8月 25日
生徒山荘研修。その4
昨日からのつづき。朝食のカレー作り。
「薪で火熾しする人?」
「ハーイ」と男子が手を挙げました。
「よし、各班女子も含めて3人ぐらいで火熾ししよう」
焚火とかやったことが無いだろうから、ここは指導。
「藁、紙、木くずを重ねておいて、それに火をつける。」
アタイがチャンと木を組んで、火が燃えやすいようにしていたのに、そこに
管理人さんがやってきて「これじゃダメだ。まずは藁と紙と木くずだけで火を
おこして、それからだんだん大きな薪にする。やり直し」
アタイのやり方のほうが絶対に良い。んでもここは管理人さんのやり方で
いくことにしました。
男子を中心に薪割り。鉈を使うのも薪割りも初めて。
足を切ったりしないかなぁ?とか、割った薪の一部が跳ね返るかも?
てな心配もあるので注意するように指導しましたが、まぁ高校生ですから、
本人たちに任せて見守り。
カレー作りをしている広場の木に、スズメバチが巣を作っていました。それ
を管理人さんが取って、蜂の子を食べていたんです。
「蜂の子は蛋白源だったから、子どものころから食べてるよ。蜂には何度も
刺されているけど、アナフィラキシーショックになったことはない。君たちも
食べてみる?」と、管理人さん。
「美味しいんですか?」
「旨いから食べてたわけじゃないけど、悪い味じゃないよ。肌にいいんだ」
それを聞いた女子生徒が手を出しました。美容関係の言葉に弱い。(笑)
生徒、3人ぐらいが蜂の子を食べました。

手に持っているのは蜂の巣
竈(かまど)の火が大きくなってきたので、カレー材料を投入。サラダ油で
肉を炒め、次に野菜を炒めていきました。
コンクリートブロックで作ってある竈に鉄の棒が渡してある。そこに鍋を
置く。火が熱くて近寄れない生徒が多かった。
カレーを煮込んでいく。生徒、灰汁を取ることは知っていた。でも取り方が
わからない。(笑)
薪なので火の加減が難しい。グツグツ30分ぐらい煮込んで、野菜に火が
通ってきたらカレールーを入れる。そしたら竹べらでかき回して、焦げ付か
ないようにする。
カレールーがなじんできたら、薪を外に出して火力を弱める。
カレーの出来上がり。じゃんけんパー組は甘口カレーでとろみが強い、
グー班は中辛でとろみが弱い。
んで、グー班のカレーには、アタイが隠し味として醤油とソースを入れた。
出来上がったカレールーをホールに運んで、全員で「いただきまぁす」

カレーを味比べしたけれど、やっぱ
辛いほうが好きなアタイです
カレールー、ほぼ完食でした。
というところで明日へつづく。(^^)/