里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

秋冬ニンジンの生育は早く間引きは少々遅れた

2024年09月15日 | 畑:根菜類

夏播きし秋から冬に穫るニンジンは2回に播いています。
こちらが1回目に播いた秋ニンジン。


品種はトーホク種苗の「黒田5寸陽彩」。
7月19日に種播き。気温が高いので例年より少し遅らせました。
簡単なバラ播きです。
1回目の間引きは早めに済ませました。
しかし、その後の生育は早く間引きが遅れてしまいました。
元肥は控えめにしたつもりでしたが、気温が高く徒長し葉が絡みつくようになっています。


ほとんど隙間が見えなくなっています。
今回が最終の間引きなので目安は間隔10㎝強。
間引き後。徒長した葉が倒れ少々醜い。


まだ少し狭いですが、間引きを兼ね収穫を早めにスタートすることにします。


かなり嵩張る間引き量となりました。ニンジンらしくなった姿のものも見られます。


10月半ばくらいにはそれなりのものが穫れるのではと思いますが、どうでしょう。
こちらが2回目に播いた冬ニンジン。冬囲い用にもなります。


種播きは8月10日と遅め。
当地では従来から8月上旬には播くものとしてきましたが、何分気温が高い。
敢えて遅めの種播きで丁度のようです。
これもバラ播き。このくらいなら比較的うまく薄播きにできた方です。


概ね想定した程度の発芽になっています。
最も薄くなったところで最終密度程度でしょう。
何れ間引きは遅れがちになるので間引き間隔は7、8㎝を目安に行いました。


思ったより多くの間引き量になりました。


これで1回目の間引きは終了です。


こちらの収穫は12月半ば以降、冬囲いにもするので急ぎません。
秋ニンジンの間引きは遅れてしまいましたが、生育としてはまずまずと言ってよさそうです。


水墨画「黒葡萄と青葡萄」

2024年09月14日 | 水墨画:菜果


大きく立派なブドウを頂きました。
人気の「シャインマスカット」。大ブームで社会現象化しています。
誠にもって甘くて美味しい。
そして、大粒で種なし、皮ごと食べられるわけですから人気が出るのも当然でしょう。
かつて大粒のブドウでブームを巻き起こした品種と言えばやはり黒ブドウの代表品種「巨峰」でしょう。
「シャインマスカット」は酸味が殆どありませんが、「巨峰」は酸味があって小生の好みです。
現代の多くの消費者は酸味を敬遠し甘味の強い品種を嗜好するようです。
「巨峰」は今や古典的な品種になりつつあり、その「巨峰」を元に幾多の品種が育成されています。
一方、青ブドウの大粒品種の古典的品種と言えば「マスカット・オブ・アレキサンドリア」。
「シャインマスカット」もその流れを汲んでいるわけです。
通称は「アレキ」ですが、一般の消費者はマスカットと言うことが多いのかもしれません。
しかし、我々の口に入ることはまずなく、「ネオマスカット」をマスカットとして食べた記憶があります。
小生が「アレキ」を食する機会に恵まれたのは何十年も前。ホテルで行われた誰かの結婚式だったか。
記憶も殆どなくなっているのですが、「アレキ」の香りだけは今でも蘇ります。
これが「果物の女王」かといたく感激したことだけを憶えています。以来食する機会はありません。
「巨峰」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」をイメージして描いてみました。


ブロッコリーはわき芽の付け根が埋まるほどに土寄せ

2024年09月13日 | 畑:花菜類

1回目に植えたブロッコリーに追肥と土寄せをしました。
秋キャベツや早生ハクサイに続いて行ったもの。
小生はブロッコリーの土寄せには少々の拘りを持っています。
品種は「緑嶺」。
植付けて1ヵ月余り過ぎたところです。


今年の苗は大不調で予定の半分しか植えられませんでした。
それでも植付け後にしばしば降雨があり、気温も高くそれなりに生長しました。


土寄せの時期が遅くなってしまい、機械を使うのは難しくなりました。
今年はわき芽の出方が非常に早くしかも多い。いずれの株も数本が大きくなっています。


昨年も同様でした。やはり気温が高いことが大きいかもしれません。


但し、ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)の被害が少しあるようです。


しかし、芯止まりになってもわき芽が生長すればそれなりの花蕾は穫れます。
まず畝の両肩に速効性の肥料をバラ撒きます。


例年なら土寄せには管理機を用いるのですが、さすがに葉が大きくなりすぎました。
思いのほか土は硬くなっておらず鍬でもそれほど苦労しませんでした。


ブロッコリーは大きな花蕾を穫るためには大きな株を作るのが基本。
そのためには土寄せ作業が非常に大事な作業と考えています。
頂花蕾はもちろんですが、側花蕾も頂花蕾並の大きな花蕾を穫ることを目標にしています。
そのための作業として土寄せに少々拘っています。
本来なら管理機の逆転ローターで土をはね上げるところです。
今回はクワのみで株元までしっかりと土寄せします。


