里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年も黙々とわら集め

2022年11月10日 | 田んぼ

田んぼの稲刈りが終わった後、年中行事化しているのがわら集め。
今年も何とか終了。丸一日やるのは容易でないため2日に掛けてやりました。
少々日数が経ってしまいましたが、我が家では大切な作業なので、ここで記録に留めます。
堆肥や畑へのすき込み、敷きわら、植え溝などに用います。
今年は大型コンバインのキャタピラ跡のわだちが酷く苦労しました。


今やわらの収集と言えばヘイベーラーを用いて大規模に行う時代。
近隣でもこのように運搬機で手作業でやる人間は殆どいなくなりました。
この運搬機は40年にもなろうかという年代物。


今年の夏にエンジンが不調になり、馴染みの農機具店に修理を依頼したところ部品がもう無く修理不能。
中古のエンジンを紹介され取り替えました。
そのエンジンも馬力不足でイマイチですが何とか動いています。長い時間使うのは今回が最初。
キャタピラがまた何時切れてもおかしくない状態なので金は掛けられません。
大型コンバインの刈り取り後はわらがまとまって落とされる所が出ます。できるだけそのような所をホークを使って積み込みます。


そのままだと嵩張るので、荷台に何度も繰り返し上ってわらを踏み固めます。
これでがっちり積み込むことができます。これがなかなかの重労働。


運搬機はスピードが遅いので時間が掛かります。


がっちり三台運んで初日は終了。


2日目の田んぼは助っ人が何カ所かに集めておいてくれました。これは有り難い。


助っ人はこれとは別に大きな袋にも集めてくれるので、種播きの時などに利用しています。
この田んぼはわだちが少なくやりやすかった。


この畑にもがっちりと三台。


ならばもっと集めたいところですが、今年はこれで終了。
地味ながらも欠かせない作業だと思っています。。
ただし、かなりくたびれる作業なのでいつまで出来るかは分りません。