しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

試験的春帰省、三日目

2019年04月11日 19時08分15秒 | 子供達のこと

お祭りに合わせて帰省させたこと、心底後悔した朝でした

山車の場所へ、朝八時集合、記念写真だと

そうだった・・・

早いんだったわ・・・

 

起きない、起こす。

起きない、起こす。

起きない、起こす。

三部屋。

 

顔洗い、

朝ごはんを食べさせ、

着替えて、お仕度をせかす。

王子は、昨夜の残りを食べさせられ、

姫は、安納芋の焼き芋をチョイス。

焼き芋、トースト、煮しめ、わらび等々にご飯、今朝もビュッフェスタイル!

 

 

姫は、知らない子供達に混ざっても、太鼓を叩くけれど、

王子は、尻込み。

元々

王子が

祭りの太鼓を叩きたいと言うから

春の帰省が計画されたのにさ

自信の無い事を人前でしたくないらしい

太鼓の事で葛藤した後の顔です。。。

 

 

まあ、山車は引っ張っていましたが。

 

唐突ですが、くちこ家近くの建売住宅四軒、売り出し中。

敷地50坪位のこの家、どれも2040万らしい。

安すぎる

 

 

サメ氏は、毎年、交通整理係(誘導)

ポパイのシャツにグラサン。。。

 

 

やっと、人目の無い所で、王子がしみじみと太鼓を・・・

それを次男が撮影中。

 

 

去年は、ミニオンの山車が三つもあったのに、今年は0。

チコちゃんはいましたよ。

 

   

 

   

 

公園の桜の木の下で、みんなでお弁当。

 

    

 

   

 

子供達には、自治会からも、神社からも、おやつセットが配られ、お小遣いまで(幼児は300円)

大人達も、呑み放題

おつまみもたっぷり

 

王子と姫は、ヨーヨー釣りと、輪投げをしていました(どれも百円)

この輪投げね、入らない方が不思議って近さでした。

王子が選んだのは、恐竜型おっとっと。

 

  

 

帰宅後、長女は東京に戻る準備。

次男一家は、嫁の実家に移動する準備。

長男は、アッシーの準備。

くちこは、みんなに持たせる、くちこ特製散らし寿司の準備。

冷静に別れを惜しんでいたのは、王子と姫だけだったかも

 

夜になって、長男も出立。

くちこはね、腕を組んで送って行きました

もっと電話してね

もっと長いメール打ってね

あれこれ恋人に注文しつつ歩いたのでした

 

春の方が、殺人的に暑く無いだけ、楽だったけれど、

それにしても、やっぱり、くちこって・・・

体力無いわ

この体力の無さ、

疲れやすさ、

受け入れて生きていくしかないんだなあ・・・と。

でもまあ、無事、帰省一連は終了したのでした

 


試験的春帰省、二日目

2019年04月09日 20時04分55秒 | 子供達のこと

孫王子は、早朝からハイテンションで、

未だか未だかと、孫姫を待ちかねていました

孫姫一家は、四時起きで、朝一の飛行機に乗ったそうで

 

二人の逢瀬は、熱烈スタート

くちこ特製グラノーラチョコを食べる王子と、

昨夜から、おはぎを食べる気満々の姫。(ラインの写真に手を伸ばして食べようとしていました)

 

   

 

お昼は、瓦蕎麦、14玉炒めて、具はセルフで作成としました。

おはぎや、おむすびもありましたが、完食(大人6人、幼児2人)

 

   

 

午前もお祭り準備。

午後もお祭り準備。

サメ氏は、自治会役員と、お祭りの役員を兼務しています(断る知恵を持たないので・・・

サメ氏と息子達が御幣を飾った荒縄を付けて回ります。

余りに怪しい仕事ぶりなので、自分たちが取り付けた場所は、必ず自分たちで外すように命じておきました。

くちこ家の名誉のために・・・

 

 

くちこは司令塔

 

おやつは、お持たせの切腹最中や、わらび餅。

切腹最中ねえ人気らしいんだけど、くちこ的には身につまされて・・・

 

 

結構、既に疲れていたのですが、孫可愛さでドライブへ

サメ車は、サメ氏の運転で次男一家。

くちこ車は、なんとペーパードライバーの娘の運転(練習)で、見守りは助手席に長男、後部に王子とくちこ。

 

   

 

二人とも気に入った模様                子育て地蔵

   

                  ↓花まつりで、甘茶を掛けました。

      

 

王子は突然、足が痛い、と。(新しい靴?)

