ご存知のように、くちこには、よい子、悪い子、普通の子あり。
普通の子曰く、
「僕のことを普通の子と言って育てたから、普通にしかなれなかった。」
では、悪い子は・・・
問題なし
自分が一番よい子と確信的に自負しているので
さて、よい子は、至らぬ母をカバーする為に生まれてきたような・・・
物心ついた頃から大人だった。
たどたどしい平仮名で、
「可愛い弟を産んでくれてありがとう。」
と書いてくれた手紙が今も取ってある。
弟達の献身的な保護者となった。
二歳違いと、五歳違いなのだが。
四歳の時にはもう、転んだ弟を抱いて帰ってきたりしていた。
保育園の先生は、あまりの「大人」ぶりに当惑していた。
偏食もしない。
留守番も泣かない。
いつも自分の机に向かっていた。
(お勉強のドリルが趣味だった)
不本意な迎合よりも独りを選ぶ子だった。
くちこは、若くて今以上に未熟な親だった。
全てのことに余裕がなく、よい子が理想通りでないと許せなかった、母くちこ。
テストのミスもピアノのミスも、あってはならないこと・・・
勉強も料理も家事全般も、くちこ以上にできる娘に育ったけれど、
よい子には、さぞかしきつかった・・・かな。
そして、母親の離婚を21歳で見ることになった。
離婚を手伝い、全力で母を支えた。
心の壊れた母を自分のマンションに迎えてくれた。
卒業後一年働いて、独力で大学院に入った。
2年前に、長い交際を経て結婚。
未だにラブラブ
だが・・・
「一生、自立した女でいたい。」
「夫に経済的に頼らないと生きていけない選択はしたくない。」
「それが、自分の母が泣き寝入りせずに離婚できた理由だから。」
と・・・・
働きながら、語学、経済の勉強を続けている。
更なるキャリアアップを目指しているのか?
妊娠、出産の優先順位は常に次点。
歳が近いせいか、すぐに喧嘩になる母娘
とても似ている・・・らしい・・・
悪い子ばかりに関心が向いて、よい子には、ただ厳しく当たってしまった母親だが、
よい子は、けなげな位親孝行。
第一子は、生まれ落ちる時に、神様から、
「お母さんを助けてあげなさい。」
と言われてこの世に誕生するとのこと。
神様からの言い付けを28年間、良く守っているよい子です。
ただし、遠くに住んでいることは、最たる親不孝
なんだかね、よい子が日記にあまり登場していないかなと紹介してみました。
付記
ビギナーの皆様へ
普通の子の直近情報は九月十四日
悪い子の直近情報は九月二十三日
にて収集してください。
あ、知りたかったらです。