わき芽(側枝)の付け根が埋まるほどにガッチリと土寄せするのが小生流です。
そして、このわき芽の根元から不定根の発生を促します。
より太い茎に生長させれば大きな葉が沢山着いた側枝に生長します。


経験上、側花蕾の大きさも側枝の大きさにほぼ比例します。
このわき芽(側枝)の出方ならかなり期待できそう。苗の大不調をカバーできるかもしれません。
これは1回目の苗が不調だったため追加で播き植付けたブロッコリー。


大分差が付いてしまいました。
過日、本来なら2回目となるブロッコリーを植付けたので、結局、追加の分もカウントすると今年は3回の植え付けとなりました。


秋キャベツと早生ハクサイの追肥土寄せは遅くなった

2024年09月12日 | 畑:葉菜類

秋キャベツに追肥と土寄せをしました。
苗が甚だ不調だったため予定の半分です。


品種は大部分がトーホク種苗の「あまいキャベツあまみさき」、そして僅かに「あまいキャベツ愛心(あいごころ)」。
秋キャベツは8月7日の植付けで、30数日経っています。
タイミングを逃し、機械を使うのは難しくなってしまいました。
やや不揃いですが、植付け後は降雨もあり結構大きくなりました。


中心の葉が立ち上がり結球の気配が見えます。
「あまいキャベツあまみさき」は外葉が大きく垂れ気味になるのが欠点。
大きくなるとなおのこと機械作業はやりにくい。諦めて鍬だけで土寄せすることにしました。
まずは畝の両肩に速効性の肥料をバラ撒きます。


思ったよりは土は硬くなっていませんでした。
切り藁は気にせず株元まで土をしっかり寄せます。


相変わらず気温が異常に高いため晴れ上がると未だ萎れ加減です。


これは、追加で播いた秋キャベツ。


品種は同じ「あまいキャベツあまみさき」。
本来なら最初の秋キャベツが2畝でした。大分差が付いて管理も面倒です。
こちらは早生ハクサイ。


予定を若干早めて播きました。
ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)対策に不織布をべた掛けしています。
ほぼ1ヵ月と言ったところ。
品種はトーホク種苗の早生種「郷秋60日」。
直播きし、9月早々に1本立てにしました。
不織布のべた掛け効果はあって虫は付いていません。


蒸れるのを心配しましたが、あまり変わりないようです。
僅か欠株があるものの概ね順調。
こちらもタイミングは遅く機械作業は諦めました。
まず追肥。畝の両側に速効性の肥料を施します。


鍬で根元にしっかりと寄せます。作業は問題なく出来ました。


この後、再び不織布を掛け直しました。葉が立ち上がり結球の態勢に入ったところで外すつもりです。


10月半ばからの収穫が目安ながら、気温があまりに高過ぎます。
少々土寄せに拘りのあるブロッコリーについては明日記します。


トマト連続摘芯栽培'24~収穫は順調で全て芯止め

2024年09月11日 | トマト連続摘芯栽培

トマトの収穫は順調。
昨年今頃はオオタバコガが寄生し惨憺たる状況になっていましたが、今年は大丈夫。


作業はやりにくいもののネットを張ったのが奏功しています。
すでに基本枝の捻枝は全て終えています。


収穫は第1花房、第1基本枝(第2、第3花房)、第2基本枝(第4、第5、第6花房)までは全て終わりました。
現在第3基本枝(第7、第8、第9花房)は第7、第8花房は全て穫り終え、第9花房とおまけの花房の収穫中と言ったところ。
この両側の株は第9花房は終了、残っているのは一番下のおまけの花房です。今年はおまけがよく着いています。


捻枝をすると上の花房から赤くなってくるので、知らない方は異様に見えるようです。
上方に過日捻枝したおまけの基本枝が垂れています。


結局、これには2花房着けたので正式に第5基本枝(第13、第14花房)とします。


さらに半数は第15花房まで着けました。
10月下旬には強制終了するので逆算すると大概9月早々に咲いた花房が限界です。
ただ依然気温が高いため数日前に開花した花房まで残し、その先本葉2枚で芯止めしました。


反対側の上から垂れているのが第4基本枝(第10、第11、第12花房)。


着果の悪い花房もありますが、まずまずと言ってよさそうです。第10花房を穫り始めました。
下には穫り終えた第2基本枝があります。
第4基本枝にはさらにおまけの花房も着けました。


