里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

小カブが穫り頃

2022年11月27日 | 畑:根菜類

小カブが穫り頃になってきました。
品種は「耐病ひかり」。
古い品種ながらよく揃い大カブになっても美味しい。
種播きが9月20日。バラ播きで発芽、生育とも順調。
10~15㎝間隔に間引きしています。


11月10日頃から間引きを兼ね育ちの良いものから穫り始めました。
本格収穫の目安は種播き後約2ヵ月。今年は気温が高く生長が早まり、穫り頃の小カブが増えてきました。
すでに大分収穫していますが、葉で覆われ蕪の状態はちょっと見では分りません。


中まで見えるようになるのはもっと収穫が進んでからです。これがバラ播きの特徴。
近づくと僅か見えるようになります。


収穫するときは葉を少しかき分け蕪の間隔と育ち具合を確認します。


蕪は大部分が土の表面に出ているため、容易に確認できます。


実は蕪本体は根ではありません。根は下に尻尾のように付いている細い部分です。
蕪は茎なのです。そのため殆どが地上に出ています。


抜くのも殆ど力を入れる必要がありません。抜こうとして隣の蕪が一緒に付いてくることもよくあります。
このように間隔が狭いところもありますが、長期間穫るので、生育差が多少あっても問題ありません。


数株穫ってみました。


洗ってみると純白の蕪と青々とした緑の葉が実に清々しい。


やはり小カブは浅漬けが一番。大変軟らかく茎や葉も美味しい。食卓に欠かせません。
でも、本当に美味しくなるのはもっと先。冷え込みが強まってからです。
そうすると小カブの甘味、旨味がさらにアップします。