たまおのページ

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かんとみずふそく

2016年07月03日 | Weblog
 7月 3日

 関東地方は水不足。

 梅雨の季節で九州などでは豪雨となっていますが、
関東地方は雨があまり降りませんね。(とくに水源)
 温暖化で雪も少なかったようだし、ダムの貯水率も
この季節としては低いです。

 東京の水瓶、8割ぐらいが利根川水系・荒川水系で、
残り2割が多摩川水系からです。
 んで、東京都が都市用水(飲料・工業)としてダムや
貯水池の水を利用しているんですよね。

 んで、川(河)に造った堰(小さいダムのような働き
をするもの)から水を取って、用水路で農業、導水路で
浄水場に運んで飲料水にして水道で家庭などへ届く。
 簡単にいうとそんな流れで蛇口から水が出てくる。

 水を有効に使うため、利根川・荒川 ⇔ 多摩川の間で
原水(川の水そのもの)を融通しているんだそうです。
 アタイは知らなかったですねぇ。利根川の水を荒川に
流しているのは知っていましたがね。

 そうそう、アタイは利根大堰とか朝霞浄水場の見学に
行ったことがありまぁす。
 東京都がいろいろな募集をしていますが、その中にあるん
ですよ。水関係の施設見学会が。
 んで、子どもが小学生のとき「親子見学会」に申し込んで
参加しました。(別のときには下水道見学もしました)

 そのとき、いろいろ説明を聞いたんですが、殆ど覚えて
いません。(笑)
 んでも「高度浄水処理」については記憶に残ってます。
この処理方法が導入されるまでは、蛇口からクサイ(カビ臭い)
水が出てきたりしましたが、この処理がおこなわれるように
なってからは、そんなこともなくなりましたね。

 そいから、武蔵水路はすごかったですねぇ。ものすごく
速い流れでしたよ。ゴォー!って。
 利根大堰から荒川に導水している水路で、毎秒50㎥もの
水を運んでいます。(1秒間に50立方メートルだもの)

 日本は、水(雨)には恵まれている国ですよね。ちゃんと
した四季もあるし。
 日本の年平均降水量は1700ミリメートルほどで、世界の
平均の約2倍だそうです。

 しかぁし、国土が狭く人口が多いため、国民1人当たりに
すると世界平均の約30%程度です。
 そういう方向から見ると、水に恵まれているというわけでは
ありませんね。
 山に降った雨が短い(世界的にみると短い)川を通って、
すぐに海へ。そんなかんじだものね。水を有効利用するには
不利な条件だよね。

また地域差があって、東京が位置している関東臨海地域の
年平均降水量は1600ミリメートルぐらいなので、全国の
平均より雨が少ない。(平野部であってもやはり雨が降ら
ないと困ります)

 んで今日の本題。
 現時点ですが、東京へ水を供給している全ダム合計の貯水率は
50~55%ぐらいです。これは日々刻々と変化しますので、
最近はだいたいこのぐらいで推移です。
 ちなみに同じ時期の貯水率をみると
 昨年は90%ぐらい。
 一昨年は100%でした。
 いかに今年の率が低いか(量が少ないか)がわかりますね。

 ということで、現在は10%の取水制限中ですよ。
 水は大切に使いましょー。(^^)/
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