中継が行われいたので。パソコンやスマホにつないで同時観戦していたら、あっという間に1日が終わった。
ファンというほどのものでもないが、若きチャレンジャーを応援するのは、老いつつあるヒトの本性だろうか、二人に勝利を!、と応援したが、残念ながら、昨日は両者とも敗れ、虎丸くんは1勝4敗とタイトル戦に敗退し、聡太くんは2勝1敗と、タイトル奪取は来週に持ち越された。
AI予測や専門アプリを駆使した最近のライブ中継は、プロ棋士の解説がオイラのようなド素人でも分かりやすく、とくにYoutubeの解説は漫才調で、対局者の食べるオヤツや昼食(いわゆるショウブメシ)の解説者の食レポまであって、タイトル戦はいまや「劇場化」している、といえる。「日本伝統の盤上遊戯が軽佻浮薄化の傾向にある!」と、アマ高段者は嘆き悲しんでいるかもしれないが、囲碁・将棋に関してはミーハーたる者、いわば裾野の普及に業界あげて努力をしているものと評価したい。
おかげさまで、最近はスマホに囲碁と将棋のアプリをダウンロードして、目が覚めれば枕もとで、酔えば寝っ転がって、AIとの13路盤囲碁や将棋を行うのが日課となり、囲碁は右脳、将棋は左脳の老化防止に努めている。実力ランクによって相手を調整できたり制限時間を設定できるので、AIと言えども見えないヒトを相手にしている感覚にとらわれ、割と手に汗を握り、負けたら悔しくもある。
しかし、「待った機能」を多用し、そこまでやっても勝とうとする根性は生来の「卑怯」なのであろう。
今朝、窓の外に立つと、18日の月の左に赤い火星が輝いていた。晴れた空、夜空を見上げるのは久しぶりだ。
いくさの神と平和の女神のせめぎあい。
梅雨明けは、いつなのだろうか。北アルプスの一画にテントを張って、星空撮影する準備はできている。
荒ぶる梅雨前線の横暴とコロナの感染拡大が続いている。
「梅雨明け日と移動の再自粛要請日とのどちらが早いか対戦」、けっこう拮抗してきたともいえる。
手持ちなので、ボケを許して。 18日の下弦の月と左方向に火星がのぞいています。
手持ちでも、望遠にするとG3Xくんは、クレーターをとらえてくれます。