ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ご覧ください。

このピッカピカのレスリースピーカー。

これは、香港で借りたものなのです。

それにしても、綺麗。

・・・キ・レ・イ

 

今回に限らずなのですが、安全地帯さんの海外公演では、

現地にも同じ機種がある場合は、それを借りることになっておりまして、

基本的にはシンセなどは、音色のデータをちゃんと持っていって移し替えれば問題ないのです。

 

 

なので、正面の二台、左側のもの、右側の中段のシンセはレンタルでした。

 

でも、難しいのがレスリーなどの、個体差のあるもの。

 

ちなみに、ミニモーグに関しましては、僕のものは、僕用に改造もしてありますので、レンタル品がたとえあったとしても、代用が利きません。

ですので、ミニモグは必ず、空輸、または船便にて運んでもらっております。

他には、正面のキーボードスタンドね。あの、「K-ANZENCHITAI」のロゴの入ったものです。

これも、高さが僕用に合わせて作ったものでして、ちょっと代用が利かないものなのです。

あと、実は椅子もなんです。一見、普通のドラム椅子のように見えますが、

こちらは高さが80㎝必要でして、市販のものでは60㎝~珍しくあったとしても70㎝程度までのものしかないのです。

ですので、僕の椅子は(ドラムの)タム用のスタンドの先っぽに椅子を付けた特別なものなので、

これも、いつも空または海を渡ってもらっております。

ミニモグなどはともかく、他のシンセを差し置いて、スタンドと椅子が海外旅行をしているのですね(笑)。

 

で、レスリーは、現地にあったそうで、これをお借りすることになったのです。

なんと、・・・香港に二台だけ、あったそうで、これはそのうちの一台。

 

音楽があれだけ盛んな国で、レスリーが国内に二台しかないというのは、正直、驚きでした。

あちらのミュージシャンは(特にプロは)、オルガンをどうやって弾いているのか、と思いますが、

でも、無いものは仕方ないので、皆さん、シンセのオルガンや、レスリーシミュレーター(レスリーの効果が出せるエフェクター。出せると言っても、・・・本物とは全然違います)なのでしょうね。で、それで「オルガンはこういうもの」となってしまっている。

 

だからこそ、こういった数台しかない本物も、レンタルにすらなかなか出ない、だからこんなに傷一つなく、綺麗・・・ということなんだと推測してみました。

 

・・・うう

 

S足学園音大のオルガン講座が終わったら、・・・香港に持って行って、同じことやろうかな。

そして、香港のミュージシャンを、底なし沼へご招待・・・なんてね(笑)。

 

 

さて、香港公演では、事前の日本でのリハーサルが無かった上、メニューにも香港到着後に変更があったりしたことから、

結構に入念に行われたこともあり(開場に入ってすぐから、開場直前の計4時間くらい、ステージにいました)、

写真などはほとんど撮れてないんですよね。

 

わずか数枚。

 

せっかくですので、それをご覧いただきましょう。

 

会場に映し出されているモニターを裏から。ワクワクしますねえ。

正確な数字は知らないのですが、7000人~8000人のお客様が満員。

チケットはほぼ即日完売だったとのことです。

そして、安全地帯さんの曲を、香港の皆さんが口ずさんで、楽しんでくれているのってね・・・凄い事ですよ。

日本から応援に来て下さった方々もいらっしゃったと思いますが、でも、9割以上は、現地のお客さんだったと思います。

安全地帯さんの、アジアでの人気は、本物ですよ。

 

そして、本日のサービスショット。

香港(&中国)からの合唱団の皆さんのリハーサルと、それを見守る安全の皆さま。

勿論、皆さん、香港&中国の子どもさん達。

綺麗な、完璧な発音で、「清く正しく美しく~♪」と歌っていました。

めっちゃくちゃ素晴らしかったです。

 

 

これは、ホテルのすぐそばのお店です。

 

なんで曇っているかと言いますと、また美味しそうな食べ物にありついた僕の喜びの涙で・・・

 

ではなくて、散歩から、ちょっとホテルに帰ってシャワーを浴びている間に、カメラが冷え切ったせいで(そのくらい、屋内は寒い)、外の熱で、レンズが曇ったのです(その位、屋外の湿度は凄い。なんと湿度85%(笑))。

 

僕は、午前中から、一人で街中を2時間ほど歩き回った後で、お腹も減っておりましたので、

「会場に、もしお昼ごはんの用意が無かったら」という想定で(海外ではありえるのですよ、ほんと)、

お弁当を買っていこうと思ったのです。

 

で、注文しようとしましたが、英語がまったく通じない(笑)。

漢字と、最後は現物の指さしを頼りに、ゲットしたお弁当がこちら。

 

持ち運びでちょっとご飯の側に押し寄せてきてしまいましたが、

チキンと玉子(玉子LOVE)のあんかけと、セロリとピーナッツの炒め物です。

 

・・・正直申し上げましょう。

 

もうね、

 

息をするのを忘れて一気に食べてしまったくらい、美味しかったです

 

これで、300円ほど。

 

そしてなんと・・・、

僕たちが着いたとき、会場にお昼ごはんは無かったのです!!!!!

 

・・・セ、セーフ

 

リハーサル前のサウンドチェックの時、武沢さんが「ケンちゃん、さっき食べてた、あのお弁当はどこにあったの?」と。

「えへへ。こんなこともあろうかと、さっき、買って持ってきたんですよー。」(やや、誇らしげ(笑))

 

(勿論、その後、サンドイッチが楽屋には届けられていたようです。僕はもう、その時はステージで機材のチェックと音色の準備でしたので、よくわからないのですが・・・。)

 

そして4時間のリハーサルの後、

 

ちょっと薄暗くて見た目がよろしくありませんが、このケータリングが、

また、

爆発的に美味しかった。

一番奥の器が、三杯おかわりした、マッシュルームスープです。熱々で、香り豊かで、最高でした。

手前のディッシュは、二杯、おかわりさせて頂きました。

マッシュルームのグラタン、チャーハン、白身魚の照り焼き、茶わん蒸しのようなもの、春雨サラダ、茄子とパプリカとトマトの冷菜(←これがまた美味しくて、ビックリ。生まれて今まで食べた野菜の冷菜の中で一番美味しかったといってもいいでしょう。特に焼いたトマトが半端じゃありませんでした。)

 

うおー・・・お腹へってきた・・・まじでー

今から香港行きたいー。スープだけでもー

 

ではー。



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