ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




原発事故で給食拒絶し弁当持たせる保護者

福島県つくば市でのニュースです。

『保護者から「食材は何か」「どこの産地のものを使うのか」などの問い合わせが相次いだほか、「子どもに給食を食べさせたくない。弁当を持参させてもいいか」との要望もあった。

 こうした保護者の不安解消のため、同市教委では4月から弁当持参を希望する保護者に「希望書」の提出を求め、給食を停止。

その間、給食費の徴収を中断する措置をとった。今月6日現在で25人の児童生徒が弁当を持参している。担当者は「給食時間に弁当を広げている子がいるのはどうかとも思うが、柔軟に対応せざるを得ない」と話す。』

 

「どうかと思う」のは、原発への対応や、自治体の対応だと思います。

僕は、保護者の反応や判断は、極めて正常だと思いますよ。

 

福島県の小学校では鼻血をだして倒れる生徒が続出してます

記事の中では、

「放射性物質を含んだホコリなどが入らないよう、窓を閉め切って授業をしており、暑さで鼻血を出す子が相次いでいると話す子もいた」

うーん。ちょっとよくわからないのですが、子どもの頃、暑いからといって、鼻血を出す子って、続出してましたっけか。

本当にこれ、暑さのせいなのかな。

 

そして、これからどんどん暑くなるというのに、今後、夏のプールの授業の見合わせなどが行われているそうですね。

福島県の小中学校、屋外プール使用せず

「福島市や郡山市など、13市の公立の小中学校およそ500校で今年の夏は屋外プールでの授業を行わない方針を決めました。」

なんと、冬の間貯まっていた、プールの水の排水すらできないようです。勿論、汚染されている恐れがあるからです。

計算によると、例の汚染水を貯める船で持っていってもらう必要のあるレベルのところもありそうだとか。

学校のプールが高濃度汚染水って。

子どもたちの楽しみであるプール。

すだれの向こうから、子どもたちの「キャーキャー」という、にぎやかな声が漏れ聞こえてくるのも、夏の風物詩の一つですよね。

それが、こんなかたちで・・・。辛すぎますね。

でも、その汚染水の貯まったプールのある学校で授業をやるというのは、考えようによっては、原発のあの汚染水の近くで教室を開いているような恐ろしさを覚えます。

勿論、空間線量などは、原発とは違うにしても、異常であることには変りありませんよね。日が射せば、常時水蒸気となって、微量でも立ち上っているはずですし、

強い風が吹けば、水が飛沫なって飛んでくる事もあるでしょうに。

 

もう、こうなったら、自分で線量を計って、安全性を確かめる必要がでてくる日も、もしかしたら近いのかもしれません。

でも、ガイガーカウンター(サーベイ・メーター、線量計も同義)は、高い上、品不足で半年~一年待ちで、なかなか手に入らないというような状況だそうです。

 

そんな中、実は、海外から大量のガイガーカウンターが提供されており、政府はこれを受け取っているにもかかわらず、

一般(必要としている自治体など)に配布などはせず、実はその大半が、まだ成田の倉庫などにそのまま放置されているかもしれないということがわかりました。

 

『会見中ジャパンTVの記者の質問に対して、細野豪志首相補佐官は「幾つもらったのかは把握して
いるが、それらがどういう風に配布したのかを詳細には把握していない」と答えた。
 会見上具体的な配布例として答えられたのは、東京電力が「210個がJビレッジにある」と答えたのみで
他は具体例などが示されず、細野氏は「把握できたらお知らせしたい」とのみ答えた。

 また記者が「中国から粗悪品のガイガーカウンターが流入して価格が暴騰している。日本の下町工場の

底力を結集して、子供向けの小型ガイガーカウンターをつくる気はないのか?」という質問をすると、「調べないと分からない」「需要と供給を調べて対応する」と答えるに留まった。』

ソース:http://live.nicovideo.jp/watch/lv50524691?(ログインが必要です)

 

 

このYoutubeの動画もこのガイガーカウンターの行方についてですが、これまた驚きです。

厚生労働委員会「海外からの放射線線量計の行方」2011.05.19-1

福島社民党党首が、官僚に対して、ガイガーカウンターの行方について質問をしているのですが、もう、回答がしどろもどろで、めちゃめちゃ。しまいには、議長に怒られています。

しかも、事前に質問内容は通達してあったというのに、まるで答えられない、というのは、どうなんでしょう。事前に、それなりの答えすら用意しておらず、

最初に子ども騙しレベルの嘘までついてますが、これで適当に丸め込めると思っていたのか、と、驚きです。

福島党首自体の好き嫌いや、思想の合致、不合致は置いておきますが、ともあれ、この動画では、さすが弁護士としての面目躍如といった追求っぷりです。

 

しかし、こんなに高いものを、大量に用意して、無償でわざわざ送ってくれた海外の方々、政府は、どう思っているでしょうね。

「困っていると思って、せっかく送ったのに、倉庫に放置で、数の管理もしてない?・・・ちぇ、なんだよ」と思われてなければいいのですが。

日本は今、どんどん、世界の信頼を裏切っているように思います。

 

 

というわけで、今日の写真です。

こうなったらですね、自作で、ガイガーカウンターを作ってみることに・・・

 

なんてね。

 

冗談です。これは、楽器の一部です。

違う種類の楽器同士で、その音と音を繋ぐための「MIDI」という機能のための機械です。

とあるシンセに搭載させるために、アメリカから個人輸入しました。

いたって平和な、機械ですよ。

出来上がりが、楽しみです。

 

ではー。



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