婿が今回来られなかったので、長男におんぶされた王子。

 

   

 

   

 

河原に並んでお弁当を食べました(夕ご飯)

 

   

 

疲れてヘロヘロでしたが、どうにか二日目を終了したのでした

あの二人、いつも楽しそうで、一度も喧嘩をしないのが不思議です。

 

 

 

  

 

 


試験的春帰省、一日目

2019年04月08日 17時49分11秒 | 子供達のこと

長男は高速バスで早朝到着。

くちこは、うきうきと待っていましたよ

彼と朝食、そして、あれこれと雑用も依頼。

その後、娘と孫王子を空港までお迎えにも行って貰ったのでした。

三日間の空港送迎は、全て長男の仕事でした。

 

そして、友達、ご近所さん、体操のお母さん達から、これをどうぞって品々が沢山届いているんです。

おもちゃのお古とかも沢山

手作りの竹トンボなんかも束でありました(新品)

後は、新玉ねぎ、里芋、安納芋、奈良漬け、デコポン等々・・・

田舎だよねえ。

 

   

 

↓長男が補修しました。          ↓友達の手製で裏も彩色されています。

   

 

お持たせでお茶の時間も。

苺大福は、大福と苺はそれぞれ独立していて、大福の中は桜餡でした。

 

   

 

   

 

その後、くちこ婆の命令で、三人は、おはぎを作成。

孫王子が作成した危険な?否、貴重なおはぎは、仏壇に隔離、お供えされたのでした

 

      

 

その後、高速バスで不眠だったらしい長男は昼寝。

娘は、通園グッズをミシンで縫うと言うので、

くちこは、王子とお散歩へ。

※サメ氏は仕事でした。

 

船を海へ降ろす台車と線路が気に入ったみたいです。

   

 

その後、つくしを採って・・・

 

 

ちゃんと、はかまの掃除までさせるのが、くちこ流孫育てです。

何事も、最後まで

おばあちゃんは厳しいと言う看板を背負っています。

王子は29本で、くちこ婆は17本とのことでした。

ほうれん草と合わせて卵とじにしましたよ。

 

翌日の朝食です。

この時点から次男一家も合流。

↓卵を入れる前              ↓トースト、おはぎ、ご飯、ビュッフェ方式?

   

 

孫王子ね、大きくなっていてビックリしました

130cm?

靴は20cmだそうで。

来年、一年生なのですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


夏の集合、総集編と所感

2018年08月11日 21時51分13秒 | 子供達のこと

四日目、月曜日の朝食は・・・

 

 

プチトマトのコンポートや、フルーツポンチは、くちこ作

赤紫蘇ジュースは、サメ氏の力作で、孫達や、子供達も飲んでいましたよ

 

お昼は、瓦そばにしました。

これは、茶そばをカリカリに炒めて、タレを付けて食べます。

 

 

長男は、孫達のおもちゃにされていました。

顔はこんな感じですが、両足は、輪ゴムで束ねられていました

ほぼ拷問ですが、彼は寝ていました

 

 

そんなこんなの間に、くちこは、お米一升炊いて、大量に山賊むすびを作ったのでした。

巻き寿司を作る板海苔一枚で、一個のおむすびです。

いろんな具を詰め込みます。

おかずが要らないから便利、

と言うか、両手で持って食べるしかないので、おかずを食べる手は無い

 

          

 

今回の具は、鮭、鰺味醂干し、おかか、梅、昆布、シーチキンマヨを適当に三種類ずつ入れましたよ。

 

 

これが、みんなの機内食

若しくは、夜食、ひょっとして朝食になる予定です。

一個で満腹、二個でド満腹

サービスで、焼きスパム二種と、奈良漬けを持たせましたが。

 

