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クロサンヴァンサン

ワイナリーベレでのBBQ!!

クロサンヴァンサンにて、、、
http://www.clos-st-vincent.fr

3店舗のスタッフと家族と友達を誘ったら凄い事に、、、

まずはおきまりのソッカ(ひよこ豆のクレープ)で、、、ピザ釜で焼くのですがこれがまた美味しいです。
しかも油はこのワイナリーのオリーブオイルを使っているし、なんとも贅沢です。

ソッカのレシピは、、、
Pour
500g de farine ひよこ豆の粉
150cl d'eau 水
3c café de sel 塩
4c soupe d'huile d' olive オリーブオイル

とっても簡単です。


ニースって多くの方にとてもゴージャスなイメージを持たれていますが、レシピを見るように実はとても素朴なんです。



ニース風サラダも一緒です。

トマト
ゆで卵
セベット(ネギ)
そら豆
パプリカ
ツナ
アンチョビー
黒オリーブ
バジリコ
ラディッシュ
オリーブオイル
塩、胡椒

使っている食材はもの凄く素朴な食材ばかりです。

でも何故世界中でこのサラダが人気なのか?


秘密は保存食と旨味にあると思っています。

ニース風サラダの中に入る、ツナ、アンチョビー、オリーブオイルなどの保存食や調味料はこれまでニースを占領してきた国の遺産であり産物です。しかも旨味成分がたっぷり、、、

そして旬の食材であるトマト(今では年中あるけど、、、)、そしてネギの中には旨味成分(アミノ酸)がまたたっぷりです。

だからこのサラダの中にはまるで一番出汁のように、イノシン酸とアミノ酸がうまいぐらい絡みあってるんですよね、、、

だからなのか?
皆どこかホッとするのでしょうかね?

さて、このニース風サラダいつからニースに根付いてるんだろう?
って考えてみると、、、
トマトが入っているのをみると、1492年の新大陸発見以降だっていうのがわかると思います。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コロンブス交換

まートマトが食用とされたのは18世紀だと言われているので、このレシピ自体実はそんなに凄い歴史があるというわけではないです。

でも何故ニース風サラダとして根付いたのかな?って考えると食の歴史を考えるのも面白いですよね〜

食って総合学みたいなものだと思います。

食を通して健康の話をするし、、、
食を通して地域社会の話をするし、、、
食を通して歴史の話をするし、、、


だから、食を継承していくことって大切ですし、食事を通して事を伝えて行くのが大事なんだと思います。


子羊のもも肉には庭で詰んできたハーブとにんにくを刺してローストし、付け合せにはジャガイモのパン屋さん風と、パプリカのローストを用意しました。

この日は、食を通して土地の文化や歴史を学び、そして仲間としての絆を作り、豊かな人生とは?を考えるきっかけになったのではないでしょうか!?



料理を学ぶのは大切ですが、僕は料理以外の部分も学ぶ事が大切だと思っているので、こうやってニースらしいライフスタイルを皆に楽しんでもらえたのは本当に良かったです。


良き時間に乾杯!!

Nice Life!!
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