8月 29日
電力は足りているのか?
東日本大震災は2011年。その後数年は節電に心がけたんじゃないで
しょうか?(今も節電・省エネしてる。って方たちもたくさんいますね)
原発が点検や検査のために停止して、電力供給が減り、大停電が起こる
かもしれない。という話もありました。(古くなって稼働停止していた火力
発電所を急遽動かしたり、点検を先延ばしして電力量を確保した)
んで
まずは現在の東京電力の電力供給力が約6000万kw(キロワット)
電気は貯めておくことができないので、予想(過去の実績とか気温とか
時間帯などを勘案)して発電しているわけです。電気が足らないと停電するし
多いとムダだし。
そいで、昨日(今日は土曜のため平日のものにしました)の予想ですが
需要ピーク時が5430万kw
使用ピークが5330万kw
電力供給量の93%ほどです。(97%以上だと厳しい状態になります)
で、東京電力の電源別の電力量率(2018年)は
原子力=0%
石油=2%
石炭=20%
天然ガス=58%
水力=3%
その他=18%(太陽光、地熱、風力など)
(合計すると101%になりますが、チョイと説明が長くなるので割愛)
その他 の中には他の発電事業者からの買い取りなども含まれています。
そいで全国の電源別の電力量率(2018年)
原子力=6%(東日本大震災後、全国で原発の稼働が停止しました。全ての
原発が停止したこともありました)
石油=7%
石炭=32%
天然ガス=38%
水力=8%
その他=9%
化石燃料による発電。特に石炭が多いですね。
国際社会(環境推進国)からは、地球温暖化(CO2排出)を防止する
ために、石炭火力発電を減らすことを求められています。
石炭火力発電の率が多い大国(人口だったり経済だったり)は、中国が
68%、インドが74%、アメリカが31%、韓国が45%などです。
猛暑・酷暑で電力使用量が増えているんですが、そいでもなんとか供給は
間に合うようですね。
だからといって、ムダなエネルギーは使用しないようにねぇ。(^_^)/