さあさ、恒例の孫姫お誕生会を開催

今年のケーキは、なんとピアノ型

ケーキの受け取りには、長女、長男、次男、三人で行っていました

ペーパードライバーの娘も練習に運転、それを見守るのが弟(くちこの長男)。

次男もペーパーですから。。。

とにかく、兄弟三人だけで、お出掛けって、珍しいなと思ったくちこです。

で、くちこ母としては、こんな三人の姿が懐かしくて温かいんだなあ。。。

くちこは一人っ子なので、兄弟って感覚、未だに良く解らなくて。

しかも、大人になってからの兄弟の関係って、気分ってどんな風に変化するんだろうか、とかね、解らない・・・

三人揃って、東京都内在住だけれど、三人水入らずでお出掛けなんて、くちこ家帰省時でないとあり得ない感じです。

 

娘が送ってくれたTWGのナポレオンも、みんなで楽しみました。

 

          

 

直前に、孫姫のご機嫌が急降下

折角用意したお揃いのお誕生日帽子はかぶらなかったのでした

ま、泣こうが笑おうが、もうすぐ四歳、おめでとう

 

 

二人共、鍵盤が食べたいそうで、

なのに、フルーツも付けてくれ、と。

それでなくても分けにくいのにね

 

サメ氏と長男が、二家族を空港に送って、やっと安堵のくちこでした。

そして、来年の時期に付いては再考しよう、と。

クソ暑過ぎる

 

それでもね、くちこが夏の大集合に拘る理由は・・・

思い出や、心を子供達、孫達の心に残したいから。

美味しい物は他でいくらでも食べられるだろうけど、

楽しい事は、他にいくらでもあるだろうけれど、

親の背中を見せる責任は、くちこにあるんだなあ。

生きていく上でのモノサシ、それは自分のモノサシだけれど、

そのモノサシのルーツに大きく親の生き方が関わっているなあって、

いつも、自分自身が感じているのでね。

言われなくても、教えられなくても、子供は親の背中から学ぶものなんだなあ、と。

贅沢に育った子が幸せなのでは無くて、

沢山のことを背中から学ぶことができた子が幸せな子だと思うくちこです。

こんなくちこの背中だけれど、それでも、ね。

そして、此処に母港があることを芯にして、強みにして生きる幸せを残したいから。

 

帰省したら、真っ先に仏壇に手を合わす。

東京に戻る前にも手を合わす。

菩提寺での読経に手を合わす。

原爆投下のサイレンに、全員で黙祷する。

孫達は、その親の背中を見て、

そして、毎年、合掌、黙祷に、静かに参加しています。

そんなこんなの心のモノサシを残してやりたくてね。

それが、くちこの最後の仕事だと思っているから。

 

孫の面倒は、両親が見るし、

洗い物は、6割嫁、2割くちこ、2割その他の家族。

洗濯は、早起きのくちこが7割、残り3割は、男性陣三人が。

 

サメ氏も、自治会の用事があったり、仕事があったりでバタバタ。

フリーの長男を心身の支えに頑張ったくちこでした。

長男は、ノコギリ片手に木に登って、燐家に伸びた枝を落としたり、

先日壊れたBSアンテナを分解してゴミ袋に入れたり、

室外機のカバーを新しくしたり、

あれこれ、宿題を果たしていました。

 

長男は、もう一晩残って、火曜日夜に出発。

彼は誰にも送迎を頼みませんが、

くちこは100m位、手を繋いで送って行きましたよ、夜の道を。

手を繋いで歩く、母と息子、59歳と35歳・・・冬彦さんだった?

 

長男と二人だけになるとね、

沢山の、くちこ的所感、愚痴、不安・・・

どんどん、長男に吐きます。

どんな些末な内容も。

これはね、くちこの心の表面の鱗を撫でつける作業です。

逆立った鱗、傷ついた鱗、それらを何度も何度も撫でて貰う作業。

 

このような日を迎えるまで、

どんなに辛い日々を乗り越えてきたことか?

長男についての詳細を知りたい人は・・・

 

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/38f03523f66b81f9a7816cf0172ffab1?fm=entry_awc

 

以上で、今夏五日間、怒濤の一族大集合を完結します。

翌日は、体操、

翌々日は、お教室、

あれこれ片付けにも追われ、一息ついた昨日位から、疲れが噴出して、へたっています


くちこが、お母さんしてた頃の手紙

2018年02月13日 09時49分14秒 | 子供達のこと

くちこって・・・

思っていた以上に物持ちが良い?のか、

断捨離をしていたら、また古い手紙の下書きが二つ。

長男が中一の時の担任に宛てたお礼状。

と、

長女が中三の時の担任に宛てたお礼状。

で、

これは、くちこが、丁寧な母親なのでは無く、

書いて然るべき子供を背負っていたと言う事です。

何やら、手作りの品も添えた様子。

あの、クソ忙しかった頃に、くちこなりに頑張っていたんだなあ。。。

※参考までに、3人の子供達は、全員、私学六年生の中学です。

 

