同病で無い方は、興味無しと思われますので、スルーしてくださいね(*^_^*)
p-NETとは、膵神経内分泌腫瘍という稀少癌のことです。
十万人に一人か二人に大当たりしたくちこです。
3月に発見。
4月に手術。
5月に退院。
只今、オペ後7ヶ月。
今のところ転移も無く、外科的には経過は全て順調。
疲れやすいのは否めませんが、
ほぼ何でも食べ、ほぼ普通に暮らしています。
が、
迷った末、これを機に退職し、
33年の看護師生活を終わらせました。
元来働き者だったくちこは?
内臓と仕事の喪失感の為か、
結構、心を病みました。
気持ちが沈んだり、
口腔心身症で、口の中が酸っぱくなったり・・・
それでも、11/5には、めでたく初孫誕生
8年間、産科病棟に勤務したくちこは、看護師魂がやや蘇りました。
くちこ百まで踊り忘れず・・・???
そして、三日後には、55歳、再婚5周年を迎えました。
患者の集いは、6月の九大から二度目です。
稀少癌こそ、横の連携を大事にして少ない情報を共有し、
声を合わせて、この癌の存在を世間や国に知らしめる目的もあります。
参加したら、
そこは、わいわいと楽しそうで、みんな元気でした(^_^)v
今年発症で、未だ転移も抗がん剤治療も未経験のくちこはヒヨコでした。
手術を重ね、転移を繰り返し、抗がん剤も複数経験した人達が殆ど・・・
でも、みんな笑顔で、見た目、元気そう!
※元気だから来られたとも言える。
癌になっても、笑顔で生きることができる。
その実感が何より嬉しかったくちこです(*^_^*)
PAN CAN JAPAN という組織が中心になって患者会をまとめています。
くちこ達の病気は、シマウマに例えられています。
一見、馬に見えるけれど、似て非なるシマウマだよ。
普通の膵臓癌と一緒にされやすいけれど、似て非なる膵神経内分泌腫瘍だよ。
だから、「しまうまネット」で検索すると情報が出てきます。
医師による研究会は、権威の今村正之先生が立ち上げています。
医師二人による講演は、九大での勉強会や、インターネットシンポジウムで知り得た情報が殆どで、
あまり目新しい内容は無かったです。
知りたい人は、くちこのブログの病気カテゴリーに入っています。
分責は負いませんが。
最先端治療は、日本では、未承認、未実施のPRRTという治療のようです。
スイス、バーゼルまで行けば!治療が自費で受けられるようで、
その適応や紹介については、横浜市立大学附属病院 臨床腫瘍科の
小林規俊先生が診てくれるみたいです。
以下、Q&A
Q:手術で完全に取り切れた後の転移の可能性はどれくらいか?
A:稀少癌なのでデータが無い。
Q:非機能性であっても症状が出ることはあるか?
A:腫瘍が体にあるというだけで、体はだるくなる。
非機能性でも、結果論的には、偏頭痛に関与することも考えられる。
Q:悪性度の指標であるG2がG3に変わることはあるか?
A:現時点では学会で論議中。
Q:抗がん剤サンドスタチンの使用法は?
A:標準使用料は30mgだが、20mgから開始して効果が無ければ30mgにすることもある。
※間隔は延ばさない方が好ましい。
Q:抗がん剤が効いているかどうかは辞めてみないと解らないのか?
A:効いているかどうかは解りにくい。
今回の内容は、当たり障りの無い無難な内容で、
医師の個人的な所感や感覚は殆ど無かったのが残念でした。
くちこ的には、それより同病のブロ友さん達と人生初オフ会っぽく、東京駅でティータイムをご一緒できたのが収穫でした(^_^)v
次の患者会は来年1/26 アクロス福岡にて開催だそうです。
最後に、くちこが会場掲示板用に提出したマイヒーローは・・・
しまうまファッションコンテストでは、胸にこんなしまうまをぶら下げました。
会場は日比谷公園に隣接していたので、公園でお一人様ランチをしました。
いろいろお安くて、ちゃっかり買い物も楽しみました。