かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

秋のそら 秋のくも 秋のいろ

2022-09-27 14:58:07 | 日記

夜明け、南西の空を見上げると、茜色に染まった朝焼け。「ああ、秋だ」「ひつじぐも?」

くもの姿は、高度の高い順から、「巻雲」⇒「巻積雲」⇒「巻層雲」⇒「高積雲」⇒「高層雲」に分類されるというが、秋の代名詞の「鱗雲・うろこぐも」や「鰯雲・いわしぐも」は、高さ5千以上の「巻積雲」だ。

今見えている「高積雲」分類される「羊雲・ひつじぐも」は、もっと低い位置、2千くらい。

今朝のTVで、空に人差し指をかざして、指に雲が隠れれば「巻積雲」、指の大きさをはみでれば「高積雲」と教えられた。「羊雲」は、たしかに指に隠れない。

なぜか「鱗雲」、「鰯雲」、「鯖雲」のいわゆる「魚系」は、「高い空」と同じように秋の季語となっているが、「羊雲」はどの季節の季語を探しても見つからなかった。

「朝見えていた雲は、秋の雲ではなかったのか、第一印象は秋だったのに、である。」

「このところ空を見る機会が減って来たな・・・感受性とやらが・・・・減退・・・」

大気層が澄んできた。首が痛くなるくらい、空を見上げよう。何かが降りてくるかもしれない。

 

    

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