日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

雨に濡れても

2013年03月01日 | インポート
予定されていたとおりに、1区と5区の完堀検査は、午後3時より実施された。

一日中雨がやむことはなかったが、雨合羽を着ての検査の手伝いだった。

気温が少し下がり気味で雨も降っており、寒い感じだったが、雨に濡れても雨合羽を着用していたので防寒にはなった。

帰宅したら、見覚えのある色の薄い封書が届いていた。

その薄さから、その封書の中身の文書の内容は予測できた。

先日、就職試験の面接を受けていたが、その合否の通知だった。

予測どおりに、「不合格」という文字が記されていた。

この不合格で、わが人生では5回目の面接試験での「不合格」という記録が残る。

残念ではあるが、それが現実なのだから受け入れるしかない。

別に面接試験に落とされたからといっても、命に危機が及ぶわけでもない。

他の仕事を探せば良いだけの事ではあるが、現実は厳しい。

「今後とも、ご自愛のうえご活躍されますようにお祈り申し上げます。」という文章で結ばれていたが、そちらの組織で「ご活躍」させていただきたかったのにとつぶやきたくもなった。

心の中は雨に濡れても、乾かせばよい。

ヤマメ釣りにタケノコ掘りなど、春には楽しい事がたくさん待ち受けている。

不合格通知も人生のひとコマ。

その組織とは縁がなかったのだろう。



豊田一喜