里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

年越しの準備~鎮守の神様にしめ縄

2018年12月31日 | 暮らし


鎮守の神様の鳥居に、昨日準備していたしめ縄を掛けました。



かつては、鳥居の両側に笹竹を飾ったのですが、鳥居を傷めるので止めることにしました。
何しろしめ縄の紙は甚だ弱いので、いずれ破れてしまうのですが、三が日はもって欲しいです。



石段脇の出羽三山の石碑にお参り。
お幣束とおさごを捧げます。



先客がいました。
最後に本殿にお参りして本日は全て終了です。

年越しの準備~お歳徳神さん等

2018年12月31日 | 暮らし
神棚を掃除し、飾り付けを新たにしました。
まず、古いはずすべきものをすべて取り外しました。



このお幣束(御幣)は、先日、氏子になっている神社の宮司が来られてご祈祷いただいたもの。鯛の飾りもあります。



恵比寿大黒などいわゆるお歳徳神(としとくじん)さんの飾り付けです。



これは恵比寿様など。



これは大黒様。



中央の神棚は神社庁の事例と同様です。



五穀豊穣の神様とかまどの神様は台所にある小さな神棚に飾ります。



床の間です。



掛け軸はごく一般的なもの。かつて鶴と亀の一対の掛け軸を掛けていたこともあり、私は好きだったのですが、傷みが激しく今はやめています。
生け花は、毎年、私が梅と南天だけでシンプルに生けています。梅は先日剪定した枝。全くの自己流です。器は父が太い孟宗竹の根元で作ったもの。
鏡餅は、3年程前から市販の小さなもので勘弁してもらっています。

年越しの準備~輪通しとおさご

2018年12月31日 | 暮らし


輪通しは玄関と神棚の前に飾ります。
赤松の枝に付けます。
今は、この辺りでも市販の飾りをつける方がほとんどになりました。



そのほかの4つは作業場、トラクター、管理機、車に。いつの間にかそうなりました。

これは、お参りの際に使う御散供(おさご)。



米が入っているおひねりです。今ではやっている人は少ないと思いますが、止めると何となく落ち着かないので続けています。
お幣束とおさごを捧げてお参りします。
ここは水の神様。井戸があったところです。



これは裏山にある小さなほこら。山の神様です。



お参りとともに神棚から下ろした古い飾りなどを納めるのが我が家の昔からの習わし。
お参りするのはあと3カ所。昔はもっとたくさんありましたが、縮小させてもらいました。

年越しの準備~しめ縄づくり

2018年12月30日 | 暮らし

鎮守の神社の鳥居に付けるしめ縄を作りました。(2019年の輪通しとしめ縄づくり
と言っても、縄は購入したものです。以前はすべて自前で作っていましたが、祭典時も含め負担が大きくなってきたので、3年程前から購入することになりました。何分小さな講中ですから、安価なものです。ただし、左より縄の祭典用手作り風。
紙は自分で切ります。


切り方はこうです。これを織り込めば完成。切り込みの深さで長さが変わってきます。


5枚作ります。


これを縄に挟みます。明日、鳥居に取り付けます。

年越しの準備~輪通しづくり

2018年12月30日 | 暮らし

年越しの準備は、かつてはすべてを大晦日に朝早くから一日かけて終わらせていたのですが、大変なので、この頃では前もって準備を進めています。
まず、輪通しづくり。(2019年の輪通しとしめ縄づくり
輪通しは、言ってみればしめ縄の簡素化したものです。改めて教わったことはなく、父がやっていたものの見よう見まねです。
我が家の場合、輪に挟み込むのは、定番の昆布(よろこんぶ)のほか五葉松(御用待つ)と干し柿。干し柿はなぜなのか分かりませんが、おそらく農作物への感謝と豊作への願いを込めその代表として挟んだのではないかと想像します。
6つつくります。


紙はこのように切ります。


年越し前に鎮守の神社を掃除

2018年12月30日 | 暮らし


鎮守の神社を掃除してきました。
明日は大晦日ですからぎりぎりになりました。講中の世話人も結構やることが多いのです。
これは拝殿の中。奥に見えるのが小さいですが本殿です。手前のさい銭箱は大分前に私が奉納したものです。



境内はあまり汚れておらず助かりました。懸案だった周りの大木の伐採が奏功しました。
今日も雪でうっすらと白くなりました。少し残っているのが分かります。
先日掃除した石段も、また落ち葉が少し出たので再度軽く掃除しました。いくらやってもきりがないのですが。



ほうれん草に雪

2018年12月29日 | 畑:葉菜類



ほうれん草に雪が残っています。
今日は終日雪がちらつくような寒い一日でした。今冬一番と思います。うっすら白くなる程度で、ほとんど消えてしまいましたが、ほうれん草だけに少し残っています。 陰になる部分が結構あるからです。



このほうれん草は1、2月収穫の予定で作っているものです。生育が進みすぎてまずいと思いましたが、最近の冷え込みで結局オーライとなりそうです。この辺は雪もなくなりました。



これは、その前のほうれん草で、まだ収穫していないものが少し残っています。こちらの方は雪は全く残っていません。葉が広がっては陰が少ないからです。



今日は日本海側が大雪になっていますが、里山でも太平洋側のこの辺りは、西高東低の気圧配置で大雪になることはほとんどありません。
気をつけなければいけないのは、気圧配置が崩れて南岸低気圧が北上するような時。東京にも雪が降るような時です。数十センチの大雪になることも何年かに一度あるので油断できません。


ヤブコウジを墨彩画で描く

2018年12月29日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙



 ヤブコウジを墨彩画で描きました。
 ささやかに一両ともいわれるヤブコウジ。
 正月を控え、私には千両、万両よりこちらの方が似合っています。
 もう少し可憐に描きたかったですが、元気が良すぎたかもしれません。余白を大きく開けるべきだったでしょうか。
 モチーフはこちら。


