![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5d/ca805ab8cabdce4762ee1b26d124dd0e.jpg)
「おい、見ろよ、すげーなぁ。」
「すごいねー。」
「知ってるか?これ、アジって言うんだぜ。」
「え?アジ・・・?これ、アジなの?あの、アジ?」
「・・・お、おう。・・・たしか、アジ。」
「・・・アジ・・・。ねぇ、ほんとに?」
「・・・うん・・・そんな気がする。」
「・・・ねぇお兄ちゃん。」
「ん?」
「わたし、なんかこれね、アジとはちょっと違うと思うの。」
「・・・そ、そうか?じゃ、あれだな。マグロだ。」
「・・・それは明らかにウソだと思う。それは、ないと思う。」
「(ぅぅ。)・・・じゃ、きっとあれだ。・・・ハマチかタイかコハダ。」
「どれよ(笑)。ってか、どれもきっと違うよね。お寿司たのんでるんじゃないんだからね。」
「すまん。うーん・・・じゃあ、アレか?ほら、あのー、・・・ホッケ。」
「・・・だからね(笑)、自分の好きなお魚言えばいいってもんじゃないと思うよ。」
「うーん・・弱ったなぁ。じゃあ、やっぱり、・・・アジ・・・だよ。」
「・・・。」
おしまい(笑)。
はい、どん![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/abanzai.gif)
。いやぁ、お兄ちゃん!実に惜っしい(笑)!
たぶんね、きみは「アシカ」って言いたかったんですよね(笑)
。これはアジじゃなくて、アシカ、ね。(←このシャレが若干苦しいか(笑))
でも実は、さらにもうちょっとだけ惜しくて、彼らは確かに同じアシカ科の仲間なんだけど、「オットセイ」、なの。正確にはこの子は「ミナミアフリカオットセイ」っていうんだよ。
でもアシカとオットセイは似てるから、なかなか見分けが難しくてねー
。せっかくなんで、確認しときましょう。
まず、大きいほうがアシカ、小さいほうがオットセイ。
鼻の長い方がアシカ、短い方がオットセイ。
あと、アシカよりもオットセイの方が、水の中に長くいることが多いから、より保温効果が高い、ぎっしりと密集した毛が生えててね、手にあたるところのヒレもちょっと長いの。
並べて見ないと分からないかもだけど、覚えておいて、お友達にも教えてあげてちょうだいねー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
。あと、アシカ科には一番大きな、トド、って仲間もいるよ。わかりましたかー?お兄ちゃん。
「うむ、了解![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ikari.gif)
。しかし、アジは好きだ。」
うん、僕も大好きだ
。しかし、オットセイはお魚ではないのだ。
って、・・・あれ?妹さんがいないよ・・・どこいった
?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/86/ba62130c3423dd4383ecf58594a0b335.jpg)
「あなた、・・・アジ、なの?」
『(イイエー(笑)
)』
なあんちゃって
。またしょーもなくてすみません(笑)。
しかし、今日も暑かったですね。水の中が羨ましく思えます。あんなに美しくは泳げないけれど。
ではー。