これも同様に数日前に開花した花房の先本葉2枚残して芯止めしました。


おまけが2花房になったものもあります。
もちろんこれらの花房が全てよく着果するわけではありません。おまけの花房はカウント外です。
今年は初めこそ若干出遅れましたが、以後は気温が高く例年よりステージが進みました。
近年では最も花房数が多くなっています。
花房数が多くなると競合して着果率が落ちることが多いのですが、それも今年は軽微。
本来は下葉を整理すべきところながら、今年は無理に手を掛けないことにしました。
それで今のところ不都合はありません。
裂果が増えてきました。しかし、今年は収穫の波が少なく安定して穫れ続けています。


全体の収穫量から見ると実質7割方は終了と思われますが、後半もそれなりに期待できそうです。


メインのダイコンの種を播く

2024年09月10日 | 畑:根菜類

今年、ダイコンの種播きは2回です。今回がメイン。
3回に播いた年も多いのですが、消費も減って年々作付けを減らしています。
昨年痛い目に遭ったハイマダラノメイガ(シンクイムシ)への対応のこともあります。
今回のうち半分以上は冬囲いに回ります。
気温が高いため少しずつ後にずらしてきました。
昔はこの時期になると晩限ギリギリと言ったところでしたが、今では適期範囲と言えるかもしれません。
苦土石灰を全面散布し耕耘してから20日以上経ってしまいました。
畝になる位置に緩効性肥料を帯状散布し耕耘したのは10日ほど前です。
種播き前に再度ロータリー耕耘。
帯状全層施肥した畝の中央に目印線を付けます。畝間は広めの80センチ。


ネキリムシとキスジノミハムシ防除のため粒剤を散布した後、管理機で畝立て。


強粘土質なので逆転ローターで往復し。少しでも土を細かくしたい。


軽く鍬でならしてかまぼこ形の畝に仕上げます。


ごろ土が目立ちますがやむを得ません。
小さなドリンク瓶を使って播き穴を付けます。


品種は今回もタキイ種苗の「耐病総太り」。


食味もさることながらス入りの心配が殆どないのが最大の長所です。
前回は4粒播きでしたが、今回は3粒播きで大丈夫でしょう。


株間は25センチと狭め。広くすると太りすぎるのでこのくらいで十分。
クワで覆土し、軽く鎮圧。


オガクズが不足してきたので切りわらを掛けます。


こちらは1回目に播いたダイコン。


気温が高すぎるので例年より遅い8月26日の種播き。2週間ほど経ちました。
ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)対策に不織布をべた掛けしています。
1本立てにしたばかり。まずまずと言ったところ。


㊗一力遼3冠ついに囲碁世界戦優勝成る

2024年09月09日 | 暮らし

囲碁の一力遼3冠が9月8日行われた囲碁の世界戦でついに優勝を果たしました。
一力遼棋聖は本県出身であり、10代の頃から応援してきました。
ヘボ碁をたしなむ小生としては、記録に残しておくべき歴史的慶事です。
すでに囲碁界最高位の棋聖に加え天元、本因坊の3冠を保持しているので国内の第一人者と言えます。
しかし、国際戦での優勝はまだなく、正に悲願と言うべきものでした。
かつては常に世界の囲碁界のトップに君臨してきた日本も中国、韓国の後塵を拝するようになって久しい。
日本の囲碁棋士が国際棋戦で優勝するのは19年ぶりになると言います。囲碁ファンにとっても悲願と言うべきものでした。
今回の国際戦は第10回応氏杯世界選手権で4年に1回開催されます。
5番勝負の第3局が中国上海市で打たれ、日本の一力遼三冠が中国の謝科九段を破り3連勝で初優勝を果たしました。
途中まで不利な形勢を一瞬の隙を逃さず逆転勝ち。強さの証明と言えるでしょう。


テレビでは朝からニュースで流されていますが、残念ながら新聞は休刊日。
実は一力棋聖は当県地方紙「河北新報」創業家の御曹司。
大学卒業後は同紙記者として活躍していることでも知られています。
さらにこの春には同社の取締役にも就任、経営の一翼も担う立場となりました。
もちろんオンラインでは直ちに速報で流されました。

明日の同紙の朝刊にはどのように掲載されるのか興味津々です。
現在、一力3冠は同時並行で国内棋戦で名人戦を戦っている最中でこちらも開幕から2連勝中。
あと2勝で名人位も奪取となれば囲碁界でもスター誕生となるのではないでしょうか。
なお、以前にも書きましたが、小生は一力遼3冠デビュー前から応援している棋士がおります。
高尾紳路9段(元名人)です。小生がgooブログを始めたのは高尾9段のブログを愛読していたからです。


タマネギ「ネオアース」の種を播く

2024年09月09日 | 畑:土物類

タマネギの種を播きました。
品種は今や我が家の定番となったタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」。
少しだけ昨年試したカネコ種苗の早生品種「早生錦毬(きんきゅう)」を今年も播いてみます。