さて、

長男の担任に宛てた手紙の内容を、適当に抜粋してみます。

 

長男は、自分なりに精一杯のジャンプをして中学に入り、

深く深く、更に深く水底に膝を屈めていく一年間でした。

十三年間、私なりの愛情を注いで育ててきた息子です。

そして、数々の失望の種を突きつけ続けた息子ですが、

いつか、きっと、もう一度ジャンプをすると心の片隅で信じ続けていたいです。

大器晩成、自分が死ぬ瞬間まで、その言葉にすがっている気がします。

 

人に強制されることを嫌い、

人と同じ型に入れられることを嫌う。

人と違う視点から見ようとする性質。

考えて見ると、全て母親である私そのものです。

私自身、ずっと努力と言う言葉が嫌いでした。

そんな私が産み育てた子供なのですから、

当然の成り行きかもしれません。

 

ただ、私と違っていた事は、

私は、こんな私に寄り添ってくれる友に恵まれ、

こんな娘を自慢の娘として胸を張って育ててくれた両親がいた事です。

息子は、異端児として扱われ、

人と違っていることを親からも責められ、

可哀想にも思います。

 

親としては、万策尽き果てた感で、無力を痛感しています。

先生には、一年間、ご迷惑ばかりお掛けして申し訳ありませんでした。

本当に、お世話になりました。

 

※長男に関して詳細を知りたい方は、カテゴリーの「子供達のこと」にあります。

 

中三の娘の担任への手紙、抜粋。

 

娘はもう、自分の頭と足で歩き始めたようで、

親はただ、彼女の人生の傍観者になってしまいました。

親の思う「安全な人生」と、

娘の考える「可能性を試してみる人生」には、大きな隔たりがあります。

 

なかなか人は、色んな事情で、思い通りの方向へ泳げないものです。

考えて見ると、夫も私も、双方の両親も、可能性を試してみる人生を歩めなかった訳です。

それぞれの無念を思えば、彼女の挑戦を、私達は例え失敗の不安があっても喜んで応援すべきなのかもしれません。

親心としては、実に複雑で揺れています。

 

 

ああ・・・

あれから二十有余年。

思えば遠くに来たもんだあ~

 

子供は、親を選んで産まれることはできないように、

親も子供を選んで産む訳にはいかない。

 

子供を産んだからと言って、

親になったからと言って、

必ずしも、適性がある訳では無い。

 

くちこも、3人の子供を育てるにあたり苦労したけれど、

子供達も、こんな我が儘で存在感満載個性派な親を持って、

相当な苦労だったかと。

 

くちこが離婚した時に子供達は、高一、大一、大四だった訳ですが、

彼らは、母くちこに背負われるしか選択肢は無く、

その母くちこは、一人っ子で、既に両親は他界していた訳で、

今思えば、その心細さは如何ほどだったかと。

 

古い手紙を発掘して、

徒然もの思う昨今だったのでした。

さあさ、二十二歳のくちこからスタートです。

 

          

 

    

 

   

 

まあさ、

こんなくちこが育てた子供達ですが、

無事、社会に放牧できたこと、安堵しているくちこです。

神様、仏様、ご先祖様各位、此処に感謝の意を表します。

でもって、最後まで責任持って護ってくださいね


繋いだ手

2017年08月15日 12時58分02秒 | 子供達のこと

深い傷も含めて、

たくさんの写真を残して、くちこ家の夏の行事は終わりました。

しみじみ写真を見ています。

その日その頃は、あまりに多忙で、見ているようで見ていなかったから。

 

姪っ子に絵本を読んでいる独身の長男、くちこに頼まれてパソコン調整中の婿、

その後ろで寛ぐ娘親子。

 

そしてね、本当に、いつもいつも繋がれた手。

繋ぎたくて、繋ぎたくて・・・

 

        

 

 

↓お墓参りの草取り中だって。                

 

        

 

レストランに行く時も。

 

         

 

離れてしまったら、大急ぎでまた・・・

 

