ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

大きな爪あとを残してやっと去っていったのろのろ台風

2011年09月05日 18時08分58秒 | 天気、気候

やっと台風が去っていった。紀伊半島に大きな爪あとを残してこの後ものろのろと北上していつの間にか温帯低気圧になるということです。特に雨の被害が多く、今までにない爪あとを残して行った。

 我が家のバケツに水をためていたら、20センチほどたまっていた。1800ミリの雨が降り続いたら、私たちの地域も洪水に巻き込まれていたことでしょう。

 今日ちょうど午後から伊勢湾台風の体験談を聞く機会がありました。超大型の台風で伊勢湾周辺の市町村はどこもかしこも泥水の中。国道1号線の工事をするにも人界戦術で、被災者も被災を逃れた人も土嚢袋を担ぎ、泥水の中に放り投げて、すこしづつ道路に積み上げている当時の県政ニュースを見せてもらった。今の東北地震を思い出させる惨状だったようです。「どんなことがあっても、まず避難できるところに駆け込むこと。その判断が命の分かれ目です。食べるものやほかの事は命があれば、何とかなるものです。」なんかすごい状況を体験した人でなければ言えないことですね。私は当時中学1年生で名古屋市中区の広小路通りに面した家に住んでいました。1階が父の会社があり、台風でシャッターがすごい勢いで揺れて、今にも壊れそうだった。そのうち下から水が出てきてみんなでかき出していたことを覚えている。

 南区に住んでいたいとこたちが我が家に避難してきたことやよく助かったものだと今でも思う。いとこはいまも母のところに富勇柿を送ってきてくれている。よほどうれしかったことでしょう。

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