ブロッコリーは2回に播いていますが、これは1回目のブロッコリー。7月13日に播き、8月11日に植付けたもので、品種は「緑嶺」。
頂花蕾つまり主枝の花蕾は全て収穫が終わっています。今度はわき芽から出る枝に着く側花蕾が穫れるようになっています。台風19号の影響は少なくて済んだようで大きな側花蕾が穫れています。所々に大きな花蕾が見えますが、これは頂花蕾ではなく側花蕾です。大きいのでちょっと見には頂花蕾に見えるかもしれません。
この株の側花蕾は大きなものは頂花蕾並。中ほどに頂花蕾の穫り跡が見えます。そのほかの側花蕾もかなり大きい。
こちらの側花蕾も頂花蕾並。左に頂花蕾の穫り跡があります。
こちらも同様。中央に頂花蕾の穫り跡。
こちらの側花蕾も大きい。右側に頂花蕾の跡です。
側花蕾は親茎から出るわき芽、側枝が太くて丈夫なものでないと大きなものは穫れません。そのためにはいくつか条件があると思いますが、私が作業で特にこだわっているのは土寄せ作業です。
土寄せの作業では、追肥した後にわき芽が出ている上くらいまで がっちりと土寄せするようにしています。管理機で土をはね上げた後、クワで手直しをしてしっかりと土を掛けます。(
今年の土寄せの様子)
今年もその効果が十分に出たようです。側花蕾が大きな株は、例外なく側枝自体が太く主枝のようになっています。
よく見ると側枝が土の中から伸びているのが分ります。
わき芽(側枝)がらも根が出て養水分をよく吸い、大きく育つのではないかと思っています。これは中央の一番太いのが主枝で、あとは側枝です。
これは、ほとんど同じような茎に見えますが、左が収穫し終わった主枝で、右が側枝。大きな花蕾が着いています。
これは2週間ずらして2回目に植えたブロッコリーで、頂花蕾がまだ大分残っています。
これと比べれば1回目のブロッコリーの側花蕾はさすがに少し小さいですが、収穫したものを一緒にすると分からないくらいです。
2回目のブロッコリーは台風の影響からか頂花蕾の収穫が少し遅れたため、1回目のブロッコリーの側花蕾収穫とダブっています。しかし、最近かなり気温が下がってきたので、少々穫り遅れても大丈夫です。
ところで、隣家はこの辺りでは珍しく非農家で4人家族ですが、時折我が家の野菜を差し上げます。間に合っているとゴミになるだけなので、必ず確かめます。
このように畑から穫って、直接一輪車に積み、そのまま持って行きます。