やはり中晩生種だけでは4月から5月にかけ1ヵ月ほど端境になるためです。
この品種は昨年不調だったのですが、古種が大分残っていました。少しやり方を考えてみます。
当地方のタマネギマルチ栽培の種播き適期は9月上旬。
我が家では長い間9月6~8日が基本です。天候の関係でずれても2、3日まで。
播種期が重要になるのは、越冬時の苗の大きさが問題になるからです。
大き過ぎれば低温に感応しとう立ちしやすくなり、小さ過ぎれば玉の肥大が悪くなります。
種播きや植付けの時期が大事になる所以です。
昨年はやや早めの種播きでした。暖冬の影響もあって若干トウ立ちが見られました。
近年は想定を超えるような天候変動が珍しくありませんが、それは如何ともしがたい。
近年はセル苗を作る方も多くなっています。しかし、我が家は依然昔ながらの育苗です。
苗床は20日くらい前に苦土石灰、有機肥料を施用し耕耘、10日余り前に緩効性肥料を散布してロータリー耕耘。少々日数が経過してしまいました。
まず、ネキリムシやタマネギバエなどの害虫防除に粒剤を散布。
管理機の逆転ローターで耕耘を兼ね土を盛ります。


鍬でならしてかまぼこ形のベットに仕上げます。


さすがに小生もここはバラ播きではなくすじ播きです。
数センチ間隔に播き溝を付けます。


種はごく小さく軽い。


できるだけ間引きが不要になるよう薄蒔きにします。
見にくいですが、黒ゴマのように見えるのが種です。


指で播き溝を埋めて薄く覆土し、鍬で軽く鎮圧。


ここで軽く灌水。


強い雨に打たれて土が固まるのを和らげるためもみ殻を掛けます。


乾燥すれば灌水も必要ですが、それでも回数が多くなると結構固まりやすい。
しっかり灌水し、最後に不織布をトンネル掛けして終了です。


「ネオアース」に出会って以来、小生は品質や貯蔵性で最高の品種と評価しています。
ほぼ1年間賄うことになるので、失敗はできません。


長ネギはかなり挽回し3回目の追肥と土寄せ

2024年09月08日 | 畑:葉菜類

春播き長ネギに3回目の追肥と土寄せを行いました。
2回目の追肥と土寄せをしてから1ヵ月ほど。


品種はホワイトスター。
当地は極端な空梅雨で8月上旬まで気温が高く降水量が非常に少ない状況でした。
冷涼な気候を好むネギにとっては厳しい環境だったと思います。
8月中旬からは一転不安定な天候に。気温だけは高い。
しかし、水分が供給されたのはプラスだったようです。


そもそも我が家の畑は強粘土質土壌で水はけが悪いため湿害のリスクが高い。
かつては白根(軟白部分)40㎝以上を目標に深い植付け溝を立てていましたが、今は湿害防止を最優先。
大雨で根腐れが起きないよう植付け溝は浅くしています。
枯れ葉もあり、草丈や太りも想定よりは少々物足りません。
しかし、今年の環境を考えると健闘していると思っています。


ネキリムシの被害で植え直しは多少あるものの欠株は殆どありません。
植付け時のたっぷりの敷き藁は今年の日照りに十分効果を発揮してくれたと思います。
その敷き藁は次第に腐れ粘土質土壌を改善し根張りの確保に繋がっているはずです。
まずは追肥。速効性の粒状肥料をバラ撒きます。


次に土寄せ。管理機を用います。


植え溝を浅くしている分、土寄せが十分出来るよう畝間は120㎝と広く取っています。
ローターの爪を外向きにし、逆転で土を跳ね上げます。


機械作業は終了です。


スタートが遅かったため、機械作業を終了した時にはすっかり暗くなってしまいました。
写真写りも悪くなりました。
手元が十分に見えなくなり、作業を翌朝に持ち越しました。
翌朝に鍬で手直し。


根元まで土をしっかりと寄せます。機械だけで完全にはできません。
これで3回目の追肥と土寄せは終了です。


畝間を広くしているのでまだ土寄せできる余裕があります。


最終的には、さらに土寄せ作業を加えて、軟白の充実を図る予定です。


10月早々からの本格収穫を目指していますが、多少遅れるのはやむを得ません。
もちろん、少量なら株間の詰まっているところを間引くように抜き、直ぐにも利用していきます。


水墨画「キュウリとトマト」(昭和のキュウリ・平成のトマト)

