しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

京都二日目、地獄について勉強する

2015年02月04日 11時18分23秒 | 旅行記

今回、何度も迷いつつも、極力、予定や約束は入れずに、

疲れないことを旅の目標にしていたくちこです。

 

一日目も、夕方四時半には、既にホテルで寛いでいました。

もちろん、食糧だけは、ゲットして入室。

で、観光案内所でパンフだけはしっかりお持ち帰り。

 

癌の勉強会は午後だし・・・

ホテルをチェックアウトして半日、どうするか?

デパートで時間を潰すのは危険。。。

ふと目についたのが、六波羅蜜寺のパンフ。

こう見えて?

くちこは、六波羅蜜を知っています。

布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧。

このお坊さん、教科書で見たことあるし。

↑空也上人立像の一部です。

口から吐き出して?いるのは、阿弥陀様六体。

南無阿弥陀仏(これが阿弥陀様六体)と念仏を唱えて市中を廻る空也の像だそうです。

平清盛像とか運慶による地蔵菩薩像とかが宝物殿にあるんです。

運慶や湛慶の坐像も。

 

本格的、良く当たる、お寺でして貰える四柱推命もあるとのこと。

しかも、癌の勉強会会場からも近い。

良し!

京都駅構内のホテルなので、バスターミナルや地下鉄で気楽に出発できます。

行くぞ!

と言いつつ、朝も朝風呂から始まり、まったりとして九時半に出発しました。

 

六波羅蜜寺を目指して歩いていると・・・

六道珍皇寺。

地元で言う「六道さん」だそうで。

臨済宗建仁寺派の古刹。(くちこ家の宗派です)

本堂裏庭には、「小野篁 冥途通いの井戸」があると。

非公開文化財特別公開中。

先に、こっちに行ってみよう。

 

なんと、お寺の各部屋で、講師の方から説明がありました。

この、小野篁(おののたかむら)と言う人。

昼間は宮廷で役人をして、

夜は、この寺の井戸から地獄に行き、

閻魔様の側で、検事のような弁護士のような役割をしていたそうで。

極悪人で最悪な地獄へと判決が出ても、この篁さんが、

「極悪非道な人間ではあったが、〇月〇日、このような善行をしているので、一段軽め?の地獄へと罪を減じるが妥当」

と、側から閻魔さんに助言していたらしい。。。

最初の部屋では、そんな説明を聞き、

次の部屋では、人の一生と極楽、地獄についての説明でした。

凄く古いとても大きな掛け軸にその全てが描いてあるんです。

人の一生も、その後?も、一目瞭然の大絵図。

※写真撮影禁でしたので・・・

※こっそり撮ったら、くちこが後に地獄に・・・

なので、

 http://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/2014/05/13/%E7%86%8A%E9%87%8E%E8%A6%B3%E5%BF%83%E5%8D%81%E7%95%8C%E6%9B%BC%E8%8D%BC%E7%BE%85/

で、見てね。

次の部屋には閻魔様の坐像が。

お会いするのは、生きている時に坐像で拝顔するだけにしたい。

 

こーんな地獄近くで、トイレをお借りしてしまったくちこですが、

手水鉢は水琴窟でした。。。。。。。。。。。。。。

 

庭に出ると、例の井戸があるのですが、その側に水占いがありました。

くちこは占い好きなのでね、やりましたよ、150円。

水に浮かべると字が出てきます。

持ち帰りも、納めて帰るのも可。

よく考えたら、これ撮影して良かったのか?

でも、何も注意はされなかったです。

 

あんな、こんなを見ながら六波羅蜜寺を目指しました。

 

六波羅蜜寺に着きました。

最後は、平清盛塚です。

くちこは、悪病退散のお守りを買って鞄に付けました。

朝晩、この鈴を鳴らすようにと書いてありましたが、忘れそうなのでね。

 

さて、四柱推命のコーナー?が本殿の中にありました。

お坊さんがやっています!

このお坊さん、くちこのブログを前もって読んでいたのでは?と思われる内容でした。

~抜粋~

何かと無駄の多い年です。

一貫した自分の方針で多忙と言うよりは身辺の世話事や厄介事の為に、次から次へと用事ができて安静は得られません。

終日閑無き状態であれこれ忙しいが、その割には結果ははかばかしくありません。

本年は焦れば焦る程、無駄な努力をしがちですから、何をやるにも自重して全力を他日に備えてください。

出費が多く、死金となりやすいので猛進は慎まなくてはいけません。

 

はーい、はーい!

先ほどの水占いも同様でしたし、

大人しく精進いたします。

此処でも宝物殿に行きました。

平清盛さん、案外、良い人風。

 

そして、おひとり様でランチしました。

京都の町屋にある、京都のおばんざいのお店。

野菜たっぷりで、滋味があってヘルシーで体に優しいお料理でした。

ご飯も汁もお代わり自由で千円!

 

癌の患者会(勉強会)にも無事参加。

 

帰りは時間が無くて、急いでJR伊勢丹の地下に走りこみました。

くちこは、此処まで散財していなかったので油断していました。

最後に、うっかり財布の紐が・・・

サメ氏って、絶対に食べずに待っているんです。

これって、ちょっと、うざい。。。

夕飯をサメ氏へのお土産ということにしたのですが・・・

「上の段、全種類」とか、そんな買い方をしてしまった。

これ↓

帰ってから盛り合わせましたよ。

サメ氏が自家製のなめこ汁を作ってくれていました。

くちこは、これがあまり好きでない。。。

 

最後の一枚は、夕飯を食べ終わった時のお皿。

残りは朝食にしました。

巻き寿司、満喫して大満足でした!

隣のお店で名古屋料理も買ってみました。

生外郎も栗外郎も買いました。

一部ですが・・・

 

その他、一気に、短時間で漬物や混ぜご飯の素等々、お土産を相当?買いました。

重かった。。。

というか、最後に、大きな落とし穴にお金を放ってしまったくちこです。

反省。

 

だから?

昨日は友達と三人で温泉に行きましたが、くちこの出費はトータルで3000円弱。

サメ氏の送迎なので交通費が要らなかったのですが。

そして、送迎のお礼を友達から受け取るくちこです( *´艸`)

 

温泉で突然友達が呼ぶので行ってみたら、人が倒れて気絶している。

「助けてあげて」と友。

「はあ。。。」

両腋窩、鼠径を氷嚢で冷やし、

下肢を挙上し、

久しぶりに人様の脈や呼吸を観察し、

無事に意識が清明になるのを待って黙って立ち去ったくちこです。

ご主人には今夜中は、気を付けるように言い残してね。

閻魔さーーーーん、見たあ?

これで、罪一等減じてね。

 

夜は、真言宗の星祭り(節分)にサメ氏と行きました。

護摩炊きの密教神事があったのでね。

最後にくじがあったのですが、くちこは地元の銘酒一升を戴きましたよ。

これが一番良いくじだったみたい。

くじ運だけは、最強なんです!(^^)!

 

人ってみんな怖いし、辛いし、心細いんだなあ。

だから、救われたくて、信じたくて、何かに縋るんだなあ。

そんなことを思う京都でした。

 

 

 

コメント (62)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする