日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

臨時議会の情報は?

2005年12月18日 | インポート
雲仙市議会における初めての臨時議会が終わってから、既に2週間以上が経過しましたが、その臨時議会に関する情報を、雲仙市のホームページ上で見つける事が出来ません。

その時に決まった議長・副議長・各委員会の委員長等の情報については既に公開されておりますが、その他の議案に関する情報が示されておりません。

唯一分かっている事は、「市長の日記」を通して、特別職等の報酬引き上げの議案が否決されたという事ですが、それらの詳細についての情報も示されておりません。

特別職等の報酬引き上げの議案の採決に際して、全会一致での否決だったのか、賛成少数での否決だったのかなど、詳しく知りたいものです。

もし、賛成少数での否決であったとすれば、賛成した市議会議員もおられたということですから、どのような方が賛成されたのかということも知りたいですし、採決に至る質疑・討論など、どの方がどのような発言をされたのかを知りたい所です。

そのような情報こそ、ホームページ上で公開すべき情報ではなかろうかと私は思います。

しかし、このような事を言うと、「議事録を閲覧してください」という答えが返ってくるのが一般的であろうと思います。

雲仙市議会における議事録の調整手順は、どのような方針に決まったのでしょうか。

議会事務局内部の職員の手によるのか、あるいは外部委託によるのか、調整までにどのくらいの時間を要するのかなど、いろいろと知っておきたい事が出てきます。

合併前の協議内容によれば、議会事務局の職員数は5名を予定しているという事でしたが、もしその5名の職員の方々が、テープリライターの技術を修得されたならば、議事録の調整のための、議会における発言を録音した、テープからの文書化の作業は、外部委託することも無く処理できるのではないかと私は思います。

もちろん、今からすぐに実行できる事では無いでしょうが、少し先の事を考えて、資料を揃えて、訓練を始めてみれば、将来的には、経費節減の要素の一つになるのかもしれません。
役所の職員の方が、実務を通して技術修得をしていかれるという事は、雲仙市の将来にとりましても、有益な事ではないでしょうか。

あるいは、雲仙市内に、テープリライターの技術を駆使できる小規模な集団を、どなたかが設立されて、そこに議会議事録の調整を委託するという事も、ひとつの方法ではあろうかと思います。

いずれにしましても、情報の公開は、可能な限り迅速に行える体制をとっていただきたいと願っております。

従来のほとんどの自治体が行っていたような、2ヶ月も3ヶ月も遅れての、文書化された議会情報の公開では、住民が望む情報公開のあり方とは、ほど遠いのではなかろうかと私は思っております。


豊田かずき


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