日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

本当のおしまいの日

2013年03月06日 | インポート
竹松遺跡の発掘作業も、工作班の方、ダンプカーの運転手の方、重機のオペレーターの方等以外の作業は、本日いっぱいで本当の作業終了になりました。

2区と8区の石棺墓が出土した区域の保護のために、数班の作業員の方々も本日まで動員されていましたが、その作業も本日いっぱいで完了して、本当のおしまいの日になりました。

斜面に土嚢を積み上げて、土の崩落防止の処置をしてからブルーシートを被せ、次年度(平成25年度)発掘までの保護作業を実施しました。

測量作業班の3人も、6区の完堀検査用の縦横断杭の打設と、検査用写真の撮影補助作業にて測量関連の仕事はおしまいになりました。

午後は、2区の来年度(平成25年度)の継続発掘予定の区域の養生の作業をやらせてもらいました。

昨日から本日にかけて、土嚢を扱う作業をされた作業員の皆様は、筋肉をかなり使われたことと思います。

少しだけゆっくり休養をされて、次の仕事に向けた活動を開始されることと思いますが、もしも平成25年度の竹松遺跡の発掘作業員の募集の頃までに次の仕事が見つからなかった場合には、また竹松遺跡の発掘現場でお会いいたしましょう。

楽しかった思い出がたくさん詰まった、たくさんの良い人に出会えた、私の人生の中ではとても素敵な人生のひとこまでした。

この拙いブログを読んで下さっていた方々、本当にありがとうございました。

そしてお世話になりました。

竹松遺跡に関する事柄の記述は、本日にて第一部の完了とさせていただきます。

指先を使ってキーボードを打つ事は、老化の防止にもなるらしいので、日々の出来事に関する雑感は、これからも折に触れて記述していくつもりでおります。

楽しい時間を多く過ごす事が出来た、有意義な9ヶ月間でした。

本当にありがとうございました。




豊田一喜