2024年09月07日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙

夏秋野菜の代表と言えばまずはキュウリとトマト。
青果物卸売市場には年間途切れることなく出荷され、果菜類の双璧と言って良いでしょう。
記憶も曖昧で、正確には調べていないので確信を持っては言えないことではありますが。
昭和の時代(40年代以降)、卸売市場で野菜の取扱額でトップだったのがキュウリでした。
量ではキャベツなどの重量野菜にかないませんが、金額では殆どの場合キュウリだったと思います。
しかし、時代を経るに従い生産も消費も減少傾向となり相対的にキュウリのシェアは低下しました。
食生活の変化で漬物の需要が大幅に減ったことが大きな要因と思われます。
生産面でも一言で言えばキュウリは弱い。そして忙しい。気温が高ければ朝夕収穫で待ったなしですから。
当地方も夏秋キュウリの産地でしたが、世代交代は上手くいかず数分の1に減少しました。
年号が変わるのと軌を一にしトマトが次第にトップの座を奪いました。
生食のみならず用途も多様化し需要が増加したのです。万人好みの品種が育成されたことも大きい。
生産面でも高度に環境制御された大型の温室が多く設置されています。キュウリでは殆ど見られません。
トマトはキュウリより強く、そして扱いやすい。人を雇用する上でもマニュアル化しやすいのです。
しかし、立場が逆転したとは言え、キュウリとトマトが双璧と言う状況はまだ変わっていないと思います。
令和の時代になり、果たしてどのように変化していくでしょう。

   

イネはほぼ成熟し雑草の刈り払いを急ぐ(米不足考~追記)

2024年09月06日 | 田んぼ

今年の我が家のイネは約半数の穂が出た出穂期が7月28日、9割の穂が出た穂揃い期が7月30日。
昨年と全く同じで過去最速でした。
間もなく40日が経過します。一段と黄ばんできました。
未だ暑いとは言え、さすがに朝方は気温が下がるので露が上がっています。


通常、イネは出穂後45日、平均気温の積算で1,000℃が成熟の目安と言われています。
出穂後、お盆頃から天候が不安定になり日照時間は多くありません。
しかし、気温だけは高い。これが一番不安なところです。
今年は積算温度で計算すると38日程度で目安の1,000℃に達します。
日照の良くないことを勘案しなければなりませんが、数字上はすでに成熟期に達しています。


勿論、実際には圃場全体の穂を目で確認し成熟期を見極めます。
田んぼの水はすっかり落としていますが、必要がなくなってから雨が多い。
この田んぼは乾きが悪い。


この辺りが一番早く穂が出始まったところ。


殆どの籾が色付きました。
この辺りは青味が濃かったところ。少しなびいてきました。


これでも8割以上の籾は色付いたようです。
ただ、水口付近や日陰になるところはまだ少々青い。
当地の例年の稲刈りは秋分の日頃です。今年は2週間くらい進んでいると思われます。
この田んぼは中干しがきついくらいになりました、


中干しが効いたので少々雨が降っても乾きは早い。


今必要な作業は雑草の刈り払いです。
田んぼ周辺の畦の刈り払いが最優先。大きな土手や道路の法面は後回しです。
日中は出来るだけ避け朝夕。何れ汗だくになるので小雨程度なら良しです。
畦の雑草はかなり伸びてしまいました。


