日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

特技・手の平返しの典型

2007年08月22日 | インポート
自民党の中川秀直幹事長は21日の記者会見で、民主党との大連立の是非について問われ、「よりよい日本を作っていくための改革を中心に考えれば、与党、野党が(共に)歩んでいくことが民意に応える道だと思う」と述べ、将来的に大連立を検討すべきだとの考えを示したそうだ。

今までは、数の力での強行採決をやりたい放題だった自民党だが、ずっと以前にも同じような図式で、社会党を骨抜きにしてしまった前例があった。

選挙に惨敗しても、国民は自民党の政策に「ノー」を言ったのではないという自分勝手な解釈で、その地位に居座っている人を替える事も出来ないでいる自民党。

これに対し、民主党の鳩山幹事長は21日、記者団に「参院選で(民主党が)国民から期待されたのは、自民党と連立しろという発想ではないと思う。自民党の『惨敗したから大連立だ、民主党も乗りなさい』という発想には傾かない」と述べたという。

その考え方を変えないで欲しい。

民主党には、過去の社会党の轍を踏まないようにしていただきたい。


自民党の特技・手の平返しの術にはめられないようにご用心。


豊田かずき