赤い実のヤブコウジが可愛い

2018年12月29日 | 野山


 今、里山では赤い実を付けたヤブコウジを方々で見ることができます。





 よく見ると実に可憐でかわいいものです。若い頃はただの雑草と思うぐらいで気にもとめませんでしたが、自分も大分歳をとったということでしょうか。





 正月はめでたい色として赤い実を付けた草花が好まれ、センリョウ、マンリョウはその代表的なものですが、ヤブコウジはイチリョウと言われることがあるようです。ヤブコウジの実は2個のものが多く、慎ましいものですが、派手に実を付けているセンリョウ、マンリョウよりけなげに見えます。
 これは腐った切り株にりりしく育っていました。




 群生しているところもあります。


 商魂たくましく、ヤブコウジを鉢物で売っているのを見かけることがありますが、自然の中に置いたままにしてほしいと思ってしまいます。





菜の花のわき芽収穫が最盛期に

2018年12月28日 | 畑:花菜類



 菜の花(寒咲花菜)のわき芽の収穫が最盛期になっています。
 収穫が始まってほぼ1ヶ月となりますが、最近の冷え込みで、外葉が垂れ下がり、少し無様な感じになってきました。いかにも低温障害に遭ったように見えるのですが、ここからがしぶとい。低温に対する抵抗力を次第に獲得していくように思えます。


 親茎の収穫は終了し、わき芽の茎が多数伸びています。中心に花芽が見えます。
 気温が低いため花が咲くまでには至らないので、多少収穫が遅れても影響ありません。



 これは中心に親茎の収穫の跡があるのがよく分かります。わき芽が多数出ています。




 これはまれに残っている親茎の収穫がまだ終わっていない株。


 これは勢いの悪い株。わき芽の伸びがよくありません。


 いい菜の花が収穫できました。これからは伸びは悪くなりますが、収穫がしばらく続きます。この寒咲花菜は、寒さに遭うと一層柔らかくなり茎まで美味しく食べられます。





今年はシュンギクの勢いがいい

2018年12月28日 | 畑:葉菜類



 今日は朝方雪でさっと白くなりましたが、日当たりのいいこの畑はすぐ溶けました。
 防寒対策をしているシュンギクは旺盛な勢いを保っています。



 子茎の収穫がまだ大分残っている上、そのわき芽(孫茎)が伸び始まったため、いっぱいに茂った感じになっています。収穫の方ががなかなか追いつきません。



 節は大分詰まってきましたが、十分に食べ応えがあります。



 今日もたくさん収穫しました。



 すきやきにはもちろんですが、香りの強い野菜が好きな私は、シュンギクのおひたしも好物です。

 

 今年は、まだ雪らしい雪が降っていませんが、不織布が潰されるような雪が降るまでは収穫が可能と思います。


小カブの浅漬けが旨い

2018年12月27日 | 畑:根菜類

 小カブを浅漬けにしました。
 こちらは私がシンプルに塩と少々の調味料で漬けたもの。

 小カブの甘味と調和し、酒のつまみにもってこいです。小カブは根の部分だけでなく葉と茎を少し入れると一層味わい深くなります。

 これは家内が調味液に漬け込んでくれたもの。これも旨い。

 ここしばらく、小カブの浅漬けは切らしませんが、いくら食べても飽きがきません。

小カブは今が一番

2018年12月27日 | 畑:根菜類



 最近、冷え込みが厳しくなり、小カブの甘味、旨味がぐんと増し、まさに食べ頃になっています。
 


 小カブはもう1ヶ月以上収穫しましたが、まだまだ残っています。今年の小カブは姿形や揃いも凄くいいです。やや密植気味でしたが、大きさを見ながら収穫してきたので、今はどの小カブも適当な大きさに揃っています。





 作っている「耐病ひかり」カブはある程度大きくなっても美味しく食べられますが、老化してくるとだんだんと繊維分が感じられるようになり、硬くなるのは否めません。



 小カブの柔らかさと旨さを最も味わえるのが今と言えるでしょう。


イチジクを剪定する

2018年12月26日 | 畑:果実類

 今年のイチジクはなかなか収穫が始まらず、今年も大して採れないかと思いましたが、暖かい日が続いたせいもあってか、日を追うごとに収穫が多くなり、結果的には本格的な収穫の初年目となりました。
 私はイチジクのことをよく理解していませんが、この蓬莱柿という品種は、秋果専用種で、その年に伸びた枝に実がなります。在来種と違い、新しい枝が凄く伸びるので、剪定をしないで放置しておくととんでもないことになってしまいます。

これが剪定前。


 これが剪定後。 
 明らかに込んでいるところや地べたに付きそうなところは元から切りました。あとは2,3芽を残して切りましたが、この程度でいいのかは半信半疑です。


結構な剪定量になりました。


さらに、カミキリムシがなかなか退治できず、また木くずを出しているので、針金で突つき、薬剤を流し込みました。

絶景 白銀の蔵王連峰を撮る

2018年12月26日 | 小旅


 白銀の蔵王連峰を撮りました。
 このポイントは結構来るポイントですが、山には雲がかかることが多く全体を綺麗に撮れるタイミングはなかなかありません。朝少し霞がかってはいましたが、晴れ渡ったところを偶然撮れました。
 左手前に見えるのは東北新幹線の白石蔵王駅。蔵王連峰が眼前に迫ってくるような迫力があります。
 蔵王連峰でもいわゆる南蔵王といわれる峰々で不忘山、屏風岳が綺麗に見えます。中央にはみやぎ蔵王白石スキー場のゲレンデも見ることができます。スキー場ではもう少し雪のほしいところでしょう。