特に伸びているのはチガヤ。
刈り払いました。困っているのは田んぼの中まで蔓延ってきたイボクサです。


側溝の側2、30㎝は除草剤を使っています。これで作業時間はぐんと短縮できます。


刈り払いました。ここは幹線道路の法面まで終わりました。


田んぼ周辺はほぼ一段落。後はぼちぼちとやります。
刈り払いをしていると今目立つのはギボウシの花。正確にはコバギボウシか。


肝腎の作柄はどうなのか。
穂が小振りという印象は変わりません。穂数は確保されているので相殺か。
不安はやはり高温障害。白未熟米など品質低下はあるのかです。
経験上、過去に白未熟米が多発した年は日照不足でした。
昨年は日照が非常に多く回避できました。
今年は昨年よりはかなり少ない。前半良かったものの後半悪く相当微妙。
穫ってみなければ分らないというのが正直なところです。
当地方も今週末から本格的な刈り取りが始まるでしょう。
しかし、刈り取り期を迎える頃になると台風に秋雨前線、天候が悪くなるのは例年のこと。
昔は刈り取り調製も全て自前だったので自由がききました。今の我が家の規模で装備の更新は到底無理というもの。
今は刈り取り調製作業を委託しているので受け身です。
ところで、過日「米不足考」として以下を投稿しました。
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(再掲)
ところで、このところコメ不足が話題になっています。
実際にスーパーの棚などから米が消えている現象が盛んに報じられています。
さすがに当地方のスーパーではそのようなことはないようですが。
小生は、「あるところにはある」という状況だと思っています。
平成5年のような大凶作では需要量に対して供給量が著しく少ないため不足するのは当然です。
しかし、今回は例年に比べ在庫量が相対的に少ないとはいえ需要量に対して供給量は十分確保されています。
しかし、在庫の余裕が少なくなってくると、JAや卸会社などの流通業者は大口のお得意様最優先で供給することになります。
結果的に最も小口の個人消費者への棚への供給は少なくなってきます。
そして、この末端の消費者は噂を聞くと一斉に同じ行動を取るため棚に物がなくなっていくのです。
たまたま今回は南海トラフ地震や気象災害への備えなどが奨められていたのでなおさらでした。
また、どうしても古米を必要とする需要者もいます。寿司には新米ならササニシキなど粘りの少ない米が適しますが、今の品種は粘りの強い品種が殆どです。
そうすると粘りが低下してくる古米の方が使い勝手が良く、早めに手当てしていたことでしょう。
業務で必要な需要者は長い期間の中で契約するなどし確保しているためあまり騒ぎにはなっていないはずです。
つまりトータルの供給量は十分確保されていると考えられます。
但し、農水省が発表している令和5年産の米作況指数100と実際の流通量に乖離があるのではないかと言う疑問は捨てきれません。
作況指数通りの出回りなら今回のような事態は考えられないからです。
国の米作況は実際に流通する玄米の粒径とは異なります。また、品質は加味されません。
したがって、実際に流通する米は国の発表する量より少なく、製品歩留まりも低下する可能性が高いのです。
さて、米の価格はどうなっているのでしょう。
消費者から見れば安いほどよいと考えるのは至極当然ではあります。
しかし、生産者の立場からすると昔に比べすでに十分過ぎるほど安くなっているという感覚です。
昭和の食管法の時代と異なり現在は殆どフリーに近い形で生産され、需要と供給のバランスの上で価格が決定します。
ここ2、3年は比較的ましな価格ですが、数年前にはかつての玄米価格の半値にまで値下がりしました。
ですから心ある生産者は自ら販売まで手がけ利益を確保するような努力をしています。
仮に店頭で売られている白米が従来10㎏3,500円(税抜き)のものが現在4,500円になっているとしたら、精米率90%で玄米に換算すると1俵60㎏当たり約19,000円が24,000円ですからかなり高いものです。
もっともこれは末端価格であって生産者価格はその70%程度でしょう。
では米をどのくらい消費しているでしょうか。現在は一人当たり年間約50㎏と言われています。
小生の場合、朝食はほぼ100%、3食でも米食が90%を超えているはずです。
若かりし頃は1合飯も食べた時代もありましたが、今は1食に白米で5勺(0.5合)、75gです。
これを我が家の玄米価格で換算すると1食20円です。
仮に年間900食食べたとして約67㎏。これは外食も含めたものなので自家では1俵と言ったところでしょう。
小生は米摂取率では最上位クラスと思うので一般家庭ではこの半量~2/3くらいのものではないでしょうか。1合飯を食べる人でも自家では60㎏くらいのものなのです。
1食あたり白米換算でも30~40円くらいのもののはずです。
特別の高価格米を食する方は別とし、おそらく自家で1ヵ月に2,000円分の白米を消費する人はそういないような気がします。
ただ家族単位では数や構成の違いで印象が変わるかもしれません。
小生はほぼ毎日晩酌をしますが、あっさりと白米代の数倍から十倍になってしまいます。
外で飲めば白米1ヵ月分程度で済むなら可愛いものです。
主食に費やす経費はそんなものなのです。
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(追記)
以上のことは何も変わっていません。
状況に少し変化があったことについて少々追記します。
備蓄米についてです。
大阪府知事が備蓄米の放出について要望し、農水省は慎重な対応という結果です。
そもそも備蓄米は不作などによって需給バランスが崩れたときのためのものです。
昨年の全国の作況指数100からすると供給は十分確保されていると考えなければなりません。
今回は客観的に見て理屈上は農水省に分がありそうです。
まず、前記したとおり「あるところにはある」と言う状況だからです。
業務用は当然として、末端の消費者間でも余分なくらい保有している人が相当数いるはずです。
一方、出来秋が近づくと新米がよいと古米の保有はギリギリに絞りカラになって慌てる人も多いかもしれません。
大都市ではそれが非常に偏ってしまうのでしょう。
とりわけ大阪のオバチャンの行動力は広く知られていますから。
大阪府知事も何もしないわけにはいかないのでしょう。人気を挽回するにはパフォーマンスが必要ですから。
しかし、タイミングがあまりに遅すぎます。これが7月中くらいなら評価される場面もあったかもしれません。
仮に備蓄米を放出するとして、手続きを踏み製品になる頃には新米が沢山並んでしまいます。
もっとも実際には備蓄米は別の用途に回り、そのまま店頭に並ぶようなことはないでしょうが。
近々新米が出てくれば余裕があるくらい持っている人は必要ないので必ず落ち着きます。
但し、それには今年度産米が十分供給されることが前提になります。
農水省は8月30日に8月15日現在の作柄概況を発表しました。それによると青森県が作況指数106~109の良、11道府県が102~105の「やや良」、31都府県が99~101の「平年並」、3県が95~98の「やや不良」となっています。
ちなみに当県を含む他の東北5県は「やや良」となっています。
全体の作柄は示していませんが、「平年並」以上と言うことになりそうです。
すでに備蓄米が話題になった時には、農水省ではこの辺の情報がほぼ纏まっていたものと推察されます。
仮に備蓄米を放出した挙げ句、豊作だったりすれば値崩れは確実ですから。
次回の作況指数の発表は9月25日現在で、ほぼ確定に近い数字になるはずです。
前記したとおり、作況指数は品質は加味されず、実際の出荷基準とは異なる粒径を用いて算出されます。
それが生産者の実感と異なったり、流通量との乖離が生じたりして議論になるところなのです。