           

 

年に数度しか会わないのに、

未だ、生まれて二年か三年しか経っていないのに、

大事なんだなあ、お互いのことが。

 

 

今回の帰省。

一人の子が、くちこに叱られた反動で、

バンドラの箱を開けてしまって、  

急転直下、

くちこは、ミサイル多数で応酬した次第

くちこは、烈女なのでね。

 

事の発端については、その場で子供も謝り、

帰宅後も謝罪してきましたが、

考えが甘いと、くちこに一蹴されています。

くちこは、荒神さんなのでね。

 

 

物事は、

良くも悪くも勢い。

そして、バンドラの箱から溢れ出た言葉は戻らない

 

くちこは、昨日までに、

涙三百滴流し

だからと言って、烈女ですから戦いを放棄する気は無く、

心身は自分が想定した以上に疲弊した次第です。

 

些末な事が、全く想定外の大事件に発展して、

困惑、憔悴した子供は、残りの子供に泣きつき、

指摘、指導、鞭撻を受けつつ、

仲裁を乞い、

くちこに、長々、言葉を詰まらせつつ涙の謝罪もして・・・

 

でもね、

くちこは、いずれ、と。

追々、と。

そう返事をしました。

くちこは、正直だから。

 

今時点で、

たった一週間で、

無かったことにはできないから。

本当に、些末な事が発端なので、

考えてみたら、指に棘が刺さった程度で、

生きるの死ぬのと騒いでいる感じなのですが、

これが、くちこだから。

面倒な女です。

 

親を選んで生まれることはできないのに。

考えてみると、気の毒な子供達です。

 

辛辣な応酬をしたことは、くちこの性格ですが、

もう一つの理由は、

くちこの子供を可哀想な子供にしたくなかったから。

 

身近な例を挙げると、元夫。

あれこれ、くちこから見たら人の道に外れた事を繰り返した人ですが、

くちこ的には最終的に、

可哀想な人と思っています。

人の道とは、

人の生き方とは、

してはいけない事とは、

そんなこんなを、親から身につけさせて貰えなかった、

そんな環境に恵まれなかった可哀想な人。

 

自分が失った物の大きさも解らない、

大事な物が欠けてしまった人。

それは本人だけの責任では無いから。

遡れば、もう、ニワトリが先か、卵が先かの世界・・・

 

今の時代、

いっぱしの社会人に対して、誰が憎まれ役を買って出てそれを教えてくれるだろうか?

心の中で冷笑して終わりだな、と。

 

学歴、

教養、

社会的地位、

それらを子供が超しているとしても、ね。

くちこがどんなにアホな親でも、

親だからこそ、最後まで教え続けないといけないことがある筈。

くちこの親がそうだったように。

 

ただね、

この繋がれた手を見て、

二人の手を、大人の都合で引き離してはいけないな、と。

そして、二人は偉いなあ、と。

やってることが、正しいわ。。。。

 

奇しくも今日は、終戦記念日。

誰もが、こんな心で手を繋ぐことができたら良いのにね。

幼い頃のように。

 

 

皆さん、ご心配をお掛けしました。

たくさんの暖かいお言葉、ありがとうございました

         


夏の帰省 最終日三日目、長男を想う

2016年08月14日 05時25分28秒 | 子供達のこと

三日目は、またも九人お揃いで・・・

お昼も使い捨皿で、ワンプレートランチ。

それでも、プレートのメインは鰻丼ですよ。

後は茄子の味噌煮や牛スジ入りのおでん、人参サラダ・・・

孫達は、妙に人参が好きなのでね、鰻も。

メロン、桃、スイカ、ぶどう・・・

大サービス

 

くちこが縫った服を着ている姫ですよ

 

ブロ友のPAPAさんからのお土産や、従妹からのお土産で、おやつも豪華絢爛でしたよ。

どれも美味しくて至福のくちこ一家でした、謝々

 

                             

 

午後からは、それぞれの時間に東京へ向かいました

サメ氏が次男一家を空港へ、

長男が、長女一家を空港へ。

帰宅後に食べる夕食まで持たせるのがくちこ流です。

 

サメ氏は、そのまま、田んぼの水を入れに実家に帰ったので、

くちこと長男と二人で夜九時まで過ごしました。

そう、

くちこと、くちこの唯一無二の恋人

 

以下、会話抜粋。

「彼女は?恋人は?結婚は?」

「狩りに出ないからね、それは無い」

「洞穴から出ないの?」

「洞穴に紛れ込んで来たら考えなくもない」

 

「中高時代、見事に全く勉強しなかったけれど、なんで?」

「オレは勉強に向かないんだ。

考えて見たら中卒で働けば良かった、無駄だったよ」

 

長男33歳、184cm、70Kg。

洞窟に棲息中。

病気知らずにすくすく育った子ですが、

妙に、くちこを不安にさせる子でした。

本能的な胸騒ぎ???

