トマト連続摘芯栽培は第1基本枝の捻枝を始めました。
第3花房のホルモン処理は全て終了し、実が留まったのが確認できるものもあります。
第2花房は着果も順調で500円玉くらいになってきました。
普通、捻枝は第3花房の実が完全に着果した後くらいにやるのですが、少々早めにやることにしました。
捻枝前の状態です。
第2花房の下のわき芽を支柱に誘引しているので、第2花房、第3花房の着いている第1基本枝は、すでにかなり斜めになっているのが分ります。
これを捻枝をすることで、さらに枝を下の方に垂らします。
捻枝は文字通り枝を捻るのであって、折り曲げるわけではありません。枝の根元を押さえながらねじるようにするとうまくいきます。
捻枝で完全に下を向かなくても、実が大きくなると重みで次第に下がってきます。折り曲げるようにすると折れてしまうことがあります。
かくいう私も何度も折ったことがあります。枝が縦に少し裂けるくらいならさして問題になりません。危なそうだと思ったときは無理をせず途中で止めるのが無難です。トマトは非常に生命力が強いようで、ポキンと折れなければテープなどでぐるぐる巻きにしておくと繋がって復活することはよくあります。
晴天日の午後、トマトの葉が少ししなっているようなときにやると、トマトの水分が少なくなっているので楽にできます。
今回は連日の降雨でトマト自体の水分が多く、余り条件は良くありませんでした。数株順調に進んだところです。
第1基本枝が下に垂れたのが分ります。葉の先端の方は地面に付くくらいになっています。
これは右が捻枝の終わった株、左が終わっていない株。
これは手前の数株が捻枝が終わった状態。第2花房の実が上方に見えるのでそれが分ります。
ここで、第3花房の花梗が折れるアクシデント。
まだ花梗が細く水分も多いため折れやすかったのです。やはり無理はいけないということで、ここで中断することにしました。残りは1週間後くらいにやることにします。