ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




動物園が、いまや「絶滅危惧種園」になりつつある、と聞きました。

絶滅危惧種・・・このまま放っておくと、この地球上から居なくなってしまう動物達。いや、・・・最初から放っておいてあげていたら、そもそもそんな危惧は無かったとも言えるかも知れないのですが。

例えば、おなじみのサイ。角が漢方薬になるということで、高値で取引きされるために乱獲されて、絶滅の危機に瀕しているそうです。なので、あらかじめ角を切り落としてしまうことで、密漁者の手からサイを守る保護対策なんてものが採られているそうですが、・・・ちょっと信じられないような話です。しかも実は、サイの角に実際に薬としての効能なんて無いんだそうですよ。そんな、まやかしの漢方薬の為に・・・

トラも、玄関や居間にその皮を飾りたいなどという、ちょっと特殊な神経を持った方々の存在があるおかげでですね、しかも、これがまた結構な高値で売り買いされる為、ほんのこの100年間で、なんと95%ものトラが、死にました。・・・いや、殺されました。現在、残りわずか5000頭あまりが、かろうじて各地に点在して生息しているのみだと言います。

そして我々に最も近い仲間でもあり、直接の祖先でもあります、チンパンジー。どの動物にとっても乱獲などはもってのほかですが、共通する大きな問題は緑の減少です。実は彼等もこのままだと、安心して住める森を失ってしまい、あと50年程で絶滅してしまうんだそうです。もしかしたら僕らがまだ生きているうちに、世界中からチンパンジーが全て死に絶えてしまってるなんて、想像できますでしょうか?ほんの50年後には、もうチンパンジーを図鑑の中でしか見ることが出来ないなんて。

動物の中には、知能が高く、道具を使って行動をするものが4種、あるそうです。

チンパンジー、カニクイザル、今日の写真のフサオマキザル、そして、・・・ヒトです。

我々も、確かに道具を使います。しかし、だからと言って知能が「本当に」高いのかは・・・。どうでしょう、いささか疑問を持たざるおえない事が多すぎるような気がしますが。

随分動物は死に絶えました。そりゃあ自然の流れで、やむおえず、というケースもあったと思います。しかし。

現在、全部で7725種もの動物が絶滅の危機にあるそうです。何が、彼等の大半を追いつめているのか。あまりにも、明白すぎて書くのは憚られますが、間違いなく50年後に居なくなっているのは、チンパンジーだけではない、ということですよね。

いかーん。出来ることを、もっと必死で探さなきゃいけないようです。かならず、しっぺ返しが来ます。ってか、仲間が居なくなるのが、とにかく寂しいです。ねー

では。



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