 

多分・・・

子供達の中でも、IQはピカイチだったかと。

私立中にも一桁の順位で入学しました。

これは・・・

磨けば光る

と思ったのがストレスの元でした

くちこも、担当教師も

 

色んな能力がありながら、

その全てを放棄して生きる我が子を見る気分。

最悪です

何度も長男に言いました。

「いっそのこと、能力を持たずに生まれて欲しかった」と。

「そうしたら、諦めもつくし、期待もしない、

今のままを有難く受け入れることができたのに」と。

 

二人きりの居間で、

「激動の人生だったねえ・・・」と二人は口を揃えたのでした。

長男の「今」を認め、喜べるようになるまで、たくさんの時間が掛かりました。

 

毎朝四時に起きて仕事に行っているそうですが、

今の仕事、生活に何の不満も無く暮らしているとのこと。

彼には彼の生き方があるんだなあ。

自分のモノサシを絶対と思ってはいけないということ。

自分のモノサシで測って良いのは自分の人生だけ。

 

苦労して貯めたお金だと思うのだけど、

母や、甥姪に渡したいと思うらしい。

そのことに胸が痛いくちこなんだけれど、

胸が痛いこと自体が失礼なことなのかも。

長男の長男としてのプライドに対して。

 

流木を杖に、じっと甥姪を見守る長男、仙人風。

                               

 

いつもの事ですが、

長男は、誰に送迎を頼むことも無く、

帰省の往復をします。

長男なりのポリシーのようです。

 

ああ、彼の人生に幸多かれ。。。。

 

P.S

例の金魚。

一匹、昇天。

一匹、危篤。

一匹、微妙。

二匹、元気。

との報告がありました。

あ、くちこは多少疲れは出ましたが元気です


おまけ写真、夜の蓮田


 

 


母の十七回忌と、孫達の初海水浴

2016年08月11日 17時14分50秒 | 子供達のこと

東京陣一行が帰省して二日目。

九人で朝食。

食パンだけでも二斤完食。

自家製トマトと、くちこ自慢のS婦人お手製のベーコン入りオムレツ。

卵、八個使いましたが足らず・・・

急遽、ハムを切り、肉を焼き・・・

鯛めしのおむすび等々で。

 

                       

 

車二台で、約一時間後、くちこ実家近くの菩提寺へ。

ジャスト、八月七日はくちこ母の十七回忌の日なのでね。

サメ車はFit 4WD → サメの運転で、次男一家を運び、

くちこ車はFit hybrid →長男の運転で、くちこと長女一家を運びました。

 

                        

 

くちこ家の位牌を全て持参、仏様用のお膳はお寺が準備してくれます。

ご先祖各位も、現世の子孫が全員揃っての合掌、祝着だったかと。

くちこ母も草葉の陰で鼻高々であった筈。


さて、読経が終わって片づけていると、くちこ家位牌の近くに、

とても立派なオニヤンマが!

触っても動かない、

掴んでも動じない、

でも、弱っているのでは無いらしい。


                    


数珠を手にした孫姫の側でじっとしていました。

なんだか不思議に思って、後で調べたら、

オニヤンマになって先祖の霊が帰ってくるそうです。。。

そんな説がネットに幾つか載っていました。

なるほど・・・


その後、お墓へ。

お坊さんも卒塔婆を持ってお経をあげに来てくれました。

そして、くちこ達九人組。

あまりの暑さに死にそうでした


 

その後、いつものレストランでランチを

こんな感じのコースでした。

支払いは長男からの出資で

 

                           

 

          

 

                      

 

                             

 

さて、くちこの実家に入り、

そこから約50mの海に泳ぎに行きました。

この海、いつも、くちこ家のプライベートビーチの如く誰もいません。

くちこ自慢の綺麗で穏やかな海ですよ。

くちこは、この海で育ちました。

 

