しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

京都 ティアレ(Tiare)でお洒落なランチ

2015年02月01日 20時37分56秒 | 食・レシピ

 

先ず、癌友の皆さんへ、勉強会の記事は一つ前ですよ。

 

さて、

いつもは田舎で、鯛や平目と舞い踊っているくちこ姫ですが、

持つべき者はブロ友連!

ももりさんに教えて貰い、

他のブロ友さんに予約を頼み、

手を繋ぐが如くに連れて行って貰って、お店に到着しました。

京都市役所の近くにある素敵な本格フレンチのレストラン ティアレ(タヒチ語で花)です。

くちこ憧れお洒落なレストラン!

http://www.tiare358.com/

この日は、癌友さん三人でランチです。

 

人気のお店で、なかなか予約が取れないとは聞いていましたが、

この日も予約のみで既に満席でした。 

食べロググランプリの表彰状?

テーブルクロス、ゴールドとシルバーの対比、落ち着いた雰囲気でありながら、豪華。

 

ランチは3コースあって、

メインを魚か肉かチョイスするのが1900円。(痩せて若くて美人の癌友二人)

メインを魚と肉を両方共食べるのが2900円。(老い先が短いから食べるくちこ)

更に豪華なのが5000円だったかな。

でもって、くちこ達はワインで乾杯!

くちこは、りんごのワインにしました(白)

 

先ずは、天使の海老のフラン。

初めてロマネスコ(とんがりコーン型のブロッコリー)を賞味。

海老の風味満載でトロトロ茶碗蒸し風でした。

 

トピナンブールのポタージュ。

菊芋のことだそうで、繊維質も多くちょっとキノコかゴボウのような風味でした。

タイミング、食器、いつも目が配られ配慮され、常に心地よいサービスが続きます。

それがさりげなくて、押しつけもなく、だけど気配りは常にって感じで、人気の理由が解りました。

 

へ鯛のポアレ  ソースベルモット。

身は柔らかく肉厚、皮はパリパリで香ばしい。

キチンとソースが良い仕事をしていて・・・

どこにも手抜きが無い。

 

アンガス牛トライチップのステーキ  ソースペッパーベリー

牛の太もも内側の肉で少ししか取れない部位だそうです。

これもね、ソースが味わったことのない風味で美味しかったです。

というか、お皿が素敵。

さて、このタイミングでくちこが一番惚れたのはナイフ!

カッコよくて、フルコースの人にしか出てこない。

姿、色、シャープでビビットでセミのようなハチのマークがシックにかわいい。

調べたら、シャトー・ラギオールというブランドでフランス製。

↑の写真では、残念ながらハチは隠れています。

なかなかのお値段でした↓

http://www.wineac.co.jp/cutlery.html

 

デザートの盛り合わせ。

フルコースのくちこは、お皿もメニューも違っていました(左)。

 

くちこが選んだ飲み物はハイビスカスのアイスティー・・・だったと思う。。。

アガベのシロップが添えられていて、途中から入れて味の変化を楽しんでください、と。

しかも、丸い氷の中にハーブの花びらが閉じ込められていて、溶けると花の香りが!

 

友達のティーカップも素敵でした。

みんな無くなった頃にお代わりが、さっと注がれるんです。

 

会計をお願いすると、テーブルに素敵な箱が登場。

その中に三人それぞれの計算書が入っていて、その箱にお金を入れたら、

また、箱の中にお釣りが入って運ばれてくるんです。

びっくり!

ちなみに、くちこのお会計は4000円でした。

コバンザメ氏が、出かける前に「楽しんでおいで」とお小遣いをくれたので、大丈夫!(^^)!

