ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ミスリーディングって言葉があります。そのまんま「誤った導き」って意味です。よくサスペンスドラマや映画、推理小説なんかで、観客を別な間違った方向へ導きたいときに使われる、一つの手法です。

Aという人がいかにも怪しそうに見える場面を映しておいて、実はそれは観客に対するミスリーディングで、そう思い込んでずっと見てるとその人は実は刑事で、実はBが犯人だった、なんてやつです。ヒッチコックの言った「マクガフィン」や日本語の「赤ニシン」なんて言葉もだいたい同じ意味の言葉じゃないかでしょうか(違っていたら教えてください)。

・・・で、昨日の写真ですよね(笑)。これね、僕がタイトルからして「ブランコ」って付けてるところが、もうミスリーディングなんですよ。わざとって言えば、わざとだったんですが。すみませんねー(笑)。

僕は文中でも、ブランコって書きましたし、子供達も、さもブランコの様に乗って遊んでいる写真のせいもあって、おそらくかなりの皆さんが最初から「これはブランコである」、と思い込んでしまわれたわけです。勿論、僕も最初観たときにはそう思いましたよ。だからビックリしたんです(笑)。でも、・・・そもそもこれは、ブランコではありませんでした(笑)。

ご指摘された方もいらっしゃいましたが、子供達が座っているところをよくご覧下さい。普通の板状でなく、棒状になっております。まるで、ホラ、あれのような棒・・・。そう、これはつまり、ブランコではなくて、

 

ぶら下がって遊ぶ鉄棒、揺れる鉄棒(みたいなもん)、なんですよね

 

なので、こんなに高いんです。鉄棒(み)なら、子供が手を上げた位の高さがないと、ねぇ。しかも、子供に合わせて高さも違うんです(ブランコなら高さが違うということはない)。

そして実は、写真左方面に、まだ薄緑色のフレームが続いてますよね。後から確認しましたら、こちらに、普通のブランコがあるんです。ちなみに、この鉄棒(み)に乗った女の子は、すぐ隣にある、その普通のブランコを見ているのですね。

きっと子供達は、大人の手を借りるか、あるいは逆上がりでもするようにしてこの揺れる鉄棒(み)に乗るんだと思います。降りるときも、同様かもしれません。ポンッと飛び降りるには、結構な高さがありますが・・・元気な子供なら、まぁやるかもですね。ただ僕等大人が「なんだ、このくらい」なんて気軽に飛ぶと、意外に捻挫とかしますので要注意なんですけど(笑)。

ちなみにですね、これは大きく揺れてるブランコが遠近法の関係でそう見えるだけでしょう、というご意見なんかもありましたが・・・(笑)、えー、僕はですね、この写真を見てビックリしたわけではなくて、実際に現場で揺れているのを見て、「高いなー。」って思ったわけですし(笑)。でなきゃ、僕、相当変な人じゃないですかー(笑)。いや、面白い意見だなーと思いましたが(笑)。

さて、この揺れる鉄棒(み)。もしかしたら「ほんとかよー。」と、お疑いの方、あるいは「是非これで遊んでみたい。」という方もいらっしゃるかなーと思いますので、場所をお教えしときましょうね。これ、あの上野公園内にある、小さな公園なんです。JR上野駅の「公園口」から真っ直ぐ公園に入り、正面に動物園、右手に噴水が見えるいつもハトがわんさかいる広場からみて、斜め右前方、「東京都美術館」へ抜ける小道の左側に、この「揺れる鉄棒(み)」のある公園はございます。

これを読んでくださっている方で、公園のおそばにお住まい、または公園内にお住まいの方などがいらっしゃるようでしたら、是非、お時間のある時にご確認&「ほんとだった」というご報告をお願いしたいな、と思う次第であります(笑)。

で、今日の写真なんですが・・・、彼らってこういう足してるんですね。思ってたより、ちょっと長くないですか。どうでしょうか。あんまり見ないですよねぇ、こういうペンギンの足って(笑)。

ではー。



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