 

                            

 

                        


                       

 

二歳の王子は、自分がお兄ちゃんなのだから、

一歳の姫の安全を確保すべく責任を自覚していたらしく、

波に連れていかれないように姫の手をずっと離さなかったのでした。

本当は、王子は波が怖くて、とっとと姫と脱出したかったのですが、

姫は波に動じることなく進むため、王子も仕方なく側に居たというのが実情です。

笑えるけれど、微笑ましくもある光景でした。

 

その後、サメ車は、次男一家を次男の嫁の実家へ運び、

夕飯は、残りの六人となりました。

不思議なもので、六人を少ないと感じるようになっていました。

いつものトータル一万円のお寿司とオードブルです。

 

                      

 

王子は、いつも「でんでんむし」を食べることに余念がありません。。。

 

                       

 

その後、自治会の盆踊りに長女一家は参戦。

大喜びでカキ氷を食べる王子を見た後に、くちこは先に帰ったのですが・・・

その後帰宅した王子の手には・・・・・・・・・・・・・・・・

金魚が五匹いたのでした

あれほど、ヨーヨー釣りにしなさいと言ったのに

 

                                       

 

自然死を望むくちこでしたが、

翌日、婿が水槽、ポンプ、水草、餌等々を買ってきて、

飛行機に金魚は一人三匹まで乗車?可との調べにより、

タッパーに三匹と二匹に分けられ、飛行機に乗って金魚は飛んで行きました。

メデタシ、メデタシ

以上で二日目の報告を終わります。

 


八面六臂、艱難辛苦、東西奔走、獅子奮迅・・・夏の帰省一日目!

2016年08月09日 10時41分03秒 | 子供達のこと

 

人生は一度きり。

だから、毎日が、初めての一日。

車窓のように、後ろに流れて、

景色は変わっていくんだなあ。。。

 

子供達が夏に揃って帰省することは恒例ですが、

決して、同じでは無いということ。

いつの間にか、婿が増え、嫁が増え、王子が増え、姫が増え・・・

そして、くちサメは老いて貧乏になったのでした。。

 

朝七時、先ずは、高速バスにて長男帰省。

自発的にくちこに援助費用を渡し、

庭木の剪定をし、

空港に姪っ子一家(くちこの次男一家)を迎えに行き、

あれこれ、くちこに用事を言いつかったのでした。

甥っ子、姪っ子に、長男は真夏に「お年玉」を渡していました。

しかも、諭吉さん。

すかさずくちこは、

「それ、おばあちゃんのも入っているよ」と、見栄を張っておきました。

嘘つきとも言います。

 

くちこの長女一家はサメ氏が空港に参上。

揃ったところで、長男と婿で亀プールを出しました。

小さいながらも、屋根付きプール、

大喜びで泳ぐ孫二人にギャラリーはその倍。。。

 

                     

 

お昼は、くちこ特製の瓦蕎麦を食べ(写真無し)、

ティータイムは、孫姫二歳の誕生会を盛大に

かねすえのわらび餅や、船和の芋羊羹は、子供達からの手土産。

 

         

 

夕飯は、くちこ特製の鯛飯にしましたよ。

立派な鯛を二匹も焼いて入れたのですが、これも写真無し・・・

S婦人特製の手作りハムも大好評でした。

写真無し!

 

とにもかくにも、

総勢九人は、よく遊び、よく食べ、よく笑い夜は更けたのでした。

 

去年買ってやった甚平、今年はギリギリでした。

段ボールハウスも今回は二人で遊んでいたので、くちこ的大満足

くちこの用意したホンモノの腹ペコあおむし6匹に、嫁が悲鳴を・・・

孫王子は、対抗するかの如くに、縫いぐるみの腹ペコあおむしを出していました。

 

写真をたっぷり撮って、ご満悦だったくちこですが、

夜になって、SDカードが入っていなかったことが発覚したのでした。

くちこは、厳しく息子と婿を脅して、データを復元するように命じましたが、

前のサイバーショットは可能だったのに、今のサイバーショットをできないとのこと。

涙にくれたくちこでした。

そして、息子や婿が撮影したデータは、なぜかアップロードできなくて・・・

此処までブログを作成するだけで、疲れ果てました

なので、一日目だけ、写真少な目で此処に残します


心が痛いくちこ・・・

2016年05月12日 08時22分59秒 | 子供達のこと

日曜日、母の日でした

くちこは、断固、自分を大事にされないと気が済まない女。

そんな母を持った、持たされた?子供達は・・・

荒神さんのような母へ、きちきちとプレゼントするしかない。

 

