レシピバトンさんと一緒に福岡のソウルフードがめ煮を作りました。
子供の頃母の味として、祖母の味として、親戚の味として、近所のおばさん味として、地域に根付いて、そして故郷の味と言える保存食!
今では正月には必ずでてきますよね!?根菜いっぱいでそして滋味溢れる味、、、DNAレベルで日本人でよかった〜なんて言える美味しさがありますよね!?
体腸管理にも最適です。
http://recipebaton.com
ちなみにがめ煮って聞きなれないですが、福岡以外では筑前煮って言われてるやつです。
まーどーして、フランス料理に関わる人間がなぜこんな料理をするかってやっぱり地方の食文化って大切だって思いますし、そこに色んなものが詰まっているからです。
プルースト効果って言うのが食の世界にはありますが、味覚と嗅覚は意識を介入しなくて脳にメッセージを届けますが、情報が必要ないのです、、、
ちなみに、プルースト効果とは、嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象の事を言いますが、なぜプルースト効果というと、フランスの文豪マルセル・プルーストの名にちなみ「プルースト効果(プルースト現象)」として知られています。
それは、フランスのプルーストの小説『失われた時を求めて』の文中において、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りをきっかけとして幼年時代の記憶が鮮やかに蘇るという描写から名付けられています。
過去の記憶に結びつけられた香りを嗅ぐことでフラッシュバックを起こすような体験の事を言います。
映画の「レミーの美味しいレストランでラタトゥイユで同じ効果のシーンがあったと思います。」
だから地方の食文化にある伝統を継承していく事と、季節の変化による適応と対応をしながら食生活を育み営む事が大事だと思っています。
それは幼少期の記憶になり、そして老後はそれが記憶として蘇ってくることが可能だからです。
時を超えて、世代を超えて、、、人間が土地に生き季節と暮らす事の大切さを気づかさせてくれる事ができます。
なので僕にとって家族や友人との時間がたくさん詰まっているこのがめ煮を作るのは非常に意味があるし、今まで色んながめ煮を食べてきた経験が詰まった味なのでお世話になった人には食べて欲しいな〜なんても思ったりもします。
まーまたこのがめ煮にはフランス料理で学んだうんちくというかテクニックも入っていますので、、、自分で言うのもなんですが美味いです。
皆さんにとって家族や友達と過ごした味ってなんですか?
1つでいいから大切な自分のレシピを持ってみるのはどうでしょうか?
この味が必ず自分のところに戻ってくるはずだし、、、今から未来へしっかり投資しないといけないですよ!(笑)
ちなみに僕が考えてるのはフランス料理ではなくニースの食文化をいつもイメージしていますが、このがめ煮はまるで自分の作るラタトゥイユみたいなものかなーって思っています。(苦笑)
「がめ煮があるけん博多たい!」
https://youtu.be/K41bVTdWEGQ
ん!?でも明太子もすいとーばい