里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリは残念ながら終了

2019年09月30日 | 畑:果菜類
 
今年の夏秋キュウリも間もなく終了です。


 5月半ばに定植した今年のキュウリは、孫蔓の勢いが良く、台風での被害もなかったことから10月半ばくらいまでの収穫を期待しましたが、そうはうまくいきませんでした。


 8月の高温で相当成り込んだのと、9月の雨で、見た目以上に株への負担があったようです。9月半ばを過ぎると急に勢いが悪くなってきました。多少、無理な葉かきをしたのも影響したかも知れません。
 9月初めにはこんな勢いのいい孫蔓が出ていたので期待するのも当然でしたが、残念です。


 きゅうりの後半の管理は難しいです。田んぼも畑も忙しくなってくるので、細かな管理はとてもできなくなるのが痛い。


 6月末に直播きした遅まきのキュウリも8月の高温続きで伸びが早く、一気に成り込んでしまったため、株疲れがひどく、こちらも意外に長持ちしませんでした。


 最盛期には、少しでも形の悪いものを見つけ次第摘果していたのが、嘘のようです。しかし、塩漬けに回ったのも相当な量のようで、100日以上の収穫という一応の目標も達成したので、良しとします。
 まだすぐには片付けないので、残っているものは穫れます。


コスモスを水墨画で描く

2019年09月29日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

 コスモスを水墨画で描きました。
 これまでも、コスモスは何度か描いていますが、今回は、風に吹かれるコスモスを試みました。茎を横から流れるようにし、花も少し踊るように描こうとしたのですが、なかなか難しい。
 コスモスは、水墨画でも魅力的な題材ですが、手ごわいです。

秋の花と言えばまずはコスモス

2019年09月28日 | 

 今、コスモスが満開です。8月から咲いています。
 これは、いったい庭の花なのか、自然の花なのかといった感じで、方々に咲いていますが、もともとは種を播かなければ咲かないので、やはり庭の花なのでしょう。


 秋の花は様々ありますが、コスモスは清々しい気分にさせてくれる花です。
 我が家では、入り口、育苗ハウスの前にまとまって咲いています。


毎年、種がこぼれて、翌年、自然に発芽し、花が咲きます。


 色は、ピンク、白、濃い赤。ピンクにも濃いのと薄いのと2種あるようです。コスモスも自然交雑するのでしょうか。

 コスモスでまずイメージする色は、やはり薄紅色でしょうか。


 アゲハが蜜を吸っているところが撮れました。


 種が運ばれて野生化し、道端に咲いています。


 土手にも咲いています。こうなると野の花かも知れません。

 コスモスを漢字で書けば秋桜と、さして疑問にも感じないようになっていましたが、秋桜は、やはり「あきざくら」と読み、コスモスの和名なのでした。そう言えば、コスモスを「あきざくら」と言う高齢の方は結構おられます。たまたま、ネットを眺めたら、「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませたのは、あの歌。
 さだまさしさん作詞作曲で山口百恵さんが歌った「秋桜」。これで、コスモスと読ませたのが最初で、それが一般化したと言うものでした。この歌がヒットしなければ「秋桜」でコスモスもなかったのか、と妙に納得したことでした。


トマト連続摘芯栽培は第10花房の収穫が間もなく終了

2019年09月27日 | トマト連続摘芯栽培
 トマト連続摘芯栽培は、第3基本枝の収穫はおまけの花房を残すだけとなり、第4基本枝の第10花房も間もなく終わるところです。
 株の上の方に枯れ葉が目立つようになっていますが、これは上の方の葉が古く、垂れている下の葉の方が若いためで、少し異様に見えるかも知れません。
 この株は、上から垂れている第3基本枝の第7~第9花房まで収穫が終わり、上の方に、おまけに捻枝して着けた花房が着果しています。下の方に葉かきした第1基本枝が見えます。


 反対側は上の方から第4基本枝が垂れて、第10花房が赤くなり間もなく収穫です、第11、第12花房、そして第13花房まで着果しています。


 この株は左側に垂れている第3基本枝の収穫は終り、おまけも着果していません。下の方には1回目に捻枝した第1基本枝が見えます。
 右側には上の方から4回目に捻枝した第4基本枝が垂れています。第10花房が赤くなっています。第11花房は着果せず、その下に第12花房が着いています。そして、葉かきされた第2基本枝が見えます。


 この株は右側に垂れている第3基本枝は収穫が終わり、左側の一番上から垂れている第4基本枝の第10花房の収穫も終わりました。第11~13花房が少しですが着果しています。

 
 全体を第1基本枝側から見ると、収穫はほぼ終り、おまけの花房や変則的に着果させた花房が残るだけです。


 第2基本枝側から見ると一番上の第4基本枝の最初の第10花房が赤くなって、収穫が進んでおり、間もなく終了します。残りは2,3花房を残すだけとなりました。


ナバナの間引き・土寄せをする

2019年09月26日 | 畑:花菜類

 ナバナ、正確にはハナナの一種「寒咲花菜」の間引きと追肥・土寄せをしました。        
 トーホク種苗の品種を9月5日に播きました。畝間80㎝、株間25~30㎝の直播きです。株間が少し狭くなりました。後のことを考えると畝間も株間ももっと広くとったほうがいいのですが、結局いつもと同じになってしまいました。

 以前は、20数株の2列作っていましたが、これを好む人間が多いので、昨年から3列作っています。
 まずまずの生育です。これまでに2回ほど間引きをしていますが、今回間引きをして1本立てにします。後で狭いところは株抜きするようになるかも知れません。


 土寄せは、機械が入りやすいうちに早めに済ますようにしています。
 速効性の肥料を畝の両側に施します。


 逆転ローターリーで土をはね上げます。

 
 芯に土が入ってしまうとまずいので、そのような株は土を払い落としながら、クワで手直しをして仕上げます。


 このくらいなら順調です。


 こちらは、同じナバナ類の通称「アスパラ菜」。
 「寒咲花菜」よりも1週間ほど早く種を播き、すでに土寄せも終わっています。「寒咲花菜」とほほ同じようなやり方です。


 こちらは2列。大分大きくなってきました。来月半ばには収穫が始まるでしょう。