










再び、雪です。数センチの積雪ですが、もう日が当たっているのですぐ溶けるでしょう。今のところ大雪にならないのが幸いです。
まさに雪中の甘藍となりました。
これは寒玉キャベツあるいは雪中甘藍ともいわれるもの。
品種はトーホク種苗のその名も「寒玉キャベツ」。昨年と品種を変えてみました。昨年は渡辺採種場の冬穫りB号。これまで寒玉キャベツは色んな品種を作ってみましたが、絶対これというのは分かりません。その性質上、育種親に大きな差はないのでしょう。
あまり大玉にならないよう少し密植気味に作りましたが、結果、適度の大きさになりました。
今年は秋キャベツを遅くまで収穫していたため、寒玉キャベツの収穫は始まったばかりです。普通の年ですと、この時期、雪中の収穫となるのは珍しくないのですが、今年は2度目の雪。ですがすぐ溶けてしまうので、今のところ敢えて雪中の収穫も必要ないです。
少しだけ雪を払ってみました。
寒玉というと硬いというイメージがありますが、一方で、強い寒さに当たるため甘味が増しているというイメージもあります。
生キャベツとしてはあまり適しませんが、炒め物や煮物に適します。いわゆる春系とかサワー系とか言われる軟らかいキャベツに慣れた方は硬くて好まないかもしれませんが、昔人の私は、このような歯ごたえのあるキャベツも好きです。。
寒さに当たりアントシアンが出て、紫がかった葉色がなんとも美しいように感じます。
ほうれんそうを水墨画で描いてみました。
これは、一昨日収穫したほうれんそうです。
ほうれんそうは、この時期は寒さで葉が横に広がります。この品種は立ち性なのですが、それでも結構広がっています。したがって、この画は11~12月頃収穫の伸び伸びしたほうれんそうをイメージして描いたものです。