理不尽なことは、世の中に溢れているわけで、ある意味ね、「何を今さら」という感じなのかもしれませんが、
なんというか、こう、あからさますぎて、怒るとか、憤るというよりも、・・・まず、固まってしまいました。
『山本太郎、出演予定のドラマ降板に 反原発発言が原因か』
「25日夜、山本は自身のツイッターに、
「今日、マネージャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』だって。マネージャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね」
とツイート。
山本は 23日に、福島から来た子を持つ親たち100人を含む多くの人たちと共に文部科学省前に集結し、文科省が定めた学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回を訴えたばかり。わずか2日後のことだった。」
「23日(訴えに参加した日)、われわれの取材に応えた山本は、「電力会社はメディアの最大のスポンサーですし、さまざまな事情はあります」と言っていたが、言葉どおりの現実が彼を待ち構えていた」
なんというか、おかしな国ですね。
これが、海外から「良識にあふれ、にこやかで、争わず、穏やかで、常に礼儀正しい国民たち」とされる人びとの住まう国が、実際にやっていることなのですから。
誰かが「降ろせ」と言い、「そうですね」と決めた人がいる。
それを「仕方ない」と了解し、「あーあ、やっちゃったなあ」と、黙って見守る人たちがいる。
東〇そのものを非難したわけではないでしょうし、〇立、三〇、〇芝などの家電(&原発)メーカーの存在を批判したわけではないでしょう。ただ、
「子どもたちの未来を守ろう。福島の人たちに安全を。」
そう言っているというのに。
これを「ちっ、都合の悪いことを言いやがって」と思う人が、テレビの中(その裏側かもしれませんが)に、やっぱり、いたわけです。
しかも、その力が、物凄く強いんだということが、今回のことで、皮肉にも、またよくわかっていまいました。
「もう、自分に嘘を付きたくない」、と山本さんは言っておられましたが、
今回のことで、怖がって、こういった発言をしなくなる人が増えるでしょうか。
御用学者のようなコメントに、タレントさんも乗っかり、これから延々とテレビから流され続けるのでしょうか。
言い方や、表現方法は色々あるでしょう。
何か、模索できないものでしょうか。
というか、言論の自由がある国なのだから、どの立場に立っている人でも、堂々と意見を交わせばいいのではないでしょうか。
でも・・・表には出てこないで、黙って親指を下に向ける人が、やっぱり、いるのかもしれませんね。
今日、こんなことがあったそうです。
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モーニングバード(テレビ朝日の情報番組)での長島一茂のコメント
基準値ギリギリの野菜について出演者で試食
出演者「美味しそうですね~」
一茂「俺は食べない。安全かどうかはっきりわからないものを
カメラの前で食べて 視聴者に安全だというメッセージを送りたくない。
これを食べて本当に農家のためになりますか?」
出演者「……。」
司会「…ええ、さあ続いてのニュースは」
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そして、作家の室井佑月さんも、こちらはNHKの「あさイチ」で。
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『NHKで室井佑月が爆発(給食の地産地消はやめろ)』
「福島の子供は地産地消で福島産の野菜を食べさせられていて、体の中からも被曝している」
これを聞いてスタジオが焦って火消し
「福島の野菜は基準値以下だから」「市場に並んでいるものは安全なものだけだから」
しかし室井は発言を続けます
「基準値ギリギリのものを食べさせなくてもいいじゃないか」
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全員が、こういう方向性で話をしたら、どうなるんでしょうね。正論だと思います、もしかして、干されてしまうのでしょうか。
としたら、テレビの情報番組とかで、そこに残るのは、どういう人たちになるんでしょうか。
庶民の代表であったり、味方のフリをした、そうでない人々で固められてしまうのでしょうか。
そして、洗脳のように、その言葉を聞かされ続ける、僕たち国民はどうなるのでしょうか。
言論統制、世論統制、情報操作・・・。
自分をしっかり持ちましょうね。
しかし、色々と、困ったことになりましたなあ。
最後、全然関係ありませんが、なすパスタ、美味しかったです。
全ての食べ物を、安心して、心から美味しく頂けた日々が、恋しいです。
何年後でもいいから、とにかく収束・・・そして、終息して、欲しいです。
ではー。