3回目となったブロッコリ-の植付け

2024年09月05日 | 畑:花菜類

ブロッコリーの植え付けをしました。
追加で植えたものを含めると3回目になります。
前日に管理機での畝立てまでは終え、雨で中断し順延していました。
半月以上前に苦土石灰を全面散布、10日ほど前に元肥の肥料を帯状に施用し耕耘しています。
最近しばしば降雨があり水分過多ながら植付け前に再度ロータリー耕耘。
帯状全層施肥した位置に目印線を付けます。


管理機を使用し畝立て。逆転ローターで多少は土が細かくなります。


ここまでで中断していました。酷い雨にはならず、翌日午後から作業再開。
鍬でならしてかまぼこ形の畝に仕上げます。


前日の冬キャベツの畝よりは多少土がこなれてましなようです。
畝間は広めの80㎝。
これが植付ける苗。


典型的な軟弱徒長苗。よい苗とは言えません。
品種はこれまでのと同じくサカタのタネの「緑嶺」。
暫くこの品種だけ作っています。
種播きはキャベツと同日の8月13日。
49穴の連結ポットに播きました。
ホーラーで植え穴を開けます。水分過多ですから全く崩れません。


株間は30㎝。
植え穴に害虫予防の粒剤を施用。


根鉢もイマイチでしたが、植付けました。


全て植付けたので補植用はありません。


乾燥防止と土の固まるのを和らげるため切りわらを敷き作業は終了です。


これは3週間余り前に植付けた1回目のブロッコリー。


これは1回目の苗が大不調だったため追加で播き、1週間ほど前に植付けたブロッコリー。


本来はなかったもので、予定外の2回目です。
管理は少々面倒になりますが、収穫期が分散できると考えることにします。


悪条件下で冬キャベツの植付けをする

2024年09月04日 | 畑:葉菜類

冬キャベツの植え付けをしました。
最近になりしばしば降雨があり畑の状態がよくありません。
待ってもまた降られるのも困るので無理を承知の作業となりました。
畑の方は半月以上前に苦土石灰を全面散布、10日ほど前に元肥の肥料を帯状に施用し耕耘しています。
水分過剰ですが植付け前に再度ロータリー耕耘しました。
雑草がポツポツと見えてきたので、耕耘しないと雑草が蔓延ります。
帯状全層施肥した位置に目印線を付けます。


管理機を使用し、多少でも土が細かくなるよう逆転ローターで畝立てします。


鍬でならしてかまぼこ形の畝に仕上げます。


畝間は広めの80㎝。
強粘土質なので乾けばごろ土が酷くなるのは目に見えていますがしょうがありません。
これが植付ける苗。


徒長しており、よい苗とは言えません。
品種はトーホク種苗の「寒玉キャベツ」。
当地では真冬のキャベツが通称「寒玉」なので分りやすい名前の品種です。
雪中甘藍としても使えます。
ここ数年この品種を用いています。欠点はあるものの大玉になるのが利点。
種播きは盆の入りの8月13日。
49穴の連結ポットに播きました。
ホーラーで植え穴を開けます。水分が多いので全く崩れません。


株間は30㎝と少々狭め。広くすると大きくなり過ぎます。
植え穴に害虫予防の粒剤を施用。


今回の苗は根鉢もイマイチ。若干根崩れしています。


植付けました。


植付け終了。見るからに頼りなさそうですが、何時もこんなものです。


乾燥防止と土の固まるのを和らげるため切りわらを敷きます。


ここで、また雨。
ブロッコリーも植付けてしまおうかと思いましたが、順延です。
これは3週間余り前に植付けた秋キャベツ。


これは苗不調のため追加で播き1週間ほど前に植付けた秋キャベツ。


大分差が付いてしまいました。



九重栗カボチャの2番果を完熟で収穫するも不作

2024年09月03日 | 畑:果菜類

完熟したカボチャの2番果を纏めて収穫しました。
品種は九重栗EX。
今年のカボチャは少々変則で、親蔓と子蔓1本若しくは子蔓2本の2本仕立てと3本仕立てが混在しています。
1番果を着けた後、2番果、3番果と着けるよう蔓を伸ばし、主枝の長さは10mを超えています。

