たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

しちがついつものとこや

2016年07月20日 | Weblog
 7月 20日
 
 いつもの床屋でした。

 雨というか天気がスッキリしないので、頭の外側だけ
でもサッパリしたいと思い、床屋へ行きました。
 (頭の中身は 本当にサッパリなので、これ以上は
どうしようもない。です)

 10時頃に店へ行ったら、お客が2人。茶飲み友だちが
2人。ということで、ソファに座れません。
 いつものことですが、お客よりも茶飲み友だちのほうが
多いし、待遇が上の床屋です。(笑)

 「おはよー、元気そうだねぇ。お客さんもたくさんいるし
午後からまた来るよ」
 「たまおちゃん、悪いわねぇ。出直してきてね」

 11時過ぎにスーパーで買い物していたら電話が鳴りまし
た。「たまおちゃん、空いたから来て」
 「ダメだよ。買い物中。午後に行くよ」
 「りょうかぁい」

 てなわけで、14時頃に再チャレンジ。(このときは髪を
刈ってもらっているお客さん1人と、茶飲み友だち2人)
 アタイもソファに座って茶飲み話を聞いていました。
 2人の会話「スマホの待ち受け画面に島倉千代子の写真を
入れてよ」
 「どの写真がいいの? 若いころ?」
 「若いころはダメ、顔のイメージが違うから」
 「じゃぁコレにするね」
 「それならいいわ」(島倉千代子の大ファンで、祥月命日にも
墓参りするそうです)

 で、アタイの散髪。
 「よかったじゃない、元気に生還できて」
 「そうよぉ。なんとか戻ってきたわよ。これもお客さんの
おかげよね」
 「他の客はどうだか知らないけど、アタイのおかげだよ」

 そうなんですよ。床屋のおねぇさん。先月に手術でした。
それほど難しい手術じゃなかったそうですが、命の危険は
あったので、心配していました)
 「2週間ほど入院してたんだけど、手術後になんだか
胸が苦しくなったというか、ドォーンと重くなって落ち込ん
でしまったわよ。精神的にオカシクなったのよね」
 
 「そうなんだよね。入院していると時間だけはタップリ
あるから、なんだかんだと考えてしまうんだよ」
 「床屋って、男が相手の仕事でしょ。私は独身だし、
頼る相手はいないし、いつも気を張っているような生活だし、
弱いとこは見せたくない性格だし、そういうのがプツンと
切れてしまったみたいなの」

 「なんでもそうだけど、張り詰めているだけだと、あるとき
切れるよね。たまには緩まないとさ」
 「そうよね。本当はあと数日入院してなきゃいけなかったん
だけど、先生にお願いして早く退院して、仕事を始めたわよ。
そのほうが気分が楽だから」

 床屋のおねぇさん。親や兄弟などが亡くなるたびに、なんだ
かんだと中心となって動いてきて、今年は弟でしたからね。
 親は順番だけど、弟が先だと心に堪えるでしょ。たぶん。

 この床屋が開店してからン十年。アタイは2年目ぐらい
から利用しているので、ほぼ最古参のお客です。
 頼りにはならないけれど、気晴らしにはなる。そんな
関係だね。(^^)/
コメント