長女からは、鼓動のコンサートペアチケット。

※事前にお伺いがあり、くちこが指定。

因みに、GWはスペイン・ポルトガルへ行っていたのでお土産も。

 

                                   

 

次男からは、KIHACHI パティスリーの焼き菓子詰め合わせ      数年前に届いたクレマチスは庭で咲いています。

 

                               

 

くちこは、毎年、三人がどんな選択をするか興味深く観察しています

そして、早めに送るタイプ、当日にこだわるタイプ、ふっと行動するタイプ(若しくは失念してくちこに催促される)

何を選ぶかも、これまた興味深い。

 

で、娘は事前、次男は当日。

で・・・・・長男は

音沙汰無し

 

長女は結婚して、所有権は婿に移譲。

次男は結婚して、所有権は嫁に移譲。

長男だけは、くちこが所有しています。

くちこ生涯の恋人なんです

死ぬまで所有する所存です

 

が、プレゼントが来ない

何時催促しようか?

何と言って嫌味を言ってやろうか?

色々案を練っていたら、昨日届きました。

ポストに薄っぺらい粗末な茶封筒。

見覚えのある小学生レベルの文字。

封は、糊が薄すぎて半分以上既に開いている

紙が封筒サイズに折って入っていました。

折ってある紙には、短文が・・・

「母の日と快気祝いです。

 これからもお元気で。」

そんだけかよ。。。

 

紙を開くと、三万円入っていました。

ぎょっ

そして、心が痛くなったくちこです

 

百人母親がいるとして、

何人の人がこの状況を嬉しく思うだろう?

 

娘と次男は手堅い就職と収入がある子達です。

そこそこの大学を出て、そこそこの就職をし、それなりの生活を。

勿論、幼児を抱えて親にも頼れずフルの共稼ぎ生活は疲労困憊でしょうけれど。

その子達からだったら、驚いても心は痛くなかったかも。

 

くちこの子育ての苦労、涙の7割8割は長男に起因していました。

超個性キャラでしたから。

変わっていたら、苛めの的にもなる・・・

単に賢いとか、

単に賢くないとか、

そうだったらもっと楽だったと思います。

 

とても哲学的で思考が深く、

相手の何手も先までも読んで、自分の結論を動かさない子でした。

傍から見て、それがとても勿体ない選択でも、自分の線引きを持つ子でした。

誰もが目指すようなことに長男は価値を感じない子でした。

 

子育て中。

正直言って、彼は重い背中の荷物でした。

降ろすに降ろせない

くちこが諦めて手を放した瞬間、どこまでも落ちてしまうと思い、

常に緊張していた気がします。

 

運良く??????

くちこが離婚した時、

長男は自分の意志で立ち上がり始めました。

当時19歳。

大学に行きながら、コンビニの深夜バイトをして、

期限切れも弁当を毎日持ち帰り、

くちこ一家は、それを食べて暮らしました。

ま、その大学を半年を残して中退しましたが・・・

ただ、中退した罪として、くちこが払った学費は全額、働いて返してきました。

奨学金も早々に全額返納し、

くちこ家のローンを完済するまで欠かさず仕送りしてきました。

 

ずっと、できそこない扱いをしてきながら、

実は、彼の手厚い援助の上にあぐらをかいて生きてきたんだなあ。。。

そして、今や、くちこの唯一無二の恋人

どこでも腕を組んで歩いてくれます

 

三万円。

これを貯金するためには何か月も掛かったのではないか?

一番薄給で、貯金も少ない筈。。。。

なんだか、むしりとった鬼母の気分になって・・・

 

夜に電話をしました。

「多すぎるよ」

「そんなことないよ。お金、使うこと無いから余るんだ」

とにかく、元気に働いているようでした。

久しぶりにあれこれ、くちこが雑事報告。

その感じがね・・・

まるで、どっちが子供だかっていう感じで。

 

時が流れたんだなあ・・・と。