ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




前に、友人のアメリカ人に、「ねぇ、君の夢は何?」と、訊いたことがあります。僕は、「Dream(ドリーム)」という言葉を使いました。「What is your dream?」と。

すると彼はちょっと笑って、「僕が持っているのは、Dreamじゃなくて、Goalだよ。こういう時、よく英語ではそれを、Goal(ゴール)、って言うんだ。」と教えてくれました。「だからそういう時は、『What is your goal?』って訊いてみるといいよ。」、って。

そして、改めて「OK!My goal is・・・」と、これから彼が日本でやりたい事を色々話してくれました。あれもしたい、これもやろうと思う、と次から次と話す彼に、「おいおい、そんなにあるのか!」、と驚きもしましたが、彼は、「そしていつか、アメリカに一人でいる母親に家をプレゼントしたいんだ。小さくてもいいから。それが、今の僕のGoal。」、と言いました。

こうなったらいいな、と漠然と思う「理想としての夢」が「dream」で、

こうしたいな、と努力をして手に入れる「目標としての夢」は「goal」、なんだということです。

なーるほどメーン。勉強になりました。面白い。

でも、日本語の、「ぼくの夢は・・・」「わたしの夢は・・・」も、これはこれでやっぱりいいなぁ、と。ちょっと曖昧なあたりが、日本の良い点でもあり、・・・まぁ時には悪い点でもありますが(笑)。とにかく、「夢」という言葉には、・・・なかなか夢がある気がするんですよね(笑)。

・・・夢。

誰かに一生懸命語るものかもしれません。

あるいは、口に出すのはちょっと恥ずかしかったりして、自分の心の中にだけそっとしまっておくものだったりするかもしれません。

時には、あれ?どこにしまったっけ、と時々見当たらなくなくなってしまったりするものかもしれません。

あるいは、道のりの途中で、知らないうちにどこかで落っことして・・・無くしてしまったりするものかもしれません。

でも、誰しも必ずいつかまた夢を描ける、というのが、人間の良さなのかも知れないな、と思ったりします。

その夢が、Dreamであっても、Goalであっても、大きくても、ささやかでも、いいと思うんです

だって、夢を思い描いている時、人は、きっと笑顔なんだと思いますから。

ではー。



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