さん
これは、金曜日のお昼だったでしょうか。
引越しまで、二週間ほどとなった事もありまして、家にある食材を頂こうと思い、レトルトカレーにしました。
頂き物だったのですが、なにやら有名な地鶏を使ったカレーということで、「これはそのままでは勿体無い」と思い、
冷凍してあった鶏肉のひき肉でそぼろを作り、炒り玉子を添えて、親子三代カレー(笑)、という感じにしてみました。
うまーでした。
カレーもですが、そぼろラブ。
わあい。
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と、楽しいブログと行きたいのですが。
いい音楽を聴いてさ、戻るところは、こんな感じでいいはずなのにね。
でも、やっぱり、毎日、毎日、困ったニュースばかりが目に飛び込んでくるのですよ。
いやですねえ。
でも、現状を見ないわけにもね。
目を瞑って走り抜けるには、ちょっと距離がありそうですから、やっぱり、目を開けて見て行きましょう。
『福島第1原発:5号機の冷却用ポンプ故障』
またもポンプが故障とかって、ほんと困りますよね。
でも、一番びっくりなことは、
「仮設の海水ポンプが故障した」
・・・まだ仮設のままだったんですね。
「東電によると、28日午後9時ごろ、作業員がパトロール中にポンプが止まっているのを見つけた。」
・・・パトロール中に見つけた、って。警報とか、ランプとかで判ったんじゃないんですねえ。てっきり、中央制御室とかで、色々と制御できてるんだと思ってました。
人力ってことは、その人が見落としたら、終わりじゃないですか。
とか、これから放射性物質が出ちゃって、パトロール行けなくなったら、どうするんでしょうか。
つまり、まだこのレベルなんですよね、現場は。
勿論、想像を絶するような大変なことになっているのだと思いますが、要するに、・・・追いついてないんですよね。
こんな状況の中で、危険な最前線で作業されている現場の方々が、一番、もどかしいと思います(『作業員の被ばく検査 対象の40%以下』)。
政府や本店の方々のフォローなくしては、現場はますます酷くなるばかりのような気がします。
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【1㎏あたりのベクレル数(Bq/kg)】
************0.111 アメリカの法令基準(水)
************0.5 ドイツガス水道協会
************1 WHO基準(水)
***********10 WHO基準(野菜)
***********10 日本の3月16日までの基準値(水)
***********37 食品の種類に関係なく、子どもが口にしてもよい上限
(チェルノブイリ事故で子どもを診察した医師・ベルラド研究所)
***********40 原発から排出可能な、排水(汚染水)の限度基準値
**********100 日本の乳児飲用に関する暫定的な指標値(水)
**********170 アメリカの法令基準(飲食物)
**********210 東京都金町浄水場
**********300 日本の3月17日以降の暫定指標(水)
**********370 日本の3月16日までの基準値(野菜)
**********520 栃木県大田原市の「黒羽茶」(5/17採取)
**********570 神奈川県南足柄市「足柄茶」
**********580 福島県伊達市の「ウメ」の放射性セシウム(5/28)
**********650 福島県いわき市沿岸の「ムラサキガイ(ムール貝)」(5/16採取)
**********850 福島県いわき市沖のシラス(5/13)
**********870 福島県北塩原村のワカサギ(5/13)
**********890 栃木県鹿沼市の「板荷茶」(5/17採取)
**********894 茨城県境町の茶葉(5/16採取)
**********965 福島県飯館村の水道水
**********985 千葉県八街市の茶葉(5/20発表)
**********990 福島県いわき市沿岸の「ヤマメ」(5/17採取)
*********1000 WHO基準 ←餓死を避ける為に緊急時に食べざるを得ない非常事態時の数値
*********1200 福島県いわき市沿岸の「ワカメ」(5/16採取)
*********1530 宮城県丸森町の牧草(5/11採取)
*********1760 福島県内の山中の雪、標高約1100m(4月~5月採取)
*********2000 日本の3月17日以降の暫定指標(野菜)
*********2050 長野県長野市内、焼却灰のセシウム137(5/18)
*********3000 IAEA基準(水)(緊急時、ヨウ素131)
*********5250 神奈川県川崎市多摩区の浄水場の汚泥(5/17採取)
*********5950 千葉県流山市の浄水場の汚泥(セシウム)
*********8300 千葉旭市の水洗いした春菊(3/26)
********13000 福島第一原発から50キロの沖合の海藻アカモク(5/3)
********17000 茨城県ひたちなか市、下水処理場の汚泥の焼却灰(5/4)
********24000 東京都内の下水処理施設、4/25採取の汚泥の焼却灰
********54100 茨城の水洗いしたホウレン草
*******446000 福島市の堀河町終末処理場の汚泥(5/8)
******5190000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草
*****80000000 3号機から海に流出した汚染水(5/11に41時間で250トン流出)
***3900000000 3号機で作業員の足がつかった溜まり水
2900000000000 2号機の溜まり水
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うーん。気が遠くなりますね。
でも、これが、今の日本の現実なんですね。
とっても残念で、物凄く悲しいことですけれども。
そして、
『通常炉水の1万倍濃度=1号機地下のたまり水』
「1号機地下のたまり水の放射能濃度は、ヨウ素131が1立方センチ当たり3万ベクレル、セシウム134が同250万ベクレル、セシウム137が同290万ベクレルで、セシウムは通常運転時の原子炉の冷却水に含まれる放射能濃度の約1万倍だった」
つまり、通常運転している原子炉一万個分の放射能濃度の水が、今、まとめてあるんですね。
これ、1立方センチ・メートルあたりですから、上の一覧に直すと・・・えっと。
どなたか、数字に強い方・・・。
そしてこの汚染水、こちらの記事では、
「このまま上昇が続くとタービン建屋側へ流れ出す恐れがある」
とのこと。
そして、
『2号機取水口付近で放射性物質の濃度上昇 福島第一原発』
また海にも。
「シルトフェンスの内側」
とは言え、これからの梅雨、台風の季節。絶対に外に出ないなんて、・・・わけはないですよね。
最後に、ちょっと興味深い報告記事を。
『警告:東京など首都圏で低線量被曝の症状が子どもたちにおきているという情報』
記事に寄せられたコメント欄も、興味深いです。
お医者さんからの報告もあります。
鼻血を出している子ども、大人が、やっぱり沢山いるようですね。
あ、僕はそれ以降は大丈夫です。どうか、ご心配なくです。
でも、こんなに同時多発的に起こるって、偶然なのでしょうか・・・。いや、さすがに、ねえ
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そんな中、孫さんが。
『福島の児童の県外転校を希望する父兄の皆様へ、ご支援申し上げたく思います。ご連絡下さい。連絡窓口を作ります。』
すごい。子どもだけでなく、高校生、大学生も。そして父兄も一緒に受け入れます、とのこと。
政府より、100万倍、100兆倍、頼もしい!
ではー。