日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

8目(もく)釣り

2015年07月18日 | 日記
諌早市飯盛町の結の浜に「アジ子」を釣りに行きました。

結の浜マリンパークからは、海水浴客の楽しそうな声が、防波堤を隔てて聞こえてきます。

結の浜マリンパーク東側の漁港の護岸から、アジ子を釣るつもりでサビキ仕掛けの竿を出しました。

港の中には、かなりの広い範囲で「赤潮」のような物が漂っておりました。

アジ子が3匹釣れてからは、あたりもなくなったので場所を移動して、渓流仕掛けの餌釣りに変えました。

青イソメを0.4号のハリスの釣り針につけて、仕掛けを護岸のヘリに投入すると、すぐにあたりがありましたが、上げる途中でハリスが切断されていました。

クサフグなどの仕業である事は分かるのですが、当たりがあるとつい嬉しくなって、その場所に又仕掛けを投入してしまいます。

同じようなハリスの切断を数回繰り返してから、今度はかなり重たい引きがありました。

水中での慎重なやり取りのあと、水面に姿をあらわしたのは、体長20cm程度の「ハコフグ」でした。

そのまま抜き上げると、0.4号のハリスは切れてしまうので、近くの階段の場所まで引っ張ってから、手でつかんで取り込みました。

テレビではよく見る事がある「ハコフグ」でしたが、釣り上げたのは生まれて初めてでした。

甲羅の様に硬い体表面で、手で持つとずっしりと重みを感じました。

そのあとにも、クロの子が強引に引いてくれたり、キジハタの子が釣れたり、アラカブの子、ベラの子、念仏ダイの子、チダイの子と、合計で8種類の小魚が釣れてくれました。

連休初日の半日間、結構楽しい時間を過ごさせて頂きました。

ハコフグは、身も内臓も無毒だということですが、危機を感じると体表面から、他の魚を死なせる毒を分泌するということをインターネットの情報で知りました。

氷を入れたクーラーボックスの中の融けた水が、白濁していたのでなぜだろうと思っておりましたが、ハコフグが分泌した物だということが、情報検索の結果分かりました。

ハコフグは、無毒だと分かり、五島地方ではご馳走だということも分かりましたが、食するのは止めておきました。

本日の釣果の一部(画像をクリックすると拡大します)


ハコフグのアップ写真(画像をクリックすると拡大します)



豊田一喜






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