8月 5日
下枝切り。
こないだの林業ボランティアは植林してから12年目の杉の下枝切りでした
この日、予定では別の場所で下草刈りでしたが、気温が35℃を超える
予報ということで、日陰が無い場所での下草刈りは熱中症の危険が高くなる
ので、急遽林の中での作業となりました。
アタイは初めての場所。事務所から30分ほど走って到着。下枝を切った
場所は明るいんですが、まだ切っていないところはものすごく暗い。こんなに
違うのかぁ。って、思いましたよ。
こういう作業をするときはヘルメットに取り付けたガード(金属製で細かい
網目になっている)で顔や目を保護するんですが、あまりに暗くてガードを
していると見えないので、ガードをしないで作業でした。
「枝切りだけじゃなく、間伐もしましょう」と、指導員。
そうなんですよ。全部の杉がスクスクと育つのが一番いいんですが、理由は
いろいろあるけれど、育ちの悪い木もできてしまいます。(それに、植樹をす
るときには1.8m間隔で植えるんですが、木材として使える大きさになるまで
には何度か伐採をして間引きしなきゃいけません)
同じ時期に植えた杉ですが、太いのは直径30cmぐらいになっています。
「この木は大きいですね」
「こういう木は密度が低いから、柔らかいんじゃないの?あまり良い材木に
ならないと思う」
「コッチは細いので、この木を刈りましょう」
まずはアタイが指導員に指導を受けながら切る作業開始。まずは倒す方向を
決めて、ロープを木にかけてノコギリや鉈を使って切り込みをいれる。そして
ロープを引っ張って木を倒す。
他のボランティアの人が、切った木の年輪を数えながら「ちゃんと12年で
すよ。こんなに大きさが違ってくるんですね」
細い木と大きい木では幹の太さが数倍も違っています。
アタイの伐採作業は無事に終わり、次に別の木をボランティア仲間が同じ
ように切り倒します。
「ノコギリで切り込みを入れてください。慌てなくてもいいですよ。ゆっく
りやってくださいね」と、指導員。
はぁはぁ言いながら切り込みを入れていくボランティア仲間。
「次は鉈を使って切り込みを入れてください」
鉈を振り下ろしても同じ場所に入らない。
「ユックリでいいですよ。休憩しながらでかまいません」と、指導員。
そこでアタイが「木が切れないで、息が切れた」(笑)
ボランティアで3本切り倒したところで作業時間終了。杉林の中は気温が
30℃ぐらいだったし、風もあってあまり暑く感じませんでした。


下枝を切った後の明るいところで
昼休憩
あまり急斜面じゃなかったので、足も疲れませんでした。(^^)/