日本の米軍基地は米国の領土で、もちろん治外法権。日本のルールが及ばない。毎日、何人の米国人が、何の目的で、どこから出入りしてくるのか、日本政府の知る由がない。横田や嘉手納などの米軍基地から自由に出入りしている。あるいは、世界最悪の感染国本土でコロナウィルスに感染したヒトが、何人も入ってくるのかもしれない。
日本にある米軍施設の70%が沖縄県に集中し、沖縄本島の15%の面積は、米国の領土。だから、コロナ感染者流入の危険が最も高いのが沖縄であることは明らか。
心配が、本当になった。海兵隊の駐留する普天間やキャンプ・ハンセンでクラスターが発生し、62人の発生が確認されたとのこと。
現在は、両基地ともロックダウンされているとのことだが、それまでは、軍人軍属の基地の外への出入りは自由、大々的なビーチパーティや飲食街の出入りがあったという。さらに、基地内には日本人の労働者もさまざまな労務に服しており、あっという間に沖縄県内に感染の輪が広がらないか、心配される。
今朝までの報道によると、政府は、「外務省や防衛省で適切に対応します。」と台本朗読を繰り返し、NHKは報道さえしない態度。*12日19:00のNHKニュースで放送
戦中戦後、沖縄県民は、「軍事」という二字の大義に、どこまで命の危険にさらされ続けるというのか。そのような不安に何も答えない、誰の心にも響かない日本政府の態度。
沖縄の石垣島で、昨年冬に撮影したサザンクロスの星写真を整理しようとしたら、windows10の「フォト」が勝手にスライドショーを作ってくれた。画像に何の処理を加えず、せっかく素晴らしい星空が目の前にあるのに、暗く、ボケて、残念な写真ばかりであるが、スライドショーも、ある種の臨場感が感じ取れることを発見したので、記念に貼り付けておこう。BGMは、「フォト」付属の「水鏡」。潮だまりに映るサザンクロスの風景に、マッチしているなと感じた。
石垣島白保の海の夜明け 金星・木星・アルタイル(さそり座α) 2019.1.18 6:43