くちこは一人旅ですが、サメからの小遣いと同行二人旅なのです。

 

此処で、二人とはお別れ。

くちこは烏丸御池駅を目指して、一人トコトコ。

すると、妙に洗練されたショールームが・・・

主要通りに面してこの大きな店構えは、トーヨーキッチンでした。

くちこは、このテーブルに惚れました。

基本は螺鈿細工だけれど、白っぽいところは卵の殻を砕いて蒸し焼きにし、

職人が一つ一つ貼りつけたそうです。

 

ざっくりと、85万円位でした。

その他には・・・

http://www.toyokitchen.co.jp/ja/collection/interior/

くちこはカタログももらったのですが、此処のアールヌーヴォー風のフラワーベース コチチ。

http://store.toyokitchen.co.jp/item/2893.html

これに、またまた惚れました。

ざっくり、8万円。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

京都駅にある、ホテル近鉄京都駅まで戻り、

お隣のJR伊勢丹で食糧を買い込み、早々にホテルでまったりしたくちこです。

夜食用に買いました。

 

伊勢丹のセールに参戦しなかったこと。

自分で自分を褒めてやりたいくちこです。

これにて一日目を終わります。

 

 

コメント (42)
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第9回 しまうまサークル 神経内分泌腫瘍患者会での情報

2015年02月01日 12時13分47秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

昨夜、京都から無事帰宅しました。

これは、同病者向けの記事なので該当しない人はスルーしてくださいね。

 

基本がアホな上に、勉強不足、しかも、記憶力低下が甚だしいので、

取り急ぎ、メモ起こしをしました。

全く持って、文責を負うことはできません。

しかも、此処に記載していることは個人的意見です。

そこのところを重ね重ね強調しておきます。

 

そして・・・

きっと、内容に変なところ、いっぱいあると思います。

とりあえず、これを叩き台として載せますので、

訂正があれば、コメントに入れてください。

 

第9回 しまうまサークル @関西の会  2015/01/31

メモ起こし

症例

・胃に原発巣+静脈浸潤 (昨年)

 →核出術後の治療は未定。

 

・小腸原発 G1  (二年前)

 

・肺カルチノイド。

 

・P-NET (2006) 肝転移にて肝切除二回。

 →現在、再々度の肝転移の増大に対してアフィニトール、

  ザノサール等考慮中。

 

・P-NET G2 甲状腺癌  (2012)

 →昨年末から肝転移の様相あるも精査待ち中。

 

・P-NET G2 (2010)

 →腫瘍が7cm大と巨大であるので即時のPDは無理と言われ

  二年半アフィイトールを内服後、腫瘍の縮小を待ち、昨年PD。

 

・P-NET PDオペ後5年。

 →その後は転移も無く、無治療で経過観察中。

  主治医のNETに対する認識が低いのがやや問題。

 

・P-NET

→先月から抗がん剤使用するも副作用が大きい。

  緩和治療を考え中。

 

・P-NET 肝臓に多発転移。

 →手術適応とはならず、アフィイトール+サンドスタチン治療。

  途中から腫瘍の顔付きが悪くなったと言われた。

  今後は、ザノサーか?

 

・P-NET(膵尾部) G2 肝転移あり。

 →冠動脈塞栓術を繰り返す。

  スーテントもアフィニトールも副作用が甚大で耐え難い。

  来月末のザノサーの販売を待って入院連続投与タイプを考慮。

 

・十二指腸原発のガストリノーマ、一時、大腸がんを併発。

 →PD後、サンドスタチン治療10年目、副作用など問題なし。

  膵臓に近い原発は顔付きも良くラッキーだった。

 

 

<NETを取り巻く環境について&医師所感>

※今回は、がん薬物治療科の医師(抗がん剤の専門家)の意見。

・2012~レジストリーで登録する制度が発足。

 →全国的にNETについての情報が一元化された。

  ※但し、申告制なので、医師側の認識が必要・・・

 

・NETのような希少癌については、全国で10程度の病院に治療

 を絞り、症例を集約して専門的で的確な治療をするべきである。

 ※知識、経験不足の医師による確定診断の遅れや治療指針のずれ

  が問題となっているので。

 ※京大病院でも新規のNET患者は、月に1,2例程度。

 

・第10回NET Work Japan 開催。

   2015 02 /18 13:00~18:00 ザ・プリンスパークタワー東京。

 