主枝のわき芽は全て掻くのが基本ですが、終盤は半放任。雑草も大きくなったものを取る程度。
1番果は8月10日過ぎに全て穫り終え、上々の出来。追熟しつつ食しています。
完熟の目安は受粉後45日としています。
しかし、今年は平均気温の積算温度を確認してみると1日当り平年より約3℃高い。
受粉後40日くらいで完熟に達していると推測されます。
2番果が開花したのは7月中旬で、開花にバラツキがあるため少し遅らせました。
それでも遅いもので40日を越しており、全て完熟と思われます。。
株元から4、5mの辺りに2番果が着果しています。着果は良くありません。

軸には多数のひび割れが出て褐色に変色。完熟に達しているのは間違いありません。

しかし、小振りです。このような日焼け果もあります。

株元から6、7m辺りに3番果が着果しています。
これが最も早く着果した3番果。軸がかなりひび割れ変色してきました。

2番果よりは良さそうな感じがします。葉も元気。

これが最も遅く8月早々の開花。

3番果の先には10枚以上の葉を付けてピンチしています。
3番果でも健全な葉が十分あり完熟すれば確実に美味しいカボチャができます。
遅いものに合わせるので収穫は9月半ばくらいになるでしょう。
こちらは冬至カボチャ用の遅穫りカボチャ。

半放任で伸ばしています。酷暑の影響もあり生育がイマイチで未だ着果しておらず期待薄。
3番果に代替えさせるようになるかもしれません。
これが今回収穫した2番果。

例年より数も少なく小振り。1.5㎏前後です。追熟して食することになります。
1番果は結果的に豊作。果実も大きく、まだこのくらい残っています。




芽出ししたレタス類を少々強引に直播き

2024年09月02日 | 畑:葉菜類

今年は未だに猛暑、そんな中、芽出ししたレタス類を直播きしました。
玉レタス、グリーンリーフレタス、サニーレタスの3種。
通常は育苗するのが常道ながら直播き可能なものはできるだけ直播きするのが小生流。
連日30℃越えですからリスクは覚悟の上です。他の方にはおお奨めしません。
気温が下がるのを待ち遅くなると、当地では玉レタスの結球がおぼつかなくなります。
このような高温下ではレタス類の発芽は極めて不安定。
リーフレタスはそれなりには発芽するものの玉レタスの発芽は極めて悪い。
そこで芽出しを行います。
小生流の芽出しは以下の通り。
ペーパータオルを2、3枚重ねスプレーで水を十分含ませます。
次に種を薄く広げてはさみポリ袋に入れます。


これを冷蔵庫の野菜室に入れます。
目安は玉レタスが4、5日。リーフレタスは3、4日。
3日目くらいから芽出しの状態を確認します。
これが玉レタス。品種は初めて作る「ノーブルSP」。


これで4日目。
肉眼では分りにくいので拡大鏡で確認します。発芽しているのが分ります。過半は発芽しているようです。
未発芽のものも生理的には発芽の態勢には達していると推測しました。
これはサニーレタス。


これで3日目。
リーフレタスは玉レタスよりも芽が出やすいので大概1日短くて良い。
殆どが発芽しているようです。
これがグリーンリーフレタス。


これも7、8割は発芽しているようです。
なかなか完璧とはいきませんが、ほぼ想定したような発芽の状態です。
概ね種播きのタイミングに達していると思われます。
通常ならこれをポットなどに播いて育苗します。しかし、このまま直播きするのが小生流。
畑の方は半月余り前に苦土石灰を全面散布、10日ほど前に畝の部分に緩効性肥料を帯状散布し耕耘しています。
その後、度々降雨があり水分過多の状態。
しかし、すでに芽は出ているので遅らせるのも難しい。
少々強引なロータリー耕耘をしました。耕耘を省略すると雑草の方が伸びてしまいます。
コンディションはかなり酷い状態ではあります
帯状全層施肥した中心位置に目印線を付けます。


管理機を使用。

逆転ローターで畝を盛ります。


鍬でならし、幅約60㎝のかまぼこ形のベットに仕上げます。


土の状態は厳しい。水分過多の状態ですが晴れてくればごろ土に固まりそう。
播くのは簡単なバラ播きです。


レタス類の種は細かくて軽くゴミのようなもの。土となかなか判別がつきません。
比較的サニーレタスが分かりやすい。白い小さなゴミのように見えます。
鍬で薄く覆土し、軽く鎮圧。


乾燥と強い雨に打たれるのを和らげるよう切りわらを掛けます。


その後、また一雨ありました。発芽率は50%程度で十分です。
しかし、条件は甚だ悪く自信はありません。果たしてどうなりますか。