このキューは、重量、バランス、
ハンドルの細さ、打感、打球音、
すべてが素晴らしい。
引き玉もよく引ける。
ただし、押しが出せない。
ただの押し玉ならば綺麗に出せる
のだが、昭和立花、平成エフレン、
令和デュエル系のギュインギュイン
という手玉の平撞きマッセのよう
な玉筋が出せない。
滅多にないが、このような配置に
なったらどうするか。
無論、転がし玉や普通の押し引き
ではネクストに出ない。
右上ヒネリの押し殺しで4番と
6番の間に直線的に出す方法も
あるが、コントロールが難しい。
立花プロや私はこう出す。
これは実際に試合等でもよく使う
押しの平撞きでマッセのような
動きをさせるキュー切れの玉筋
だ。
滅多にこういう配置のシーンは
無いのだが、試合だろうとこの
手の配置の時にはよく使う。
また、サイドポケット入れから
の押し抜きで長レールにポンポン
と何度も入るような玉筋でコー
ナー側に手玉を出すこともよく
するし、サイドポケット逆振り
での手玉押し逆スピンで出す事
もよくやる。順転がりの転がし
玉のみに頼る事はほぼやらない。
実際に昨日の12時間撞きの時に
は、一度だけ上掲のような配置
があった。
当然にして、私は平マッセ軌道
でピンポイントで出した。
一人は「わあ」と言い、一人は
私のこの玉筋をよく見ているの
で「ふふっ」と笑った。
それは私のオリジナルテーパーの
アダムのノーマル・ソリッド・
スタンダード・シャフトを着けた
ハウスキューラインの廉価キュー
でやった。動きが良いので直立
マッセも斜め立てのカーブも、
ロングドローも自在に出来る
キューだ。
だが、この玉筋が上掲のハイテク
シャフトの走りともいえるシャフ
トを透明グラスファイバーで筒状
に厚めにコートしたコンポジット
ハンドルの細さ、打感、打球音、
すべてが素晴らしい。
引き玉もよく引ける。
ただし、押しが出せない。
ただの押し玉ならば綺麗に出せる
のだが、昭和立花、平成エフレン、
令和デュエル系のギュインギュイン
という手玉の平撞きマッセのよう
な玉筋が出せない。
滅多にないが、このような配置に
なったらどうするか。
無論、転がし玉や普通の押し引き
ではネクストに出ない。
右上ヒネリの押し殺しで4番と
6番の間に直線的に出す方法も
あるが、コントロールが難しい。
立花プロや私はこう出す。
これは実際に試合等でもよく使う
押しの平撞きでマッセのような
動きをさせるキュー切れの玉筋
だ。
滅多にこういう配置のシーンは
無いのだが、試合だろうとこの
手の配置の時にはよく使う。
また、サイドポケット入れから
の押し抜きで長レールにポンポン
と何度も入るような玉筋でコー
ナー側に手玉を出すこともよく
するし、サイドポケット逆振り
での手玉押し逆スピンで出す事
もよくやる。順転がりの転がし
玉のみに頼る事はほぼやらない。
実際に昨日の12時間撞きの時に
は、一度だけ上掲のような配置
があった。
当然にして、私は平マッセ軌道
でピンポイントで出した。
一人は「わあ」と言い、一人は
私のこの玉筋をよく見ているの
で「ふふっ」と笑った。
それは私のオリジナルテーパーの
アダムのノーマル・ソリッド・
スタンダード・シャフトを着けた
ハウスキューラインの廉価キュー
でやった。動きが良いので直立
マッセも斜め立てのカーブも、
ロングドローも自在に出来る
キューだ。
だが、この玉筋が上掲のハイテク
シャフトの走りともいえるシャフ
トを透明グラスファイバーで筒状
に厚めにコートしたコンポジット
ラップのキューでは、この玉筋が
全く出せないのだ。
強めに押すとすべて直線的に手玉
は的玉と同じコースを辿る。
つまり、上図の配置でその撞き方
をすると消えるようにスクラッチ
になるだろう。
ストリックランドはキューテック
のキューを試合中に叩き折って
スポンサードをクビになった筈
だと感じる。
思うような動きを出せないのだ。
よくジョニー・アーチャーは使い
こなせているなぁと思う。
ある一点の性能が全く出せない
キューを。
その点を除けば、他の動きは申し
分ない。
まあ、引きも横に出してから邪魔
玉を回避しながらギュインとL字
ターンで引いてくるような玉は
出せないキューなのだが。
そのような曲玉系みたいな動きを
させない、つまりエフレン・レイ
エスや日本の故立花プロや米国の
コーリー・デュエルのような玉撞き
をしない、ただの順分離の教習所
玉を撞く分には何の問題も無い
キューだといえる。悪くはない。
しかし、決して「良い」とはいえ
ない点がそこだ。
高等技法での撞球は実現できない。
ただ、何というか、250ccバイク
程度に出力を極度に落とした初心
者素人向けの大型免許用の教習所
の大型バイクを「良い」と感じる
類の人には良いだろうキュー。
それはそれで「良い」の部類を
構成するだろうことは否定でき
ない。
だが、撞き方に非常に多彩なバリ
エーションが存在する「押し玉」
において、特定の押しの技法の
玉筋が出せないキューというのは、
それをできる人間にとっては
「全く実戦では使えないキュー」
という事になる。
は的玉と同じコースを辿る。
つまり、上図の配置でその撞き方
をすると消えるようにスクラッチ
になるだろう。
ストリックランドはキューテック
のキューを試合中に叩き折って
スポンサードをクビになった筈
だと感じる。
思うような動きを出せないのだ。
よくジョニー・アーチャーは使い
こなせているなぁと思う。
ある一点の性能が全く出せない
キューを。
その点を除けば、他の動きは申し
分ない。
まあ、引きも横に出してから邪魔
玉を回避しながらギュインとL字
ターンで引いてくるような玉は
出せないキューなのだが。
そのような曲玉系みたいな動きを
させない、つまりエフレン・レイ
エスや日本の故立花プロや米国の
コーリー・デュエルのような玉撞き
をしない、ただの順分離の教習所
玉を撞く分には何の問題も無い
キューだといえる。悪くはない。
しかし、決して「良い」とはいえ
ない点がそこだ。
高等技法での撞球は実現できない。
ただ、何というか、250ccバイク
程度に出力を極度に落とした初心
者素人向けの大型免許用の教習所
の大型バイクを「良い」と感じる
類の人には良いだろうキュー。
それはそれで「良い」の部類を
構成するだろうことは否定でき
ない。
だが、撞き方に非常に多彩なバリ
エーションが存在する「押し玉」
において、特定の押しの技法の
玉筋が出せないキューというのは、
それをできる人間にとっては
「全く実戦では使えないキュー」
という事になる。