ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今まで、まだほんの数えるほどですが、犬や猫、鳥やハムスターや、それ以外にもあと何種類かの動物と、何度か生活を共にしてきました

そして僕はその子達との出会いを通して、それまでよりもより多くの動物達を、ずっと身近に感じることが出来るようになっていった、と思ってます。

一緒に生活をしないまでも、やっぱり一度でも会えば、ぐっとリアルに感じることができるようになります。そして会うたびに、どんどん、親しみも増していくものだと思います。動物達は先入観とか、無駄な敵意は持たないでいてくれるから、なおさら仲良くもなりやすいのです

確かに、もしも動物園(や水族館)なんてものが無ければ、生まれ故郷から連れてこられる動物も居なくなるだろうに、という考え方も、出来ます。でも、そしたら僕達は、へたしたら、いや、たぶん大多数の人達はまず一生、象やキリンやトラやライオンになんて、会えないかも知れません。チンパンジーや、サイや今日の写真のゴリラ(やっぱり住む場所を追われて、絶滅寸前とか(悲))・・・、それ以外にもきっと、ほとんどの遠くの住む仲間達を「リアルな存在」として感じることが出来ないかも知れませんよね

彼等は、どうしたって自然とは大きくかけ離れた不自由な環境での生活を強いられながらも、それでも僕達に、「出会い」のチャンスと、「考える」というチャンスを与えてくれている、いわば生き物界の親善大使みたいな存在ではなかろうか、と

そういう意味で、僕は「望むべく最高の環境」をキチンと整えてあげられていれば、動物園の存在は「是」である、という立場をとりたいと思っています。

そして、その「環境」を、今よりもさらにより良いものにしてもらうために、入園料なりのお支払いを通して、少しは協力できれば、とも思っているんです。「遠くから連れてこられました。でも、あまり誰も会いに来てくれませんでした。じゃあね、さようなら。」では、あまりにも可哀相すぎます。寂し過ぎます。切な過ぎます

「よ~っ!また会いに来たよ!元気でやってる?」って、僕は、何度でも彼等に会いに行きたい。そして「話」をしたいと思うんです。口で言葉は交わせないけど、きっと何か、通じると思うんですよ

だって、食べることが大好きで、寝ることがが大好きで、遊ぶことが大好きで、愉快で、でも時々ドジも踏んで、悩んじゃう時もあるけど、それでもやっぱり食べて、寝て。

ほらー、僕達と、同じですもんね(笑)。

昨夜のブログ、一生懸命、いえ、例えちょっとであったとしてもね、読んで考えて頂けて、ありがとうございました。「へぇ、そうなんだ。」ぐらいでもいいんです。とにかく「そういう現実が、現実としてある」ということを知っていただくだけでも、確実に力になると思うからです。

なーんてえっらそうに!書いている僕自身が、とかく浅知恵しか持っていない、オッチョ○・・・の不届き者なのが痛いところなのですが・・・(笑)。

とにかく目や科や、種族や仕事や年齢や性別がどう違っても、結局は皆同じ、たったひとつの地球に住む一員として、仲間として、、一緒に頑張っていきましょうね。どうかひとつ、これからも末永くよろしくお願いできればなぁ、と思う次第であります

ね?どうですか?ゴリラくん。

「花、キレイだなー♪。」

・・・ねー

ではー。



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