<NET、NECとは>

・ランゲルハンス島由来であり、

 A細胞 → グルカゴン

 B細胞 → インスリン・・・等々。

・機能性と非機能性に分かれる(割合は半々)(症状の有無)

・消化管NETは後腸が6割。

 →日本の大腸内視鏡レベルが高いからとも言える。

 

・ガストリノーマはMEN1が多く、悪性率が高い。

 

 

<癌とは>

・60兆個の体の細胞は、毎日1兆個入れ替わる。

 →そのうちの何千個かは遺伝子異常を起こす

 →そのうちの数十個が免疫を潜り抜けて癌になる。

※なぜ免疫を潜り抜けるか今後解明できれば飛躍的に治療は進歩?

※膵臓がんもP-NETも遺伝子異常から。

 

・膵臓癌は千個以上の遺伝子異常。

・P-NETは、150個程度の遺伝子異常。(遺伝子変異が少ない)

 →結構シンプルなので治療が見つかれば画期的良くなる可能性。

→京大病院では、遺伝子異常についてバイオバンクプロジェクト。

 →院内外のNET患者の情報を集積し共有しようとしている。

  11人のメンバーでNETユニットを作っている。

yakuzai@kuhp.kyoto-u.ac.jp で京大病院薬剤科に薬剤について問い合わせ可。(匿名不可)

 

・DOTATOC-PETについては、日本では京大のみに機械がある。

 →臨床研究中だが、単純なフォーローアップには対応できない。

 

・先進医療 PRRTについては、現時点では海外で治療するしかな

 いが、数年以内に京大が日本で最初の設備を持つ病院になる予定。

 

・「遺伝子医療革命」がんはゲノムの病気である 

  NHK出版 2200円

 →読んでみると面白くサクサク読める。

 

・2015/02/23 ザノサー(ストレプトゾロシン)販売予定。

 関西では週一回の治療を外来で続ける流れ。

 関東では入院して五日間連続投与を月に一回する流れ。

 →こちらの方が体は楽?(丸3週間は休薬できるので)

 → 一回、点滴4時間。

・遺伝子変異により、体質が半分、副作用が半分遺伝。

 

・体細胞変異 → 癌自体は遺伝しない。

 

・NET G2については、手術はそんなに急がない、進んだら・・・

 →医師によって手術適応については温度差が大きい。

 

<NETの治療法>

 

              消化管NET   膵NET

ザノサー            △       △

アフィニトール         ×       〇

スニチニブ(スーテント)    ×       〇

オクトレオチド(サンドスタチン)△       △

PRRT (富士フィルムが参入?)×       ×

TACE/TAE           △       △

手術              〇       〇

 

 

<NET治療のイメージ>

大きくてゆっくり → TACE/TAE PRRT

大きくて速い   → スーテント ザノサー

小さくてゆっくり → サンドスタチン

小さくて速い   → ザノサー

 

※サンドスタチンは全種類で併用可。

※特効薬を早くから使うと後の切れ味が悪い。

 →ザノサーは最終選択に。

 

・腫瘍を小さくしようとしたらしんどいので大きくも小さくもなら

 ないレベルで折り合いを。

 

・アフィニトールやスーテントなどの分子標的薬は、上手く最低必要量を探るのが肝要。

 →少ない量で副作用を抑える。

 →本人がよく理解し調整することも可。(内服薬は個人差大)

  日誌等を記入して自分で副作用発現のパターンを把握する。

  すぐに多剤に切り替えてしまう医師もいるが・・・

 

・サンドスタチンの注射キットについては、前よりサラサラと溶けやすくなり、痛みも軽減した。(今は依然のキットも混在)

 

・ソマトスタチンレセプターがあればサンドスタチン。

・肝転移小さければ、切除か塞栓術。

・数が多くても何度でも塞栓術をするのが京大のやり方。

・局所療法で三か月以内に多発等速度が早ければアフィニトール。

 

 

とまあ・・・

こんな感じにまとめてみました。

 

くちこ拝

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