囲碁の一力遼3冠が10月30、31日行われた名人戦第6局で勝利し名人位を奪取、4冠を達成しました。
囲碁の世界戦第10回応氏杯世界選手権優勝に続く快挙です。
一力遼4冠は本県出身。ヘボ碁をたしなむ小生は10代の頃から応援してきました。
囲碁界最高位の棋聖に次ぐ名人、そして天元、本因坊の4冠を併せて保持することとなり、名実ともに第一人者としての地位を不動のものとしました。
同県人として誠にうれしい限り、歴史的慶事です。
日中は岩手県出身の大谷翔平選手所属のドジャースがワールドシリーズ制覇、大いに拍手喝采したばかり。
それに続く夕方の嬉しいニュースとなりました。
名人戦の主催新聞社である朝日新聞から喜びの記者会見の様子が配信されています(朝日新聞デジタル)。
かつては本因坊戦も2日制のタイトル戦で棋聖、名人、本因坊を大3冠と言い、ほんの僅かの大棋士しか達成していません。
囲碁のタイトルは全部で7つ、一力4冠に全タイトル制覇の期待がかかります。
残りは井山裕太3冠が保持しています。井山3冠は全7冠を2度も達成した大きな壁。至難となるでしょう。
以前にも記しているように一力4冠は当県の地方紙「河北新報」創業家の御曹司です。
大学卒業後は同紙記者として棋士との二刀流で活躍、さらに今年の春からは取締役にも就任しています。
明日の同紙には名人戦の結果が大きく報じられることでしょう。
最後に以前記したことをもう一度。
小生は一力遼4冠デビュー前から応援している棋士がおり、それが高尾紳路9段(元名人)です。
高尾9段のブログを愛読していたからgooブログを始めたと言っても良いかもしれません。