川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

岩殿観音

2010-04-22 06:42:43 | 川越・近郊
 4月21日(水)晴れ

 昨夜、観音経の勉強をした折、信州・長谷寺がご開帳中で毎日3時から岡澤慶澄住職の祈願法要があると知った。ご開帳は7年に一度と言うから今しかない。駆けつけてお経を聞かせてもらいたい衝動に駆られたがおいそれとは行かない。

 代わりに(ごめんなさい)岩殿観音にお参りすることにした。川越近郊には坂東33観音霊場のうちに数えられる寺がいくつかあり、岩殿山正法寺ならぼくのサイクリングエリアー内にあるのだ。

 10時過ぎに出発し、越辺川(おっぺがわ)の土手を走る。木々の芽吹き・若葉と今を盛りの菜の花のハーモニーがすばらしい。川越に住んで本当に良かったなーと思うシーズンである。

 昼過ぎに山門に到着。仁王さんのまえの草地にシートを敷いて昼食にする。花も緑も言うことなし、ウグイスのさえずりも聞こえる。

 本堂前で集団で巡拝する人々がお経を上げていた。ぼくも珍しいことに線香とローソクを買ってお参りをした。

 お経は上げられないが「南無観世音菩薩」と唱えることは出来た。身近な人々の姿を浮かべながら合掌した。

 ホラ貝が鳴った。そのあと観音経、真言、般若心経…そしてまたホラ貝。一組の夫婦のお参り風景を本堂脇のベンチで観察させてもらった。

 岡沢住職の「超訳」を読んだばかりなのでお経をあげる人々の思いが今までよりは身近に感じられるのかな。

 境内の大銀杏(いちょう)。何回も来たところだが、本当に圧倒される。何度もさわって精気をいただいた。

  岩殿観音http://harunourarano.at.webry.info/200911/article_1.html


 物見山はツツジの花盛り。下りてくると「市民の森」という矢印があったので行って見た。

 これが思っても見ないすばらしい松の山だった。松の落ち葉を踏みしめて歩いた。

  東松山・市民の森http://www.knet.ne.jp/~ats/s/hima/hima.htm